遊び人親子の日記

親子で綴る気まぐれ日記です。

スクール 火曜版

2021年06月29日 15時03分26秒 | スポーツ

  6月29日(火)雨

 昨日の蒸し暑さから一転、雨の肌寒い一日となっています。

 写真↑は、先々週作った『おからいり』(この辺りでは、卯の花料理をこう言います)

 空豆をトッピングして、僅かながらも季節感を出してみました

  さて、今日のスクールも『バタフライ』です。

 ポイントは、土曜日と同じで “キャッチの位置と形”を意識しながら練習。

      〈バタフライ・ドリル〉

 ① キック 25×4 1:00 Fly グライド姿勢でドーン・ドン のキック

      ※ 第1キックはウネリを入れ斜め下方向にキック、第2キックは真下に軽く

 ②ドリル  25×2 1:00 Fly 片手スイム(ノーマル) 右/左

 ③ドリル  25×4 1:00 Fly 片手スイム 1.2t=右手/3.4t=左手

           ※  反対の手でプルの手の肘上付近を支え正しくキャッチ

                                         (しっかり前へ伸びてキャッチの姿勢を作る)

 ④スイム  25×6 1:00 Fly ドリルを踏まえ、フォームスイム

          コーチが各人のキャッチの姿勢を確認、指導してからスイムへ

 ⑤キック&プル 50×4 1:50 ch  25mキック〜25mプル  (ブイ)

    total.950m(含 アップ&ダウン)

  熟女たちには、バタフライのキャッチポーズがなかなか難しく、コーチの個別指導を

  受けること度々。。。

  陸上でキャッチ姿勢のOKもらっても、スイムになると形が崩れてしまうみたいで、

  コーチからダメ出しが。。。

  バタフライのスイムは4本で終わる予定でしたが、再び指導を受けた上で、

  2本追加され6本になりました。

  指摘された動作を理解し意識したとしても、それを自分のボディで表現出来ない。。。

  という、なんとも悩ましい問題が立ちはだかり、最終的にはコーチから、

  「脳と体の運動神経をちゃんと繋げられるように!」との指示が

  確かにごもっとも! 皆んなも、わかっちゃいるけど、それが難しいんです

  流石にお疲れの先輩達でしたが、かといって落ち込む様子などなく

  みなさん前向き、、、素晴らしく、頼もしい限り   

  母も見習わねば

      わがまま母

  

  

  

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スクール 土曜版

2021年06月26日 15時58分41秒 | スポーツ

  6月26日(土)時々曇りのち晴れ

  洗濯物を片手に(外干しか部屋干しか)ウロウロ、天気に翻弄された土曜日でした。

  写真は、今が旬のさくらんぼ♪『佐藤錦』、美味しかったです。

  最近は、収穫直前にさくらんぼ泥棒が現れ、被害が出ているとのニュース。

  ようやく収穫、というところまで手をかけてきた農家の苦労を思うと怒り爆発!

  さくらんぼ好きとしては許せませんね。

  さて、今日のスクールは『バタフライ』、いつもより参加者が多く賑やか。

  練習では、ここのところ各種目共通のテーマとなっている“キャッチの形と

  その動作の確認” がポイント。

       【メニュー】

  w-up  100×1   3:00   ch

  kick   50×2   1:50   ch   up   ↓

  swim   50×2     1:50   ch   up   ↓

   kick  25×4        1:00  Fly  Glid  ※ ドーン・ドンでキック打つ

         第1キック大きく(ウネリも入れ)第2キック軽く打ち足が水平になるよう

  drill  25×4        1:00 Fly   片手スイム  R/L  ※重心をしっかり前にのせ、キャッチを高く

         ※  片手を肘下に添えて(毎回行っている)、プルの手のキャッチ位置を

          高く、しっかりキャッチできるよう補助しながら

  drill  25×4    キャッチアップドリルの予定だったが、取り消し

      ・・・・↑片手スイム の動きが正しくないとのことで、

          一人づつ、コーチに掌を支えてもらい、キャッチへの動きと形を確認する

  swim  25×6  1:00  Fky  Form

          しっかりキャッチ動作を正しく!

