遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

スクール 火曜版

2020年07月28日 16時42分49秒 | スポーツ

  7月28日(火)雨

  ずっと雨でしたが、どんどん雨脚強くなってきて大雨警報に。

  うちの庭が小さな沼だらけに。(水はけ悪いため)

  ↑盛り付け下手で見た目の悪い一品はゴーヤチャンプルーです。

  ゴーヤ、豚肉、豆腐、生キクラゲ、と栄養価は高く味はいいのですが

  今回はさすがに見た目が悪すぎですねえ。。。

  さて、気を取り直し、、、今週のスクールは『バタフライ』です。

  先週のクロールに続いて、バタフライも“姿勢”と“姿勢の維持”を中心に

  練習しました。

  今日のコーチは、早々に練習量を諦め、説明と解説に注力!

  なので、アップ後、スクール前半で泳いだ距離が、たった100m

  今回のバタフライのポイントは、背中(広背筋の下付近)を使って

  両手を前にしっかり伸ばした姿勢をキープ! この一点です。

         〈バタフライ・ドリル〉

 ① ドリル 25×2  キック?  理想の姿勢を作りキープ

       軽くキックを打ってそのまま伸び(進み)を確認、を繰り返す

        キック後腰が水面に出た姿勢で両手しっかり前へ伸ばした姿勢

        (両手、水面下に向かわず、前に進むように)

 ② ドリル 25×2  コーチの動きを見て説明聞いてから、再度①を繰り返す

 ③  壁を蹴らず、浮いた状態からストリームラインを作りキープする

    次に、顔を上げてストリームラインをキープする(足が沈まぬように)

 ④ プル 25×2    ブイ挟んで バタフライのプル

         ※ 前へ伸びる姿勢を意識して!

 ⑤ スイム 25×4 1:10  ドリルを踏まえ、正しい姿勢でスイム

         ※ 背中(広背筋下)をしっかり使って姿勢キープする

 ⑥ スイム 50×3  1:40 ch

  total 750m(アップ&ダウン含め)

  泳いだ距離はかなり少なめですが、母的には納得の内容でした。

  普段、ほとんど意識したことない背中の部分を使ったので、

  この後、我ら熟女のボディにどんな症状が現れるのか、、、不安

  とにかく、今回の背中を使って前へ伸び姿勢を作る、に加えて

  胸を使う動作へ繋がっていくと、個人的には、

  かなりいい感じの泳ぎになるイメージが・・・

  ただ、背中も使いつつ、だいぶ腰も緊張して使っていたので、

  どうか腰痛が出ませんように

   わがまま母

  

  

  

  

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スクール 土曜版

2020年07月25日 15時06分12秒 | スポーツ

 7月25日(土)雨&曇り

 ジメジメしてチョッと肌寒い梅雨の週末。

 そもそもこの4連休は東京オリンピックのための休み。

 それがコロナ感染で中止になり、GO toキャンペーンも不手際でドタバタ、

 加えて悪天候と、色々と心配になる昨今。

 さて、4連休もステイホーム、自粛要請の東京に住んでる娘から

 母のおやつにと焼き菓子がいっぱい届きました↑↓

 

  娘がSNSのティータイム写真にカヌレを載せていたので、羨ましがったら、

  マドレーヌやフロランタンなどの詰め合わせの取り寄せを手配

  してくれて(´∀`*)

  お砂糖やバターたっぷりの焼き菓子は、肥満の大敵なのですが、

  誘惑には勝てず、早速、1日一個づつ味わっております

  ごちそうさま〜

  さて、今日のスクール『クロール』は、火曜スクールと同じく、

  ※ 下半身が下がらず、まっすぐな姿勢をキープし、

    肩甲骨からしっかり腕を伸ばしてキャッチする!

