巧妙なトリック

日出国、大和。
神に似せて配列された特という殊の付いた遺伝子を持つ種族、日本人。
相対にある世の人の憂いに側して、正直である優秀な使者。
昔より、太郎と呼ばれる者。浦島、桃、金。悪の成敗に励む。
現、令和の時代。太郎に則されて神を精げる。
改められた意識は、葛藤の中にもまれながらも優秀を得る。
もし、偽の太郎であれば、名に負けて面がはがされる。
この世の中は、正義の中に善と悪が共に住む。
まなこあるもの、その航跡を見て、真贋を知る。

変化は起こっている

静かに忍び寄るために、変化に気づかないまま、
この驚きの現象世界に慣れている。
慣れるということは、異変に気付きにくくなる。
早い周期で展開している世の中の目まぐるしさに流され慣らされてしまい、
気づく間もなく、普通となった驚きの現象。
粛々と進む善悪の相対現象。
悪あがきは悪の終末、露骨に表れるが、
気づかれないように浄化となっている。
まず見方を欺いて、敵を倒す。いっとき失望に見えるが、敵を一掃するにはそれも一つの手法である。
ありのままに見える現象にはトリック（策略）もある。
意の識、精神に覚悟を持てば、深淵も見えてくるものだ。