ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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鍼灸治療の検証方法「DVDセミナーで道標を!」

2019-01-06 10:56:15 | 診断即治療と虹彩学
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肘関節は七星論で「金」に属します 



論語に、
【子曰く、故きを温ねて新しきを知る、以って師と為るべし】というのがあります。
これは、「古くからの言い伝えを大切にして、新しい知識を得ることができれば、ヒトを教える師となることができる」という意味です。

東洋医学の古典である『黄帝内経』や『難行』『傷寒論』などという古典は、大切にしなければなりませんが、大切にするだけで止まっていては発展がありません。
「古典を調べて新しい知識を得る」ことが、師となることだと私は理解しています。

そこで「伝統」ということについて考えてみると、「伝統とは改革をしながら伝え継がれるもの」ではないかと考えます。
たとえば、歌舞伎は「伝統芸能」ですが、時代に合わせて変わってきたようです。
同じように、鍼灸の世界でも基本的なことは「守って」も、テクニックに関しては変わってきているようです。

つまり、「故き」(ふるき)を「破壊して」、進化させながら「離れていく」という文化であると考えます。
それは茶道の千利休の「利休道歌」にある、「規矩作法 守り尽くして破るとも離るるとても本を忘るな」を引用したもののようですが、「改革」のことを言っていると思います。

即ち、「守・破・離」ということで、それが「伝統」ということだと思います。

ですから、人体惑星試論(通称・七星論)は、古典を粗末にするわけではなく、「古典を大切に学びながら、改革を加え、新しい理論や技術を開発しながら離れてきた」理論と実技になるわけです。

たとえば、古典には、ツボの検証方法なんてものはありません。
脈診で「検脈」という言葉はありますが、主観的な確認になるので、検証方法とは言い難いのです。

ですから、鍼灸の世界では、多くが、古典に書かれた治療法を「鵜呑みにして治療している」と言っても過言ではないと思います
「本に書かれていたからこのツボを使っている」、では、患者さんを実験台にしているようなものだと考えているわけです。

治療師は、「その治療法は正しいのか」と常に、自分に問いかけながら治療をする必要があると思うのです。
そのために考えたのが、「経絡筋力テスト」というもので、私たちは、この経絡筋力テストを使いながら、経絡の流れや相生・相剋の関係、ツボと骨格の関係、ツボの有効性などいろいろな実験をしてきました。

つまり、
「何故、そのツボは効くのか」という問いに対する答えを準備してきたわけです。
実験をして見せて、ツボ刺激による変化を証明すれば、目に見えない経絡も説明できるようになると考えてきたわけです。
それが、ここでお話する「鍼灸治療の検証方法」になるわけです。

人がやったことを真似すれば、「責任を持たずに」話をすることができます。
しかし、ヒトの身体に触る仕事は、常に責任を持つ必要があるはずで、そのための検証方法が必要だと思います。

私の知る限りでは、私が発表するまでは、このような「経絡筋力テスト」というのはなかったと思います。
あったかも知れませんが、私は知りませんでした。
また、あったとしても、多分、断片的な方法ではなかったかと考えています。

今年から、「DVDセミナー」を開催して、私の講習に参加できなかった遠方の方や時間のなかった方々にも、人体惑星試論(通称・七星論)を知ってもらい、病を治したり、治療方法の勉強をしたりするための「近道」になればと考えてこの企画を組みました。

この検証方法を知ると、確実に治療技術が高くなると考えていますので、できるだけ多くの方々に知ってほしいのですが、ただで教えると、簡単に捨てられてしまうので、ただにできないのは残念ですが、価値あるものだと考えていますので、ご了承ください。

このテクニックは、『七星鍼法の基礎実技』というDVDに収めてありますが、この企画に参加される方々には、お礼として配布していくつもりです。
現在、この企画を進めるために、専用のホームページを制作しているところですが、ホームページが完成しましたら、ご案内させて頂きます。

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