    をテーマに練習しました。

    【メニュー】

 w-up 100×1  3:00 ch  up

 kick  50×2  1:50  ch  up   ↓

 swim  50×2  1:40  ch  up   ↓

  drill  25×4 1:30  Fr  Hupスカーリング(前)ドッグプル(ブイ無)

 drill  25×4 1:10  Fr ブイ無しプル

           ※前への重心を意識する!

 drill  25×4 1:00 Fr  ブイ無しプル12.5m+スイム12.5m

 swim  50×5  1:40 Fr Form  ※ 重心を意識しながら

 swim  50×4  1:40 ch  IN Time

 swim  25×5  1:00 ch  EH/HE/H/E/H

 down  75×1

 total  1,250m

  火曜も母には難しかったヘッドアップ・ブイ無しスカルのドリルが

  今回も思うようには出来ず 

  顔を上げると、どうしても足が沈んでいく。。。

  「動きながらまっすぐ正しい姿勢を維持できない、というのは

  問題があるからです! 

  ストリームラインができるからと勘違いしてはダメ!」

  と、コーチから厳しめの指摘がありました。

  確かに、、、ただストリームライン姿勢で浮けている状態と、

  動作が加わり動いている状態でストリームラインと同じ姿勢が

  キープできるか、、、は違います。

  母の場合、壁を蹴ってストリームラインで12.5mならキープ

  出来るのですが、動きが加わると姿勢が維持できず。。。

  上半身を動かしながら水面と平行なまっすぐな姿勢を作り

  キープすることが出来ていない、ということです。

  まだまだ、練習しなくちゃないことが沢山あるってことね〜

  大変だけど、だからこそ面白く楽しいのかな

    わがまま母

  

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罪の轍

2020年07月23日 16時41分15秒 | 読書

     罪の轍  奥田秀朗(著)2019年8月発行

 昭和の事件で、母の印象にも強く残っている『吉展ちゃん誘拐殺人事件』を

 題材に描かれた長編作。

 東京オリンピック開催を目前に、東京の至る場所で突貫工事が進められ

 新幹線の工事が急ピッチで行われていたオリンピックの一年前の事件で、

 連日テレビや新聞で報じられ、日本中が大騒ぎだったのを記憶している。

 小説なので事実とは違うものの、着眼点、人物描写、組織洞察、構成力、

 全てに優れていて、読み応えのある力作でした。

 ただ、運悪く、読んだ時期がコロナ禍真っ只中だったもので、

 正直、徐々に気分が随分落ち込んでいくのが否めず。。。

 今年の、せめて春前に読んでいればよかった。

   母

 内容を忘れぬよう、とりあえず、出版社の案内文と著者のインタビュー記事

 の一部を転記しておく。

 東京オリンピックを翌年に控えた昭和38年。浅草で男児誘拐事件が発生し、

 日本中を恐怖と怒りの渦に叩き込んだ。事件を担当する捜査一課の落合昌夫は、

 子供達から「莫迦」と呼ばれる北国訛りの男の噂を聞く――。

 世間から置き去りにされた人間の孤独を、緊迫感あふれる描写と圧倒的リアリティ

 で描く社会派ミステリの真髄。

 — 以下はインタビュー記事の一部

 北海道・礼文島で昆布漁の親方の下で働く宇野寛治は空き巣の常習だった。

 地元にいられなくなり、本土に流れ着くと、同じ手口で犯罪を繰り返し、

 子どもを手にかける残虐な犯行へと至る。

 社会全体が五輪に沸くなか、「莫迦(ばか)」とさげすまれ、

 行き当たりばったりの行動を繰り返す宇野は、時に哀(かな)しく映る。

 物語で人を裁くことは決してしないのが奥田さんのモットーだ。

 「誰でも事情があるし、こいつなら何を言うかと想像しながら書く。勧善懲悪

 みたいな物語は僕には書けない」

 事件が複雑化し、世間の耳目を集めたのは、電話機や自動車などを使った新しい

 時代の捜査に不慣れだった警視庁が不手際を重ね、情報公開に踏み切ったからだ。

 テレビで全国に放送され、匿名の電話通報が相次いだ。

 「日本人が最初に経験した劇場型犯罪。マスコミが大騒ぎして犯人捜しをしたり、

 いろんなやじ馬が名乗りを上げたり。いまのワイドショーがやっているようなこと

 が始まった事件だった」。

 足で稼いできた刑事たちが大量の情報提供に振り回され、被害者宅への

 誹謗(ひぼう)中傷が続く描写に、現在の社会の原型が見え隠れする。

 「電話が普及して匿名でものを言うことを覚えたことから始まり、

 もっと膨張して、みんながインターネットで発信し、炎上する時代になった。

 昔は、誰からも意見を求められなかった人たちが意見を言っている。

 民主的だけれども、攻撃の加減がわからないから、徹底して追い詰める」

 —

 

