38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

マルチ久々、葱苗の仮植え。

2016年03月23日 | 農と暮らしの日記
黒マルチ、藤田家族の畑にはおそらく7~8年ぶり。
就農して2年ほどはレタスや里芋に使ったことがあるが、その後はやめていた。トンネルの透明フィルムに比べて再利用率が著しく低い(すぐゴミになる)こと、片付けるときに草が根を張っていたりして手間がかかること、そして、使くメリット(草抑え、保温・保湿など)とそういうマイナス点を比べると、なくてもいいかなと。
そして、使えば当然そこに費用が発生する(購入と廃棄)ので、たしか3年めくらいにやめた。

それが久々の登場。
といっても完全復活させるつもりはなく、これは未使用で倉庫に眠っていたのを引っ張り出し、できれば何度か繰り返して使うつもり。
……と、一応は言い訳をしておいて。

で、今日のは葱の仮植床。
葱が苦手作物の筆頭格だというのは何度も書いていて、その原因というか苦手の主な内容というのか、とにかく最初の育苗がうまくできない。草に負ける。そこで、今年は200穴のセルトレイに数粒播き、それをいったん畑に仮植えして苗を大きくしてから本圃へ、という算段。移植自体が草対策だけど、念のためにマルチも使うことにした。
そして、活着と初期生育の促進のためにトンネルがけ。

倉庫にあったのは30cm千鳥3条の穴あきマルチ。
この穴を生かしつつ、15cm×7条に鎌で穴を開けながらの植え付け。200穴のセルトレイ1枚÷7条=約30列=約4mとなり、今日は1列20m強のところにセルトレイ6枚分、3品種×各2枚の苗を移植した。セル1穴の苗は平均して2~4本。本圃への定植は品種によって株間や条間が異なるが、ざっと計算して、これだけの苗でもうかなりの面積が必要になる(=ざっとも計算してない)。

以前、玉葱苗をこの移植スタイルで試みたことがある。
そのときは活着がうまくいかず、ほとんどろくな苗に育たなかった。セルトレイは活着しやすいと言われることもあるけれど、作物の種類にもよるような気がする。



水曜、晴れ時々曇り。20度近い高温。
朝ごはんはスコーンで、チーズ、生ハム、炒り玉子。

午前:葱苗の仮植え(マルチ張り~植え付け~トンネル被覆まで)。
昼ごはんは、弁当残りのチキンライス(小)と塩焼きそば。

午後:空豆の誘引をとりあえず1列(所要時間の確認など)。
トンネルの葉もの各種を中耕(株間・条間の土をねじり鎌の甲で押しほぐす感じ)、計6列のべ約130m。あちこち耕耘。
晩ごはんは、里芋と挽肉・厚揚げの炊いたの、春菊の胡麻和え、白玉すまし汁。
コメント
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