ハリックの診断即治療&虹彩と、Kenさんの経済学&スケッチ

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腰痛:経絡筋力テストの使い方 「DVDセミナーで道標を!」

2019-01-22 12:01:53 | 診断即治療と虹彩学
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この姿勢が困難という場合には右背や腰の筋肉が緊張しています 



多くの人が経験する症状に腰痛があります。
腰痛が起こった時の評価(検査)は、最初に捻じれを診るのがいいと思います。
と言っても、歩けないとか、歩くときは前かがみでしか歩けない、という時には、炎症がひどくなっていますので、素人が下手なことはしないほうがいいです。
(素人でも方法はありますが、それは次の段階です)

そして、「腰痛」があるからと言って、腰を揉むのも感心しません。
理由は、先ほども言ったように炎症が起こっているからで、炎症の起こっている部位を揉むと、その時は良くても、時間とともにひどくなってしまう場合があるからです。

では、どうしたらいいのかと言いますと、最初に評価(検査)をします。
立ったまま、或いは寝たままでいいので、左右に腰を捻じってみます。
上の写真は、寝た状態でゆっくり腰を捻じっています。
その時、立てた膝を左に捻じのが困難という場合には、右の腰や背中の筋肉が緊張しています。

これは立位でも、座位でも同じですので、どこに原因があるかを考えればいいわけです。
このような場合は、多くが肝臓に原因があるのですが、時には右の腎臓や上行結腸、或いは子宮や卵巣に原因がある場合もあります。

さて、ここで問題です。

この場合に、仙腸関節や股関節はどうなっているのでしょうか。
はい。
その通りです。
それらの関節の動きは悪くなっています。

ですから、仙腸関節や股関節を調整しても腰痛はある程度治まります。
もちろん治ってしまう場合もありますが……。
七星鍼法でも股関節や仙腸関節の調整は行います。
私は時間があれば、仙腸関節や股関節も診ますが、時間がない場合は、指で行う「骨格調整鍼」を使います。

腰を左右に捻じらせて、動きの悪い方に倒したまま、手のツボを刺激するのです

「ここを指で押しますが、ちょっと痛いですよ」と言いながら、パッと押し、

「はい。今度はこちら側に倒してください。そして再び先ほど動かしにくかったところに膝を倒してみてください。どう? 動きやすくなった?」

「あれ? 痛くないです。えっ?」とたいていの人は笑います。(^_^;)

これで腰痛は、半分以上治まっています。
しかし、それだけでは終りません。
それだけで終わると、すぐに再発させてしまうからです。
ですから、その後に原因となっている筋骨や臓腑を整えるのです。

これは基本鍼法を学んだ人なら簡単に理解できるはずです。
何故なら、「基本」だからです。
何故「基本」かというと、歪みは中心(この場合は脊椎)から起こっている場合が多いので、その中心を整えることで、枝葉まで整います。

(私の場合)筋骨系の勉強をしていると、この基本を忘れてしまい、「部分へ、部分へ」と枝葉に走ってしまうこともありました。
そうなると、細かい所だけに目がいき、「本質」が見えなくなります。
わけがわからなくなってしまうのです。

そんな場合は「基本に帰る」ことを思い出すようにしました。
この基本を私は30年以上も使っていますが、この基本を覚えていると、他の検査法(評価法)や矯正法が見えてきます。

つまり、「どこの検査(評価)をしているのかな」ということがわかってきます。
次々発表される「治療法」も、この基本で理解できます。
実際、私も良く新発売されるDVDを何十本と買いましたが、常に基本から考えるようにしているので、「手を変え品を変え」のように思えてなりません。

だからそれを「基本」というのです。
それがわかれば、矯正は楽なものです。
矯正も基本に従って行えば、上手くくからです。
そうすることで、早く、確実に、治療テクニックを身に着けることができると考えるのです。

つまり「近道」です。

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