多少、シモの話になってしまいますが、旅の際に注意したいのがやはりご不浄をどこでするかです。
これが発展途上国などの場合は、かなりの覚悟が必要だったりしますが、そこは文明国。心配ご無用・・・と行きたいところですが、各国のトイレ事情は微妙に違い、なかなか日本にいるようなワケには行きません。
日本なら最近は公衆トイレでもウォッシュレットが設置されてますが、まだまだ海外では普及が行き届かない。
ちゅうか、カルシウムの多い欧州の水だと詰まることもあるようですし、コンセントをトイレに設置する発想がないなど、インフラ面で問題があるようです。また国によってはウォシュレットごと盗まれる危険があるので、公共の場の普及はまだまだ難しいようです。
14年ぶりのイタリアで驚いたのは、男子トイレに立って行うタイプのものが少なくなり、すべて座るタイプの便座が設置されてることでした。
欧米の男子小用は、足が届かないで難義することが多かったので、私のような者にはこれは有難いかな。欧米も小さい人は相当数おりますので、配慮があったのかもしれません。
ただ、こちらは便座がないものが多く、それが男子用だけかと思ったら、ローマまで南下すると、女性用も便座がないものが多かったとか!
これは日本女性にとっては大問題。
反対にむこうの女性はどうしているのやら。上品なご婦人が、涼しい顔で便座のないトイレから出てくるようでした(妻談)。
ちなみに、きれいなバルとかリストランテはきちんと便座が設置されていて、清潔そのものだそうですから、旅行する際はその点ご注意いただければよろしいかと思います♪
帰国して羽田のトイレのウォシュレット完備、便座クリーナーなど、至れりつくせりの配慮に「やっぱり日本のおトイレは世界一」と実感した次第です。