↑ こちらは今日の日経の朝刊。以下リンクは毎日新聞です。
昨日、ネットで拾った記事がこちら。
大相撲初場所:白鵬「なぜ取り直しなのか」審判部を批判
うーん。
大鵬の記録を抜いた大横綱が何でこんなみっともないことを言うのだろう。
最初の一番は、稀勢の里の勝ちはなかったと思いますが、画像で見る限りはほぼ同体です。取ってる本人は、どちらが先に落ちたか本当の意味ではわからないはずだし、ましてそれを決めるのは力士ではなく、行事であり審判部です。
と思って読んでいたら、案の定翌日こんな記事が同じ毎日新聞に。
大相撲:白鵬の審判批判に北の湖理事長が苦言
口はばったいようですが、これは白鵬におごりが出てきたといわれても仕方ないでしょう。以前から所作などで言われてきたことでありますが、ここに来て33回という偉業を成し遂げたということで、まわりに言う人がいなくなったのか。
それとも本人が聞く耳を持たなくなったのか。
「反省すべきは本人」というのも北の湖理事長でないと言えないのかもしれません。
33回という優勝回数。
記録は記録なので、それ自体は立派なことですが、王貞治氏は日経の「私の履歴書」ではハンク・アーロンの記録を抜いたことは、日米では球場の大きさや選手も違うので、私自身は記録と言われても、それを強く意識はしないようにと考えていたと言っています。
さすがは王さん、どこまでも謙虚ですわ。
よく言われるように大鵬の時は、柏戸という最強のライバルがいましたが、今はそういう力士がいない(できれば稀勢の里にそれをしてほしいのですが)。
ともかくも白鵬が最強の横綱であるのは、誰もが認めるところなのですから、強い人にはもっと立派な言動、立ち居振る舞いを願いたいもの。
また、奢れる者は久しからずと、この横綱を引きづり降ろす力士が早く出てきて(何度も言うけど、きせにそれをして)ほしいものであります。