漂着の浜辺から

囁きのような呟き。

一色海岸

2006年09月29日 | 三浦半島・湘南逍遥


 今日は久々に平日の休み。
 それで、夏の喧騒が過ぎ去った葉山に、一人で出かけることにした。
 夏は、喧騒と、交通渋滞で、ちょっと近寄る気になれない場所だが、秋には本当に素敵な場所だ。

 森戸海岸から長者ヶ埼まで歩く。
 写真は、一色海岸。
 おそらく、三浦半島で最も美しく、ゆったりとした砂浜。
 陽が傾き、空の青さが次第に深くなってくる時間には、郷愁に包まれて、ちょっとこみ上げてくるものがあるほど。

 ここで、ちょっと泳いだ。



 写真が、一色海岸と長者ヶ埼海岸の間にある岩礁の辺りで撮影したもの。これで、沖合い50メートルくらい。
 もっといろいろと撮るものもあっただろうという感じなのだが、曇っていたこともあって、いや、本当は腕が悪いせいなのだろうが、あんまりよい写真が撮れなかった。海鳥がいっぱいいて、何かを探している感じだったので、期待したのだけれど、実際は、まあ、それほどいろいろある感じでもなかった。フグがやたらと多くて、行灯くらげも結構出ていた(後でちょっと入ってみた長者ヶ埼などは、かなり大量発生していたようだ。壁のように立ちはだかる行灯クラゲの群れに、避けるのが面倒になって、すぐに止めてしまった)。あと、警官が、ずっと見ていたしね。ちょっと落ち着かなかったせいもあるかもしれない、と言い訳。