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スクール 火曜版

2020年07月21日 14時52分27秒 | スポーツ

  7月21日(火)曇り

 雨が降ってないだけマシといった感じの曇天の空模様です。

 最近の陸奥は最高気温が20℃にも達せず、寒がり母は震えて風邪気味に。

 冷たいお蕎麦にするつもりで準備していたのですが、

 急遽、具沢山の熱々汁蕎麦に変更!

 さて、今日のスクールは『クロール』なのですが、参加者が超少なく

 ゆっくりとコーチの説明を聞きながら、じっくり練習!でした。

 ポイントは、コーチとしては「プル」の予定だったらしいのですが、

 スカーリングから、徐々に姿勢の復習になっていった感じ?

   〈クロール・ドリル〉

①プル  ブイ無しで、ヘッドアップ・ドッグプル・スカル

      ※ ストリームラインのイメージでしっかり肩甲骨を伸ばし

        下半身が沈まないよう腹圧をかけ、重心を前にして

        スカーリング

②プル  ブイ無し、水中プルスカーリング

      ※ ①のスカルの上半身の形を意識し、足沈まぬように

③プル  ブイ無し ②の水中プルで12.5m→12.5mプル

      ※ 足は動かさないで!

④ドリル    ブイ無しでクロールプル12.5m→12.5mキック入れスイム

      ※ お腹締めてしっかり腕を前へ伸ばして姿勢をキープ

⑤スイム 50×3 1:50 Fr ドリルを意識してスイム

      ※ 重心を確認しつつ、姿勢をキープ、しっかり伸びて

⑥スイム 25×4 1:00 ch  12.5H12.5E

   total 950m(アップ&ダウンを含め)

  クロールの割には泳いだ距離が少ないですが、ほとんどブイなし

  スカーリングが中心だったし、説明もあったのでね〜。

  これらのドリルを真面目にやると、結構疲れます

  特に、おデブボディになってしまった母にとっては、腹圧を入れた

  姿勢を保とうとするだけで、ゼイゼイ。。。

  太ると、チョッと姿勢を維持するにも、余分にエネルギーが必要になり

  こんなに大変なんだ〜  

  出来るものなら余分なものは減らしたいけど、それがなかなか(泣)

  無理に頑張ると、体が壊れるか体調崩すので、ボチボチね

  でも、疲れるけど、これらのドリルやってみたら、確かに効果あり!

  体がいつもより浮き、気持ちよく泳げました

  やはり、姿勢は基本、大切ですね

    わがまま母

  

 

 

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コロナに負けるな!!女子会♪

2020年07月20日 10時47分10秒 | 食べ物/飲み物

  二週間ほど前、コロナ感染自粛以来ずーっと会えなかった友人4人と

  「自粛開けたことだし美味しいもの食べながらお喋りしたいね」と、

  フレンチレストランに集合しました。

  安全性を色々考えた末、母が好きなフレンチレストランに相談、

  端の席がキープできたので予約、皆、不安を抱えつつも決行

   

  みんなのいつもの笑顔が見られてホッとし、本当に嬉しかったー。

  Sさんなんて全員のフェイスシールドを用意してきてくれて、、、

  ありがたかったけど、飲んだり食べたりするのにはチョッ不便。。。

  レストランではつけずに頂いて帰りました

  まず、各自好きな飲み物を手に乾杯

  母はロワールのスパークリングワイン

     

 アミューズは鰹(玉ねぎ人参のマリネ添え)

   