  kick   25×8  0:45  Fr  IN Time(一定のリズムで間に合うように)

  swim   50×5  1:40  ch  種目と内容は自由で!

  down  50×1

  total  1,150m (←1,250mの予定から変更に)

  今回は、キャッチ動作を集中して練習、真面目にやってみたらシンドかった〜

  今、上半身バキバキな感じで疲れてます

  いつも上腕などのパワーでバタフライを泳いでるメンバーは、

  今回はコーチから個別に注意されて、コーチがついて繰り返し練習していました。

  コーチが指摘する動きと姿勢をつくるためには、胸椎などの滑らかな動きも必要に

  なってくるので、水中だけで修正させるのは難しいのではないかと、、、

  この動きを目指してきた経験者としては、陸上での運動が欠かせないと実感して

  いるのですが、なかなかそこまではね〜

  まっ、まずは、自分の課題をクリアすべく頑張らねば

      わがまま母

  

  

  

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看守の流儀

2021年06月23日 11時19分33秒 | 読書

       看守の流儀  城山真一(著)2019年12月発行

  塀の中の世界に興味を抱く機会がなく知らずにいましたが、この小説は面白い。

  囚人の立場から描かれた小説は読んだ覚えはあるし、話の中に出てくることは度々あり

  ましたが、看守の目線から描かれたものは初めて読みました。

  この小説、上手い、そして予想外に感動。

  『このミステリーがすごい!』大賞を受賞しているミステリー作家だそうですが、

  本書は、ミステリー小説枠というより、加賀刑務所を舞台とした刑務官と受刑者の人生、

  人間ドラマに推理が加わっていくという感覚で、母でも違和感なく読めました。

  刑務所は更生のための最後の機会、ということを再確認させられ、そのために苦心する

  刑務員の矜持が心に響いてきます。

  「ヨンピン」「Gとれ」「レッドゾーン」「ガラ受け」「お礼参り」の5話からなり、

  どれも単独でも面白いが、それらの関連性が最後に集結するラストは見事。

  母が知る単語としては「お礼参り」のみでしたが、それぞれ面白く読み応え満点です。

     わがまま母

 

 ↓ 以下は、池澤夏樹氏による書評です

筆力に圧倒された。緻密な犯罪ドラマに感涙の場面をいれて、熱い感動を覚えさせる。ここまでミステリー的な謎解きをもたせ、同時に激しい人間ドラマを作りあげるのは、驚きの一言。とても新人の力量ではない。横山秀夫が「いやぁ、これは久しぶりのドストライクだった」と賛辞を寄せるのも納得だ。

 物語の舞台は石川県の加賀刑務所で、刑務官と受刑者たちの物語が5つ収録されている。仮出所した模範囚が更生施設から姿を消す「ヨンピン」、刑務所が印刷を請け負う大学入試問題漏洩の謎に迫る「Gとれ」、受刑者の健康診断記録とレントゲンフィルムが消失した謎を追う「レッドゾーン」、余命3カ月の受刑者のために刑の執行停止に奔走する「ガラ受け」、そして満期出所した放火犯の復讐(ふくしゅう)を捉える「お礼参り」だ。

いずれもひねりのある練達のプロットで読ませるが、ミステリー的には巧妙なトリックと意外な犯人の「Gとれ」、タイムリミット的サスペンスの「レッドゾーン」、巧みな叙述で読者を幻惑させる「お礼参り」が秀逸。謎解きと人間ドラマの融合として見事なのが「ヨンピン」と「ガラ受け」だろう。とくに「ガラ受け」がいい。

 ガラ受けとは、受刑者が仮出所するときに家族らが身柄を引き受けること。刑務官から打診されるものの家族は拒否し、受刑者も刑務所内での療養を希望する。確執の裏を探る過程がスリリングで、隠された思いがあらわになる終盤は胸をうつ。嗚咽(おえつ)をこらえきれない読者もいるのではないか。

