善悪転倒であった

「押さえつける」という悪しき慣習の発展構造は崩れはじめて、諸々が恥をさらす。

多くの垢まみれの世間であった。

その配下に輩出された者たちは、いわゆる排出となって、難を逃れる。

好ましかざる者からの別離は自身を救う。自らに浄ければ垢は付かない。

時世

年末にかけて風雲急を告げる。

「石」というヒントを与り、潜んでいたものが浮上する。

その潜望鏡は、時を待って機会をうかがうも、最後の機会である。

投げやったやりは、弧を描いて的を目がける。遅きにあるも、良心に掛かる。

まさに降ってわいた時世によって。