 前菜は6種類からプリフィクス、どれにしようか迷います、、、

     

  母は、お店の名物をチョイス↑生うにとトマトのスフレとジュレ、とんぶり

  トマトのほのかな酸味が爽やか〜、変わらぬ味で美味

    Nちゃんは、生うにとホタテのミルフィーユ↑ 

  Yちゃんは↑フォアグラ、バルサミコソース (美味しい!とのこと)

 

   ↑ 冷たいスープ

  

   お口直しのソルベでさっぱりさせて・・・

メインも各自好きなものをチョイス

 

   Yちゃんと母は ↑仔牛のシュニッツエル(ブラウンソース添え)

   Nちゃんは珍しくお肉を所望し、 子羊のグリル↑(一番上の写真、美味)

   Sさんは、スズキのポアレ、、、とそれぞれ味わいました。

  デザートもプリフィクスで・・・

 

  Nちゃんと母は、桃のコンポートにハイビスカスジュレ

  Yちゃんはラベンダー入りのクレームブリュレ↑

  S さんは、↑マスクメロンとヨーグルト?のジェラートだったかなぁ

  母は最後にエスプレッソ、ごちそうさまでした♪ 

 友人と、美味しいご飯を頂きながら、心置きなくお喋りする・・・

 そんな幸せをしみじみ実感したひと時でした。

 不安なことが多い日々がつづくなか、

 美味を味わいつつ穏やかで楽しい時間を過ごせたことに感謝

  わがまま母

 

 

 

   

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スクール 土曜版

2020年07月18日 15時16分15秒 | スポーツ

 7月18日(土)雨〜曇り

 そろそろ青空が、日差しが、恋しい!

 庭のグチョグチョになった地面を眺めため息、、、の母です。

 先月から娘と母で相談しながら、あらかじめ年休を取っていた娘、

 ほんとなら帰省して昨日から今週末は我が家にいるはずだったのに、、、、

 東京のコロナ感染拡大の現状を考慮し自粛、帰れず。。。

 さすがに、4ヶ月娘に会えてない母もガックリ

 で、せめて顔を見ながら喋ろうと、昨夜は母娘二人でリモートディナー

 娘は、木曜夜から仕込んでいた豚の角煮をメインに、

 母は冷蔵庫の残り物利用の料理でディナー開始。

 一緒に飲もうと、娘が奈良のクラフトビールを取り寄せてくれていました。

  

  緑茶入りのクラフトビールで乾杯  爽やかでおいしい〜😋

 食べながら(デザートも)〜食後もなんだかんだと喋ってしまい4時間経過。

 夜10時、ようやくおひらきに 楽しかったです

 早く普通に会えるようになるといいね〜

 さて、今日のスクールも『平泳ぎ』、あまり気乗りしない母ですが

 一応練習してきました。

 ポイントは、「プル」!

 とにかくしっかり水を捉え力強いプルを目指す!です。

    【メニュー】

 w-up  100×1  3:00 ch  

  kick  50×2  1:50 ch  up   ↓

 swim  50×2  1:40 ch  up   ↓

 

 drill  25×6  1:10  Br スカーリング 前・肘立て・下

 drill  25×6  1:00  Br ドル平 

          ※ スカーリングの動きを意識しながら

 swim  50×6  1:50 Br プルを意識しながらスイム

 swim  50×6  1:50 Fly-Bc/Bc-Br/Br25m-Fr25m 2本づつ

 down  50×1

 total  1,200m

   スカーリングで水を捉え動かす感覚を確認して、その動きをプルに

   生かす・・・ほぼこの練習でした。

   やはり平泳ぎには興味が湧かない母ですが、今回のスカーリングから

   プルの流れでは、わずかながらも感覚的に出来てきてる部分もある感じ?