 だが、この小説がすごいのは、5つの物語の冒頭に歌手の刑務所手記を置き、脇役として登場する(だが毎回事件を解決へと導く)警備指導官、火石司(ひいし・つかさ)の物語を潜行させて、第五話「お礼参り」のラストで一気に、歌手と火石の秘められた肖像を明らかにして衝撃を与える点だろう。すべての伏線が回収され、驚きの結末を迎えるのだが、そこでもまた読む者の胸をはげしくうつ。組織と個人の対立の中で、己が矜持(きょうじ)と人間の尊厳が深く問われるからだ。

 無駄は一切なく、すべての場面が有機的に連繋(れんけい)し、最後の最後まで楽しませる連作ミステリーの傑作。必読!

      池澤夏樹

 

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ほんとうのリーダーのみつけかた

2021年06月23日 10時40分30秒 | 読書

       ほんとうのリーダーのみつけかた   梨木香歩(著)2020年7月発行

  目先の利益を重視する経営者、選挙しか頭にない議員、事なかれ主義の役人、、、

  今の世の中、責任を問われることから逃げる(裁判沙汰を嫌う)事が一番大事と

  なっている。昨年来の新型コロナ対策で、よりそんな社会であることが鮮明となった。

  そんななか、本書の題名に惹かれ読んでみたのだが、、、。

  そうだよね〜、、、そんな一朝一夕に解決法など見つかるはずもありません。

  これまでの歴史から、わかってるはずなのに、不覚にもつい期待してしまい・・・。

  題名から受けた期待感に較べ、内容に物足りなさは禁じ得ませんが、

  著者の感じている危機感は共感でき、言いたいことは理解できるので、

  考えるヒントとしてはいい本だと思います。

     わがまま母

  以下、本書案内文

 —

  非常時というかけ声のもと、みんなと同じでなくてあいけないという圧力が強くなって

  います。息苦しさが増すなかで、強そうな人の意見に流されてしまうことって、ありませんか?

  でも、あなたがいちばん耳を傾けるべき存在は、じつは、もっと身近なところにいるのです。

  あなたの最強のチームをつくるために、その人を探しに出かけよう。

 —

 [評]若松英輔(批評家、随筆家)

 本書の刊行を知ったとき、一瞬、目を疑った。この時期に、この著者によって、この問題が語られるとは思ってもみなかったからだ。予想に反したのではない。心のどこかで『僕は、そして僕たちはどう生きるか』の著者によって真のリーダー論が語られることを心待ちにしていた。その期待が実現されたことに驚いたのだった。
 今、この国は、真のリーダーシップがないまま迷走している、と著者は感じている。「愛や敬意は、決して強制や誘導から生まれて」はならないのに、さまざまな場所でその禁が破られているともいう。さらに、同調圧力が蔓延(まんえん)し、この世界を深みから支えている言葉のはたらきが失われようとしていると警鐘を鳴らす。
 この本は、先にあげた著者の作品が文庫化されるに当たり、二〇一五年に書店で行われた講演が中心になっている。内容が古いのではないかという指摘は当たらない。この時間差は今日(こんにち)やっと顕在化した不正と不誠実を、著者がずっと前から深く鋭敏に認識していた証しにほかならない。だからこそコロナ禍とリーダー不在という多層的な危機の中、この本が世に送られることになったのである。
 人間は「群れ」に生きることを本能とすると著者はいう。しかし、それは個の喪失を意味しない。著者が考える「群れ」はむしろ、個であることを守るものだといってもよい。
 その先頭に立つのはリーダーである。その人物が「言葉のほんとうの意味も考えず、さして慈愛の気持ちも持たずに、型どおり」の発言を繰り返す。すると言葉は空疎になり、世界は思わぬ仕方で瓦解(がかい)していく、と著者は指摘する。こうした地点から再起するのに必要なのは、よい組織をつくることでも、より高い協調性を見出(みいだ)すことでもない。まず、試みるべきは、自身の「魂の存続の危機」を告げ知らせる内なるリーダーの発見だというのである。それは同時に、偽りのリーダーに否を突きつける存在でもあるのだろう。

