小暮満寿雄 Art Blog

ダジャレbotと間違われますが、本職は赤坂在住の画家です。作品の他お相撲、食やポリティカルな話も多し。右翼ではありません

横山光輝の「三国志」

2007-08-17 20:05:20 | Weblog
いや、暑い暑い。暑いとビールが旨いようなものだが、ここまで気温が高いと酔いが回るのが早く、昨日はビール1缶でまわってしまった。本日は早々食事を済ませて休肝日です。
今日は台湾から帰って、はじめて編集長との打ち合わせ。といっても原稿はどんどん送っているので、確認という感じ。「この調子で書いていきましょう」とのことで、一安心。
打ち合わせのあと、実家にちょっと顔を出したところ、親父の介護士さん・母の主治医・濯機を取り付けにきた業者さんに、私が加わった来客の嵐! けっきょく洗濯機の取り付けを、食器棚の移動や掃除をして手伝う羽目になる。この暑さだもの、すごい汗が吹き出て大変でした。
ところで最近、わが家では横山光輝の「三国志」がマイブーム。先日、嫁が全30巻(最初のバージョンは60巻!)を購入したのだが、昨日読了。以前に全部読んだことはあるのだが、登場人物の名前は覚えてない者が多く、なかなか新鮮でした。
横山光輝先生は諸葛亮孔明がお好きだったみたいで、孔明を描いている場面は筆力を感じ、読みながらついつい感情移入する。だが、よくよく考えると、孔明も瀕死となった敵の総帥に、侮辱の手紙を送って怒らせ、憤死させるといった、戦とはいえなかなか汚い手口を使っており(私はけっこう好き♪)・・・いやはや中国人の権謀実数には恐れ入るところ。秦から漢の時代というのは、中国人のアイデンティティが形成された時代というが、三国志はその漢王朝が滅びる時の話。読んでおいて損はありません。
近いうちに、横浜の関帝廟にも行ってみよう。
コメント (2)
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