   がします。気のせいかもしれませんけどね

     わがまま母

 

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スクール 火曜版

2020年07月14日 16時13分06秒 | スポーツ

   7月14日(火)雨

  西日本で水害が続く現在、こちらも雨足が強くなってきて怖いです。

  ↑写真は、ハンバーグを作り2回目に食べた時のアレンジバージョン。

   

   玉ねぎ、椎茸、シメジ、トマトを炒め赤ワインソースを作り、

   最後にモロヘイヤをトッピング。まだ冷凍庫に2個残ってるので、

   次はトマトソースバージョンかな〜。

   さて、今週のスクールは『平泳ぎ』です。

   先月の平泳ぎは、繊細な動きを駆使して姿勢(下半身)を作る!でしたが、

   今月はそれに

    ・ 両手(フロント)の動きと呼吸で頭をあげるタイミングを合わせる!

   が加わりました。

   繊細な動きで姿勢を作り保つ、というポイントが未だに出来てないので

   (多分、ずっとわからないままだと思いますが)なんか複雑な心境の

   まま練習してきました。

      〈平泳ぎ・ドリル〉

 ① スカーリング 25×2  ⑴ 両手広げてフロントスカル(ブイ)

               ⑵ 曲げた肘から先で円を描くスカル(ブイ)

 ② ドリル  25×2   1:10 ブイなし 水中プル(水中リカバリー)

            ①のスカーリングを生かしてプル、姿勢をキープして

 ③ ドリル  25×4 1:10 ドル平 

             軽くドルフィンキックを入れてうねりを作り、

             プルと呼吸動作のタイミングを合わせる!

 ④ スイム 25×4  1:00   平泳ぎ・フォーム・スイム

           ※ 下半身フラットになるよう繊細な動きで姿勢を作る

           ※ スカーリングを生かしてプル

 ⑤ スイム 50×5  1:50 Fly25m-Bc/Bc-Br/Br-Fr/Ch/Ch

  total 900m(アップ+ダウン)

  テーマは、キックの後、下半身をいかに素早くストリームラインに

  戻せるか、、、ですかね〜。

  平泳ぎが得意なスイマーなら、これが理解できて出来るのでしょうが、

  我がチームには平泳ぎ得意なメンバーがいないもので、残念ながら

  全員苦戦中

  早く来週にならないかなぁ・・・笑

   わがまま母

  

   

  

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人生に疲れたらスペイン巡礼

2020年07月13日 11時19分54秒 | 読書

     人生に疲れたらスペイン巡礼

      飲み、食べ、歩く800キロの旅   小野美由紀(著)2015年3月発行

  20年以上も前になりますが、スペイン西部の端の方にある大聖堂

  「サンティアゴ・デ・コンポステーラ」のことを知りました。

  それ以来、フランスからピレネー山脈の国境を越えてスペイン北西部を

  巡礼する旅に何故かとても惹かれ、ずっと気になり続けていました。

  ただ、当時は、まだ彼の地の情報が少なく、自分の体力はもちろん、

  時間的にも絶対無理だな、と諦め、密かに憧れていただけ。

  でもここ数年、本書を始め、N◯KBSでも巡礼旅に密着したドキュメンタリー

  を放送したり、雑誌でも取り上げられることが多く、巡礼のルート案内や

  巡礼宿(アルベルゲ)のこと、食事のことなど、比較的詳しく知ることが

  できるようになっています。

  これが、もう少し若い時ならな〜、、、とチョッと恨めしくもあります。

  実際、高齢でも巡礼する欧米人はいますが、夫婦だったり娘や息子と一緒

  だったりと、だいたい相棒(付き添い)がいるみたい。

  現実的に、薬が必要な体で言葉も通じず、険しい巡礼道中、万が一に

  たった一人で対処できるのか? なかなか難しいですよねえ。

  と、憧れ続けて諦めた母の長年の想いは尽きません(笑)