  

  

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スクール 火曜版

2021年06月22日 15時38分06秒 | スポーツ

  6月22日(火)曇り

  湿度が90%と、梅雨らしいジメッとした曇りの一日です。

  先週は、1回目のワクチン接種の副反応が多少あり、土曜スクールはお休みしました。

  発熱はなかったですが、接種箇所の痛みと怠さで、多少は食欲も減退。。。

  でも、友人A子さんのご主人の菜園で収穫したての空豆や胡瓜を頂いたので、

  ありがたく旬の味覚を味わいながら大人しく過ごしておりました。

  

  鞘から出した空豆を茹で↓

  

       

     熱々の茹でたてをパクパク・・・ 初夏の味を満喫です♪

  という訳で、先週土曜には行けなかったプールに一週間ぶりで行きスクールに参加

  してきました。今回は『クロール』で、前回の背泳ぎで練習したキャッチのドリル

  のクロールバージョンが本日のポイント! 体の向きが上(背泳ぎ)から下(グライド)

  に変わっただけで、“高い位置で肘を曲げてキャッチする” 理屈は背泳ぎと同じです。

       〈クロール・ドリル〉

 ①キック  25×2     1:00 Fr サイドキック  右手前に伸ばし/左手

         ※ 手は肩の延長線上に真っ直ぐ伸ばす! (内側に入らない)

 ②ドリル  25×2  1:00 Fr  片手スイム  右手/左手

 ③ドリル  25×6        1:00 Fr  片手スイム 1〜3t=右手  4〜6t=左手

                           ※  反対の手で、肘(高い位置)の上辺りを支え、しっかりキャッチを動作を

         確認しながらストローク

 ④スイム  50×4      1:40  Fr  フォームスイム  肘を高く!

         ※ しっかり肩甲骨を動かしてキャッチ!

 ⑤スイム  50×3  1:50   Fly-Bc/Bc-Br/Br-Fr 

           ※ 各種目共、キャッチを意識して!

 ⑥プル  50×3  1:40  Fr  練習したキャッチ復習しながら(ブイ)

 total  1,100m(含む up & down)

  片手で支えながら正しいキャッチを練習したのですが、意外と難しかった。

  初めてだからかなあ? 特に、左手が思うように出来なくて

  左肩甲骨を含め左上半身が硬く動きが悪いことを再確認

  長年、努力してきたつもりが、まだまだってことですね〜

  色んなドリルにチャレンジすることで、こうして自分の身体の弱点に気付かされ、

  ガッカリしつつも励みにもなり、水泳を続けるモチベーションになっています。

  楽しく続けられるって事が、熟女スイマーには一番大事

     わがまま母

  

  

 

 

   

  

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あの日の交換日記

2021年06月17日 11時07分17秒 | 読書

      あの日の交換日記   辻堂ゆめ(著)2020年4月発行

  著者の小説は、多分初めて呼んだのではないかな?(記憶が定かでない)

  交換日記という形態をとり、7つの短編として語られていくのだが、

  登場人物が絶妙に絡み合って、最終話での謎解きがチョッとした驚き、かな。

  推理し予想する楽しみ方もあるし、また、一話づつの短編としても読める。

  元々はミステリー小説家らしく、本作は“ハートウオーム・ミステリー”と

  位置付けられているようなのだが、確かにそんな感じ。

  小学校の教員「坂田先生」を軸に、児童、姉妹、母子、事故の加害者、上司と部下、

  夫と妻、と様々な関係性が絡まり繋がっていく巧みな構成と展開は見事。

  知らず知らず物語に引き込まれていく。

  「先生」の尊さを描きたかった・・・という著者の想いは十分に伝わってきた。

  推理小説には疎い母ですが、気持ちのいいミステリーでした。

     わがまま母

   — 本の内容 — (転記)

先生、聞いて。私は人殺しになります。お願いだから、じゃましないでね?「教師と児童」
私は彼女に合わせる顔がありません。毎日不安でいっぱいです。「上司と部下」

交換日記を始めるにあたって、一つだけ、お願いごとがあります。
このノートの中でだけ、今まで話してこなかったようなことを振り返ってみる。
それって、なんだか素敵じゃないですか?「夫と妻」

