6日目(10月31日)夕刻7時前にパラドールに到着。
↑ ロビーから、回廊を二つ越え、長い廊下を歩き(迷いそう)部屋へ。
(パラドール内や部屋の詳しい様子は後日、記録する予定)
夕食は8時過ぎにパラドールのレストランで・・・
ワインを注文し、サンチャゴ到着を祝いました。
お通し、前菜を食べ、メインはガリシア名物の「タコのガリシア風」↓
柔らかく美味しいのですが、量が多すぎて。。。
デザートは、サンチャゴ名物のタルト(アーモンド)
暗闇の中、迷路を歩く気分で部屋に戻りました。
この夜は、部屋の外で唸る風の音が恐ろしかったですが、
翌日の大聖堂「栄光の門」見学とミサでの「ボタフメイロ」を期待し就寝。
第7日目 11月1日(水)
この日の予定は、大聖堂見学、旧市内散策、ミサに参加しボタフメイロ体験、午後自由行動。
午前、現地女性ガイドさんの案内で、まずは左に大聖堂を眺めながらオブラドイロ広場を
横切り、まずは旧市内の散策。バル街を通過しアラメダ公園まで歩き、大聖堂を遠くから眺め
市街に戻り、大聖堂まで古い街並みを散策
左右の店舗はまだ開いてませんが、ウインドウをキョロキョロ
大聖堂の南側の横の広場に出ました
この門↑(「銀細工の門」ではないかと思いますが)から教会内部に入り、
混み合う前に、ササッと大聖堂内を鑑賞。
ボタフメイロに使われる「大きな香炉」↑がぶら下がってます
この後、ガイドさんと「聖ヤコブの棺」がある地下礼拝堂へ行こうとするも、
今日はミサ終了後まで閉じているとのことで大聖堂内ツアーへ、、、
回廊を通って、博物館で歴史的遺物や美術品を鑑賞し
「栄光の門」見学の予約時間に合わせ、入り口で待機。
現在「栄光の門」は予約見学のみで、見学時間制限がありカメラ撮影も許可されず、
残念ながら記録しようがなかった。
ですが、サンチャゴ巡礼の源となった「聖ヤコブ像」や、その上の「キリスト像」
が彫刻された大理石の柱や、その周りを囲む弟子たちなどを、可能な限り近くで、
じっくり眺めてきました。旅の最後、納得するまで鑑賞しようと思っていたのに。。。
栄光の門を見学後、少し早めに大聖堂内に戻ってみると、前の方の席は満杯だし、
もう既に並んで座れる席はなく、娘とも遠く離れ離れで着席。
ミサが始まり、パイプオルガンが響き、合唱隊の歌で、とても荘厳な雰囲気。
最初の方にボタフメイロが行われ、↑中央天井から下がっている綱の下に香炉が
あり、その香炉が左右に大きくスイング、香炉からでる煙が堂内を漂ってきて感動的。
この日は、全ての聖人の日とのことで、特別ミサだったのか、色々が儀式が
続き、多分、いつものミサより長かったのではないかと。
ミサ終了後、大聖堂を出て、ここで解散。自由行動となる。
ランチも自由、娘と好きな魚介やマテ貝などを食べようとバルへ。
1件目、モダンで明るい雰囲気が気に入ったけど、満席。。。でも、ガラスケースに
ワイングラスを置いて飲んでもいいよ、とのことで、立ち飲み開始。
カウンターの男性が席を譲ってくれたので、二人並んで座り↑本格的に食べ始めた。
ワインを飲んで色々食べて満足でしたが、せっかくだから「マテ貝」も食べたいね、
と隣のバルへ、、、「マテ貝」(ナバハス)ありました、ラッキー!
酒好きの娘が「酒に合う」と、気に入ってました。(他にイワシやピメントなど注文)
シーズンオフ(天候が悪い)のおかげで、サンチャゴのバルを満喫出来ました。
バルを出ると、雨と風が強くなりそうだったが、せっかくサンチャゴに来たから、と
由緒あり美味しそうな「タルタ・デ・サンチャゴ」を求め修道院の門をグルグルと
探し回るも、聖人の日なのでか開いておらず断念。
(びしょ濡れになり、とても冷えてしまったので、この旅での後悔、反省の一つ。)
大聖堂とパラドールの間の道で、↑サンチャゴ名物のバグパイプを演奏中。
パラドールに戻り、スニーカーやデニムを乾かすためにドライヤーやヒーターを
駆使するも、乾くのに翌朝までかかりました。
この夜も、パラドールのレストランでディナー。
(雨が強く降っていて、回廊や廊下など通る時に濡れて寒かった)
第8日目 11月2日(木)
早朝、パラドール出発(朝食はパラドールのボックス弁当)空港へ
サンチャゴ 9時15分発、イベリア航空国内線でマドリッドへ
午後、マドリッドのホテル着、午後は自由行動。
第9日目 11月3日(金)早朝5時ホテル出発、マドリッドの空港へ
マドリッド 8時5分発、フランクフルト10時40分着 乗り継ぎ
フランクフルト 13時45分発
第10日目 11月4日(土)10時30分 羽田着予定が→ 11時15分に羽田到着。
これにて「サンチャゴ・デ・コンポステーラ巡礼路を辿るツアー」終了。
— おまけ —
巡礼路ツアーで、母が感動したワンシーン・・・
広いオブラドイロ広場の南西角、ようやく到着したのだろう巡礼者が
サンチャゴの大聖堂に急ぎ歩み寄るのではなく、広場の隅に立ち、
大聖堂を見上げたまま、長い時間じーっと佇んでいた姿が忘れらません。
そして、見上げていた後には、
首を垂れて長い時間、静かに祈りつづけていた姿、
とても心に残りました。
巡礼の方の祈る姿を撮るなんて礼儀に反するとは思ったのですが、
あまりに感動的で、、、失礼してしまいました、ごめんなさい。