WBC世界一の余韻が抜けやらぬ昨今ですが、いや野球選手のタイプも昔とずいぶん変わったものだと思います。
そういえばダルビッシュ選手が10年前につぶやいた…
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ」という言葉を、最近またよく耳にしますが、まあ真理ですよね。
同い年くらいの知り合いで、野球少年だった人が「試合中はベンチで座ってはいけない」なんて意味不明のルールを強いられていたと言ってましたが、まあ私の若い頃はそんなものばかりでした。運動中は水飲んじゃいけないとか(笑)。
私たちの少年時代、いわゆるスポ根ものというのが全盛時代でした。
その代表格が「巨人の星」に「あしたのジョー」ですね。夢中で読んだなあ。
どちらも名作で抜群に面白いんだけど、野球とボクシングについて言えば、ほぼ素人による原作と作画です。
だから読んで楽しむ分には良いけど、本気で野球やボクシングをやろうという少年たちにとっては、「普通に嘘つく 」マンガでした。
最近ではボクシングのチャンプでも「あしたのジョー」を読んでない時代なので、これはかえって良いことかもしれません。
なんせ真に受けると誤学習満載の作品ですから。
ところが世の中にこうした誤学習がなくなったかと言えば、そうではありません。
WBCで世界一を取る選手や監督らスタッフは、そんなんじゃ勝てないことを知ってますから、最良最短の選択肢を取ろうとしますが、一般の人々はそうではありません。
一般社会の中では、たとえばマラソン選手なのに、バーベルばかり上げてることを普通にしていたりします。それ、こだわるところが違うだろうって。
ちょっと我田引水になりますが…
・コロナが去ったあともマスクをし続ける。
・鉄道会社が「エスカレーターでは立ち止まってください」と再三アナウンスし、張り紙をしているのに、エスカレーターを歩く人たちに忖度して、片側を空ける。
・隣の大国たちの無法な行為を横目にしながら、「9条死守」「話し合いで」「軍縮を唱える」などのスタンスを変えない。
変えない理由はいろいろあるでしょうが、これらの根本は思い込み、誤学習&思考停止にあるように思います。
とりとめもない話になりましたが、みなさまはどうお考えになるでしょうか。
続きはまた後ほど。