  で、本書は学生時代から世界を旅し、就職後、挫折を味わった著者が

  思い切ってサンチャゴ巡礼の旅に出発し、巡礼の道のこと、泊まった宿、

  通った町や村、食べ物飲み物、巡礼者との交流、など彼女が経験した

  巡礼中の諸々が書かれています。

  巡礼を検討中の人はとても参考になるし(情報としてはちょっと古いかも)、

  そうでない人でも興味深く読めると思います。

  誰にでも、悩みはあるし、旅として興味もありますからね。

  お遍路と同様、世界中から巡礼者が押し寄せている現在は昔の巡礼

  の姿とは違ってきていると思いますが、一人一人が悩みを抱えつつ、祈り、

  荷物を背負い、足の痛みに耐え、皆が、ただひたすら先を目指し歩く、

  サンチャゴ・デ・コンポステーラへ・・・。中世の昔から今も変わりなく。

  雨や風、暑さ寒さ、辛いことがあっても、大自然の中を自分の足で

  歩きながら、体で感じることができて、共感し合える人とも出会え、

  道中に美味しい食事や美味しいワインも味わえるなんて、魅力的です。

  できることなら体験してみたかったなあ。

  本書のあとがき

  — 落ち込んでいたなら元気に、楽しい人生はもっとハッピーに。それが

    この道がもたらしてくれる不思議な作用だ。それはけっして、この道が

    パワースポットだからとか、スピリチュアルな効能を持った場所だから

    というわけではない気がする。この道にパワーを与えているのは、そこ

    を通る「人」だ。そこに暮らす人、道を支えるホスピテイラや協会の人々、

    そして、千年の時をかけて、この道を歩いてきた、おびただしい数の

    「仲間」たち。

  —

     わがまま母

 

  追:最近では「巡礼路の最後の100キロだけ歩く」または、バス利用し

    巡礼路のロマネスク教会を訪れながらサンチャゴにお参りする、

    なんてツアーもあるようですよ(諦めたはずなのに調べてる 笑)

 本書案内文 

 _ もしあなたが、長い人生の中で、数日間もしくは数十日間を個人的な楽しみ

   のために確保できるなら、または、人生につまづき、絶望しているのなら。

   もしくはお金をなるべくかけずに行ける、刺激的な旅先を探しているのなら。

   迷わず本書を手にとって欲しい。「はじめに」より

   カトリック三大巡礼路の一つ、カミーノ・デ・サンチャゴ。

   イタリア、フランス、もちろんスペイン、東欧諸国まで、さまざまな国の

   人々がこの道にやってき、その数は増え続けている。

   100キロから証明書をもらえ、全ルートは800キロ。ガリシア地方にある

   大聖堂を目指す。やるべきことはたったひとつ「歩くこと」。

   アウトドアとしても、旅としても面白い。信仰を問わず、誰にも開かれている

   この道の醍醐味を伝える。

  _

   

  

  

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スクール 土曜版

2020年07月11日 16時39分20秒 | スポーツ

  7月11日(土)曇り〜雨〜雷

 とても蒸し暑く、さすがの寒がりも汗をかきましたが、夕方から

 雨が降ってきたら少し涼しくなってきました。

 ↑は山形産のプラム。買った時は爽やかな薄い緑の表皮を纏っていた

 のですが、2日経ったら全部見事に赤色に変身!笑

 甘酸っぱくて、ジメジメしたこの時期にピッタリです。

 さて、今週は『背泳ぎ』なので土曜スクールも同じく背泳ぎです。

 ポイントも、火曜と同様で以下の2点でした。

 ・ 体の前面でストローク

 ・ フィニッシュ→入水、このタイミングを身につける

    【メニュー】

w-up  100×1  3:00 ch

kick   50×2  1:50 ch   ↓

swim    50×2    1:40 ch   ↓

 

drill   25×6  1:20 Bc スカーリング(上向き)軽くキック

        1.2t= 両手挙上、肘曲げずにスカル

        3.4t= 肘立てスカル

        5.6t= 両手両脇横方向スカル

drill   25×6  1:00 Bc 片手スイム R/L

        ※ 体の前面でストローク

        ※ タイミングに気をつけながら

swim  50×5  1:50 Bc  ドリルを意識して Form

        ※ 左右の手のタイミングに気をつけながら

K&S  50×6  1:50 ch  25mづつキックとスイム

down  50×1  2:00  

 total 1,200m

 母的には、左右の手の動きのタイミングが合ってきています

 何よりも体の前側でのプルを心がけたおかげで、

 肩への負担がなくなりだいぶ楽になりました。

 今後は、プルのなるべく早いタイミング(理想はキャッチから)