嘘、殺人予告、そして告白……。大切な人のため綴った日記に秘められた真実とは?
気鋭の若手ミステリ作家が記すのは、驚くべき仕掛けとその後訪れる感動。

  

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ライオンのおやつ

2021年06月16日 16時31分50秒 | 読書

      ライオンのおやつ  小川糸(著)2019年10月発行

  偶然なのだが、近頃読む小説が、いずれも涙なしには語れないものが続いている。

  で、本書もまた涙なしには読めず、最後はタオルで顔を拭う羽目に。

  主人公「雫」(しずく)は、人生これからという時期に、癌で余命宣告を受ける。

  最期の時を穏やかに迎えようと、身辺を整理し都会を離れ、瀬戸内海の小島にある

  ホスピス『ライオンの家』にやってくる。

  ライオンの家の運営はとてもユニークで、美味しいものを食べ、好きなことをして

  決して無理することなく過ごせる環境が整えられ、残された時間を自分らしく生きる

  手助けをしてくれる施設。

  そこでは、利用者たちが自らで選択し、日々できる限り心地よく穏やかに、

  苦しむことのないように見守られながら、最期の時を待つ。

  その施設のお楽しみの名物の一つが入居者一人一人が望む「おやつ」。

  施設で手作りしてくれるおやつを、想い出とともに味わうひと時が表題となって

  「ライオンのおやつ」。各々のおやつに込められた入居者の想いの由来が語られ、

  みんなで、それらのおやつを味わう人生の大切なひと時は、涙を誘う。

  「ライオンの家」の代表・マドンナや料理担当の姉妹、島の人々、そして景色、、、

  それらの全てが穏やかで優しく、しみじみと味わい深い小説でした。

  そして、さて、と我が身を省み、そろそろ身辺整理をせねばならないのかも、、、

  などと、考えさせられもしたり、登場するスペシャルな“お粥”とは

  いったいどんな味なのかしら? そんなに味わい深いお粥には、

  まだ出会ったことないので興味が湧いてきたし、

  現実に、「ライオンの家」のようなホスピスがあるのなら予約しておきたいものです。

      わがまま母

 — あらすじ(ポプラ社)—

  男手ひとつで育ててくれた父のもとを離れ、ひとりで暮らしていた雫は病と闘っていたが、

  ある日医師から余命を告げられる。

  最後の日々を過ごす場所として、瀬戸内の島にあるホスピスを選んだ雫は、

  穏やかな島の景色の中で本当にしたかったことを考える。

  ホスピスでは、毎週日曜日、入居者が生きている間にもう一度食べたい思い出のおやつを

  リクエストできる「おやつの時間」があるのだが、雫は選べずにいた。

  — 著者から—

  母に癌が見つかったことで、わたしは数年ぶりに母と電話で話しました。

  電話口で、「死ぬのが怖い」と怯える母に、わたしはこう言い放ちました。

  「誰でも死ぬんだよ」けれど、世の中には、母のように、死を得体の知れない恐怖と

  感じている人の方が、圧倒的に多いのかもしれません。母の死には間に合いませんでしたが、

  読んだ人が、少しでも死ぬのが怖くなくなるような物語を書きたい、

  と思い『ライオンのおやつ』を執筆しました。

  おなかにも心にもとびきり優しい、お粥みたいな物語になっていたら嬉しいです。

       小川糸
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スクール 火曜版

2021年06月15日 16時01分18秒 | スポーツ

  6月15日(火)曇り

 曇天、今にも雨粒が落ちてきそうで重だげな雲に覆われながらも、時折日差しが

 出たり微かに霧雨降ったり、はっきりしない空の一日です。

 ↑の写真は、先週、クリニックで午後一番で血液検査をし、帰宅後、腹ペコ状態で

 久々に唐揚げを作った時の遅い昼ごはん、なんか定食っぽくなっちゃった

 さて、今日のスクールも『平泳ぎ』ですが、わが熟女たちはワクチン接種などの予定が

 あるため参加者少なく寂しかったです。今週には、2回目接種完了のメンバーもいます

 今月の平泳ぎポイントは、先週土曜日と同じで、

 ・ 腰の位置がなるべく動かない(上下動しない)キック

 ・ 肩甲骨から腕をしっかり伸ばし、胸椎を連動させながらキャッチ(胸を張るような動き)

