ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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腰痛:患部は後で診る 「DVDセミナーで道標を!」

2019-01-24 08:16:02 | 診断即治療と虹彩学
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左足先が左に倒れているのは左骨盤が開いています 



七星異論での基本実技を使うと、いろいろなものが見えてきます。
たとえば、上の写真を見てください。
軽い腰痛がある方です。

左の足先が左に倒れていますよね。
これは、左の腸骨が左に捻じれていると考えます。
この場合は、右の腸骨が内側に捻じれている(巻き込んでいる)場合もありますが、その場合は、右の腸骨内側を押えると痛みがあるので、すぐわかります。

では、この状態を治めるにはどうしたらいいでしょうか。

方法はいろいろあります。
簡単なのは、横座りになってもらい、手の甲のツボを使って骨格矯正する方法です。
しかし、いちいち起き上がって座ってもらうのも申し訳ないので、他の方法を考えます。

たとえば、左の膝を立ててもらい、膝を内側に倒して(内旋して)、柄tの甲のツボを使う方法。
右の膝を立ててもらい、外側に倒して(外旋させて)、手の甲のツボを使う方法。
左の腸骨が前傾している場合が多いので、左腸骨の前傾を調整する方法。

伏臥になってもらい、仙腸関節を調整する方法。
同じく、股関節を調整する方法。
(仙腸関節や股関節の調整方法に関しては、後のDVDで解説してあります)

もちろん、背部兪穴に刺鍼して、脊柱起立筋の過緊張を調整してもいいのですが、その方法は素人っぽいし、確率も良くありません。

ここで注意してもらいたいのは、評価(検査)の方法です。
この状態を見て、すぐに「左の腸骨」と判断できるといいのですが、それができない場合は、「動診」という方法を使います。(動かして診断する方法)
それは、『七星鍼法の基本実技』のDVDで解説してあります。

状態を見て診断(評価)ができない場合は、ちょっと手間がいるわけです。
でも、動診に従って、一つ一つ矯正していけば矯正できますので、慣れないうちはそのように一つ一つ矯正していけばいいわけです。

そこでポイントとなるのは、「腰が痛い!」と訴えられた場合、多くが「腰に原因はない」ということです。
腰椎が歪んでいてもです。
そんな場合は、多くが腰から離れた部位に原因があるので、それを見つける訓練をすることです。

上の写真のように、片足が外側に倒れる場合、膝痛も出やすいので、仮に「膝が痛い」と訴えられても、上記のような方法で、歪みを調整してみてください。
全てとは言いませんが、患者さんは
「えっ?」という顔をして笑ってしまうずです。
瞬時に歪みが取れて痛みがなくなるからです。

筋骨系の矯正方法はたくさんありますが、七星鍼法での基本実技を理解すると、原因追及がしやすいので、矯正も上手くいきます。
治療テクニックだけをいくら勉強しても、根本的な原因の見つけ方(評価法)がわからないと、テクニックだけを(小手先だけを)追いかけることになりますので、一度基本的なことをしっかり勉強することを考えたほうがいいです。

それが「近道」になるからです。

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