 で、自然に力を入れられるようになればいいかなぁ。

 まだまだ上半身の筋肉が足りず、既に肩周りが凝ってきましたよー

 今日も、お風呂でほぐさないと・・・

 それにしても、先週から日本中でずっと降り続いている雨、、、

 早く止みますように

    わがまま母

 

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風神雷神 上・下

2020年07月08日 11時44分12秒 | 読書

         風神雷神 上・下  原田マハ(著)2019年11月発行

 日本美術史上、稀代の絵師と称される「俵屋宗達」の謎の半生を、

 時代考察を踏まえつつも、そこに著者の壮大な想像と願望をプラスし

 描かれている時代冒険譚。

 小説は、現代の京都、香港を舞台にアートミステリー風に始まり、

 安土時代にワープし織田信長が登場し京都を舞台に狩野永徳と宗達が共同で

 「洛中洛外図」を描くシーンが詳細に描かれる。と、舞台は一転長崎へ・・・。

 後半は、信長により、ローマへ渡り町や芸術を観て記録してくるよう密命

 を受けた宗達は、京都で出会った宣教師ヴァリニャーノに「アゴスティーノ」と

 命名され、ヴァリャニーノに伴われ長崎へ。

 長崎のセミナリオに集まり熱心にキリスト教を学び信仰を深めようと努力する

 少年達と合流。宗達も彼らと一緒に天正遣欧少年使節の一員となり、

 (信者ではなく)絵師としてローマ教皇と面会すべくローマを目指すことに。

 船で大海を渡りマカオ、ゴヤ、喜望峰を経由しながら大西洋に出て、

 ポルトガルのリスボンに上陸、陸路スペインを経てローマへと大冒険が描かれていく。

 最初の舞台は現代で、子供時代に宗達の母子象に魅せられて以来、宗達を研究し

 京都国立博物館のキュレーターとなった「望月彩」が『風神雷神図屏風』の講演を

 するシーンから始まる。その時の講演が縁で、マカオ博物館の学芸員「レイモンド」

 から、宗達に関する秘密の資料あり、との知らせを受けマカオを訪れる。

 そこで『ユピテル・アイオロス』が描かれた油絵と、天正少年使節の一人

 「原マルティノ」が残したと思われる紙の束に「宗達」の文字があり、、、

 というミステリー仕立て。

 小説の原点は、とにかく絵師「俵屋宗達」の人物が謎だらけ、という

 こと。それだけに宗達の人生について想像を膨らませる余地は大きい。

 1570年〜1640年頃に生きていて、現存する素晴らしい作品を残したことは

 間違いないようだが、資料が何も残っていないらしい。

 宗達の作品を愛するファンには、その謎がたまらなく魅力的、

 ましてや小説家なら、さぞや、、、。

 で、アートミステリーかと思って読み進んだら、とんでもない!

 とてつもなく自由に想像たくましく創り上げられた痛快な時代小説でした。

 歴史好きなので、史実を交えながらの創作を存分に楽しみました。

 でも、旅の終盤、ミラノのサンタ・マリア・デッレ・グラツッエ教会にある

 ダ・ヴィンチの「最後の晩餐」を鑑賞中、偶然、まだ見習いだった

 「カラヴァジョ」と出会い、語り合い、扇と絵を交換するエピソードは

 著者の熱い想いが伝わってくるも、私にはちょっと無理が過ぎたように

 感じられ、さすがにキツかったかなあ。。。

 そこ以外は、著者の「想像の翼を思い切り羽ばたかせて好きなように書いた」

 という本書、冒険時代小説と存分に面白く楽しみませてもらいました。

 

  追: 着目点も

     風神雷神が「何故、赤鬼、青鬼じゃなく、白鬼、青鬼なのか?」

     なるほどねえ〜、ユピテル・アイオロスか、、、

  わがまま母

 

 

 

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