  この2点でした。

        〈平泳ぎ・ドリル〉

 ①キック 25×2  1:00 グライドキック  ※腰をなるべく上下動させない

 ②プル  25×4       1:00 キャッチポイントで巻きスカーリング

          ※ 肩甲骨からしっかり腕を伸ばし、胸の動きに連動し両手広げながら

           キャッチ位置で巻きスカーリング、繰り返す

 ③ドリル 25×4 1:00 ドル平  うねりの動きを利用し胸を張ってプル

          ※ キックの勢いを使い(前加重しながら)胸を張り両手広げキャッチ

 ④スイム 25×8    1:00 平泳ぎフォームスイム

          ※ キックとプルのドリルを忘れず生かしてスイム

 ⑤スイム 50×5 1:50  Fly-Bc/Bc-Br/Br-Fr/ch/ch

   total  1,050m(含 アップ&ダウン)

  土曜に続いて同じ練習なので、平泳ぎ苦手な母でも、

  だいぶコーチの指示に近づいた泳ぎができてきたような気が、、、

  胸椎の使い方とキャッチまでの腕の動きを、うまく連動させることが出来た時に、

  スピード感のある平泳ぎになりそうな感覚が感じられたけど、これは勘違いかなあ?

  でも、依然として平泳ぎには興味湧かないし、、、来週には忘れてると思いますが

  次回はクロール、母もワクチン接種の予定などで、どうなることか・・・

  夏までにメンバー全員ワクチン終了し、秋に向け、安心して練習できますように

      わがまま母

  

  

  

 

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スクール 土曜版

2021年06月12日 16時42分52秒 | スポーツ

  6月12日(土)曇り時々晴れ

 週末の陸奥、気温はさほど上がっておらず、チョッと蒸し暑い程度です。

 今が旬の台湾産「ライチ」を食べてみました。

     

  堅い皮を剥くと、白くプニュッとしたみずみずしい果実が現れます。

  ジューシーであっさりした甘さ♪(娘の好物です)

  種の割合が大きく食べる部分は少なめですが、今回のはしっかり実を味わえ満足

  さて、今日のスクールは『平泳ぎ』メインの練習。

  ポイントは、しっかり水を捉える“キャッチ”を、巻きスカーリングでドリル!

        【メニュー】

 w-up  100×1  3:00  ch

 kick   50×2  1:50  ch       up  ↓

 swim    50×2  1:50  ch     up  ↓

 kick  25×4  1:00   Br Glid  ※ 腹圧を意識して

       (両足の引きつけや蹴り出しで腰が上下しないよう姿勢をキープ)

 drill  25×4  1:10 Br スカーリング(巻き)〜スカーリング(下)〜水中プル(ブイ無し)

           (スカルの回数は各人自由)

         ・肩甲骨からしっかり両手伸ばしキャッチ位置で巻き込むスカーリング

         ・両肘胸下辺りで巻きスカーリング

         ・上のスカルでしっかり水を捉えてプル

 drill  25×4  1:10 Br 水中プル2回→ドル平2回→スイム3回

 swim  50×4  1:50 Br  キック・プル・腹圧を意識しながら

 swim  50×4  1:40  ch  IN Time

 swim  (25×3)×2s  1:10  ch  EH/HE/H

 down  50×1  2:00

  total  1,200m

  二週間前から母は久々の腰痛で動けずにいましたが、涙の施術(痛い!)を数回受け、

  ようやく普段に近い動きができるまでに回復

  そんな状態での平泳ぎは、あまり気乗りしませんでしたが、

  来週にはワクチン接種があるので(副反応も不安)、今のうちに泳いでおかないと!

  と思いスクールに参加。

  今まで練習していた「巻きスカーリング」が、

  肩甲骨からしっかり両手前に伸ばして広げキャッチ位置での巻き動作にバージョンアップ!

  母としては、こっちの方が、より水を捉えられ、即プルに繋がる感じがしました、が、

  しっかり水を捉えて動かすとなると、より上半身の筋力が必要に、、、疲れました

  キックはマアマア悪くはないので、プルとのタイミングが合うようになれば、

  もう少しマシな平泳ぎが出来そうなのに〜、、、と嘆きたくもなるけど、

  気長に練習を続けるしかないですね

       わがまま母

  

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満天のゴール

2021年06月09日 16時33分33秒 | 読書

        満天のゴール 藤岡陽子(著)      2017年10月発行

  著者が現役看護師でありつつ、その経歴がユニークだなあ、と興味を持って

  今年3月に『きのうのオレンジ』を、今回はその3年前の作品を読んでみました。

  本作も過酷な環境、厳しい現実に身をおき生きる人々の生活がリアルに描かれているのですが、

  現実の苦しさ、キツさの中でも、自分らしく淡々と生きようとする人の心の在り方や、

  そんな彼らの気持ちを尊重し支えようとする人の優しさが、じんわりと心に沁みてくる物語。

  近年、とみに涙腺がゆるんでいるせいか、終盤は涙しながらも、

  高齢者の一人として、改めて自らの死の捉え方、晩年の在り方を考えさせられました。

  人の心の脆さ、強さ、弱さ、温かさ、、、さまざまな想いに共感することができ、

  読後、清々しく温かな余韻に、とても穏やかな気持ちになれました。

      わがまま母 

  出版社(小学館)の「あらすじ」など、転記しておきます。(母の健忘症対策のため)

奈緒(33歳)は、10歳になる涼介を連れて、二度と戻ることはないと思っていた故郷に逃げるように帰ってきた。長年連れ添ってきた夫の裏切りに遭い、行くあてもなく戻った故郷・京都の丹後地方は、過疎化が進みゴーストタウンとなっていた。
 結婚式以来顔も見ていなかった父親耕平とは、母親を亡くして以来の確執があり、世話になる一方で素直になれない。そんな折、耕平が交通事故に遭い、地元の海生病院に入院。そこに勤務する医師・三上と出会う。また、偶然倒れていたところを助けることになった同じ集落の早川(72)という老婆とも知り合いとなる。
 夫に棄てられワーキングマザーとなった奈緒は、昔免許をとったものの一度も就職したことのなかった看護師として海生病院で働き始め、三上の同僚となる。医療過疎地域で日々地域医療に奮闘する三上。なぜか彼には暗い孤独の影があった。
 一方、同じ集落の隣人である早川は、人生をあきらめ、半ば死んだように生きていた。なんとか彼女を元気づけたい、と願う奈緒と涼介。その気持ちから、二人は早川の重大な秘密を知ることとなる。
 隠されていた真相とは。そして、その結末は・・・・・・・。

〈 編集者からのおすすめ情報 〉
著者の藤岡陽子さんは、長年看護師として働き、人の生と死を常に見つめ続けてきた方です。今回、この本の執筆にあたり、実際に京都の丹後地方で僻地医療に奮闘されている医師の方を取材し、物語に厚みとリアリティと熱が注入されました。
 33歳、夫に棄てられ故郷に戻り、看護師として働き始める女性。その母親を一番近くで支える10歳の涼介。父親の入院をきっかけに出会った、孤独と寂しさを抱える35歳の医師。そして、人生をあきらめ、死を待っている72歳の女性。この4人が出会い、物語を動かしていきます。
 誰もが心に傷を抱え、辛いことや悲しい思いを乗り越えて、生きていく。この物語は、それぞれの成長譚であると同時に、もっともっと根本的な、生きること、死にゆくことに思いを巡らせるきっかけを与えてくれます。人のすべて。人生のすべてを温かく、小さな小さな希望ととらえることができるようになる、そんな一冊です。
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