遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

モーツアルトの陰謀

2011年05月02日 11時34分01秒 | 読書

      モーツアルトの陰謀     スコット・マリアーニ(著)2010年10月発行


   「ベン・ホープ」シリーズの第二弾。
   
   大学で宗教学、神学を専攻するも、途中で軍隊に入り、特殊部隊員となった
   すぐれた能力があって、繊細で、タフさと傷つきやすさを兼ね備えた主人公
   「ベン(ベンジャミン)・ホープ」が大活躍する映画のように映像的な
   サスペンス小説です。
   モーツアルトの死をめぐる疑惑と友人の死、美しいヒロインとオペラの魅力、
   目に見えぬ敵、悪との対決するヒーロー、背筋が凍るような暴力的シーン・・・
   と推理とサスペンス満載の一冊。
   スピーディーな物語の展開に息をつく暇なく、一気に読ませてくれます。

   内容は、
   「ベン」の軍隊時代の旧友「オリバー」が不慮の死をとげ、
   彼の妹でオペラ歌手でもある「リー」に呼ばれ、図らずも「オリバー」の死の
   謎を探ることになる。
   調べていくなかで、オリバーが追いかけていたモーツアルトの書簡と、
   死の直前にリーに送ったCDの存在を知ることとなり、
   二人は、何世紀も前の「モーツアルトの死」の謎に巻き込まれていく。
   ヨーロッパを舞台に、オリバーの死の真相に迫ろうとする「ベン」と「リー」に
   モーツアルトの時代から現代に続く恐ろしい魔の手が迫ってくる。

   まあ、とにかくタフなだけではなく繊細な「ベン」が超カッコイイのです。
   『007』的なアクションに、知識と繊細さをプラスしたような感じかな。
   読んでいる途中から、これは映画になるな~、と思っていたら、
   予想通り、映画化が決定しているそうです。

    わがまま母
   
   
   

   
   
   
   
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする