11月23日・木曜(勤労感謝の日)、
前夜、東京から帰省した娘とおばあちゃんと母の女三代合流し、
蔵王の麓の昔からある温泉に一泊してきました。
あいにくの天気で、山は雲に隠れていましたが、心配していた雪が
降らなかったので(雨でした)、まあ一安心。
おばあちゃんの体調、娘の休み、などを考え迷っているうちに
バリアフリーの宿の部屋が満室となってしまい、ようやく
温泉街にある古い小さな宿のベッドありの3人部屋が予約できました。
部屋が2階で、階段を上り下りしなくてはならないので不安でしたが、
娘と私で、おばあちゃんを両側から支え、おばあちゃん自身も
「イチ、ニッ、イチ、ニッ」と声を出して、頑張ってくれて、
食事やお風呂の往復をなんとかクリア
孫と一緒なので、張り切ったみたい
今の時期の宿の名物「りんご風呂」にも、3人で入れて
おばあちゃんはご満悦のようす♪
湯上りには、バーで飲み物(アルコール類も含め)を頂きました。
レトロな雰囲気のお宿です。
廊下が畳敷きなので、裸足も気持ち良い・・・
6時からの夕食は、
季節の料理と地元食材を使った手作りおばんざいが自慢の宿
というので、おばあちゃん、張り切って階段を降りました!
前菜
(手作り胡麻豆腐、豚バラ八幡巻、姫林檎クリームチーズ焼き、
ジャガ芋ラクレット風、小蕪風呂吹き、子芋田楽、パイン生ハム巻き)
また、日本酒、ワイン、焼酎など、、、宿がセレクトしたドリンクを
自由に頼めるので、酒好きにはたまらないサービスかも
この日は、おばあちゃんの付き添いがメインなので、私たちは
スパークリングワインで乾杯し、料理に合わせ日本酒をちょこっと頂いた程度。
サラダ
蔵王山麓 虹鱒のお造り サラダ仕立て(ドレッシング)
おばんざいの数々、、、
自由に取りに行き、好きなものを選んできます。
野沢菜のおひたし、玉こんにゃく、肉じゃが、ポトフ、サラダなどなど、、、
揚げ物
宿の人気料理だそうで、春巻きの皮で地の卵や肉、野菜を包み揚げたもの
口直しのレモンのシャーベット
レモンの酸味で目が覚めました!
メインは、4種類から好きなものを選びます
おばあちゃんと娘は「吉次の炙り焼き」をチョイス
母も吉次と迷ったのですが「仙台牛」のステーキにしてみました
「イチボ」と「ランプ」
お肉は、どちらも柔らかく、イチボ美味しい
冬の名物料理「仙台せり鍋」
(名取の朝採りせり、スープはじっくり煮込んだ蔵王産フランス鴨とのこと)
お鍋の前に、三人ともすでにもうお腹いっぱいで、、、
食事は、鍋の残りにご飯を入れ卵でとじ、雑炊にするのですが、
せっかくなので、お味見だけ
その後には、デザート
ガトーフロマージュ、バニラアイス添え
「もうお腹いっぱい!」と鍋やお雑炊を拒否したおばあちゃんでしたが、
やはりデザートは別腹なのか、、、完食!
母も、一応味見はしたのですが、これは無理でした。。。
せっかくだから、地元の果物(今なら林檎とか)を使った
フルーツ系のデザートにすればいいのにもったいないな、と
思ったのですが、どうでしょう。
こうして、女三人、満腹のお腹をさすりながら階段を登り、
部屋に戻りました。笑
来月はおばあちゃんの88歳の誕生日、寒さが本格的になる前にと、
娘にも手助けしてもらい、米寿のお祝いのプチ旅ができ良かったです。
何せ高齢なので、本人の自覚はないものの心身ともに色々問題も多く、
母としては、この先がますます不安ですが、まあ、今回は無事で良かった。
母も娘も付き添いに疲労困憊の一泊二日でしたが、
おばあちゃん本人は至って元気!
来年も一緒に温泉に行けるかなぁ・・・
わがまま母