38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

産業祭、そして焼き肉。

2009年11月15日 | 農と暮らしの日記
このブログには珍しく、「人の顔の見える」写真。
まあ出店のスタッフなのでOKでしょう、昨日今日とフル回転した西条市産業祭の石焼き芋(西条市青年農業者協議会、西条地区青年農業者連絡協議会)。フル回転してるようには見えないひとコマですが。ただいま、芋が焼けるのをしばし待っているところ。

二日目の日曜は朝から青空が広がった。
一方で風はやや冷たく、となるとまさに「焼き芋日和」である。昨日のやや調子の出なかったぶんを取り戻すがごとく、2日間ほぼずっとドラム缶にはりついて髪の色も変わってしまった事務局Wさんを筆頭に、焼く、焼く、焼く!

今日は真も朝から出店スタッフ。
豆炭の袋を開ける糸抜きをしたり、ドラム缶の中にうちわで風を送ったり。去年は2日間とも渚がばっちりはりついて焼けた芋を入れる袋を新聞紙で作ったりしていたが、今年はバレーボール(練習試合など)で会場には来られず、小中学生の作品展に太鼓台の絵(飯岡本郷と野口と神輿)を飾ってもらうだけの参加となった。



日曜、ほぼ終日の晴天。やや強風。
朝:5時半から野菜の荷造りをして6時過ぎ出発、市街スーパー出荷。
午前:そのまま7時前に産業祭会場の西条農業高入り、すでに事務局のみなさんが火をおこし始めていて、それに参戦。今日は薫がおにぎりと自家製パンの朝ごはん弁当を作ってくれたので、真と一緒にぱくつきつつ。パンはそのままだとさみしいので、出店の伊藤の肉屋さんで焼き豚を薄く切ってもらい、オープンサンド用に差し入れ(穴子天ぷら、小海老のから揚げも)。みなさんから差し入れされた、じゃこ天、シーフードピザ、鶏の唐揚げもおいしかったです、ごちそうさまでした。

午後:午前も午後もなく、とにかく焼き芋を売る。
途中からは生のさつま芋も特価で販売。「焼きたてのアツアツ石焼き芋~、掘りたての美味しいさつま芋~」。「お得なさつま芋、詰め放題で500円~、詰め込まなくても、普通に入れてもお得で~す」。

薫も途中でやってきて、真と一緒に展示などを見て回る。
ついでにフランクフルトも食べたようで、その後、薫と真は先に帰宅、明日の出荷の準備など。

15時に産業祭終了、閉店。
火を落としてドラム缶、テントなどを片付けて、16時過ぎに帰宅。明朝出荷ぶんの人参、大根、蕪、小松菜などを小一時間で収穫して、風呂に入って髭を剃って、18時前にお迎えのご近所Oさんに送ってもらって、「反省会」会場へ。



「反省会」は焼き肉。
6月頃にあった年次総会あとの懇親会も焼き肉(別の店)だったが、そのときとは違って、今日はそれほどは食べまくらなかった(と思う)。最初からごはん大盛を頼んで(すぐにおかわりで普通盛り)、生ビールもわりと早くに3杯くらい飲んだので、肉は「食べまくる」という段階まではいかなかった。

しかし、隣に座ったT君もよく食べる。
あ、T君とかTさんとかたくさんいるので誰のことだがよくわからないかもしれないけど、まあそれはよいとして、僕と一緒にごはん大盛、中盛頼んで、肉の量は圧倒的に僕よりたくさん食べたはず(「いや、藤田さんもかなり食べてましたよ」と言われるかも? 今度聞いてみよう)。このT君、某カレー店でごはん7合?とかいう超大盛カレー食べて無料になったそうだ。盛岡でわんこ蕎麦「153杯」食べた僕だがとても真似できない。

調べてみたら、僕は「大盛カレー」よく食べている。
このブログで「ブログ内検索」で「大盛」を調べたら、ほとんどがカレーだった。大盛のカレーといえば、ついでなので書くと、先住地の三浦半島で、有機圃場(黒崎)の援農に行ったら、何度か昼ごはんは初声の「まるい食堂」だった。長靴脱いで二階に大勢でどっかり座りこみ、なんだか大盛が人気ありそうなので、僕も「上カツカレー」頼んだら、すごかった。もちろん普通に完食したけど、カレーとごはんだけじゃなくてカツもしっかり多いし、しかも旨い。ソースかつ丼、かた焼きそばもすごいようだ。



21時半、解散、帰宅。
送り迎えしてくださったOさん奥さん、ありがとうございました。石焼き芋出店で生産者より圧倒的な大人数でサポート(というか完全に主役)してくださった事務局のみなさん、大変お世話になりました。

それから、2日間で多くの方にお立ち寄りいただきました。
ご近所の方、野菜セットのお客さま、ほか日頃からお世話になっているみなさま。それと、出店に青年農業者つながりで手伝いに来てくれていた小中高の同級生のK君(娘さんたちがバレーボールしていて、帰って渚に聞いたら他校区のチームだけど練習試合とかよくしてるらしく「知ってる、知ってる」と言っていた)、同じく小中高の同級生で立ち寄ってくれて20年ぶり以上の再会、高校の先生になってるらしいF君、ほか多くのみなさま、また畑でお会いしましょう!
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産業祭、音楽発表会。

2009年11月14日 | 農と暮らしの日記
なんだかさみしげな写真ですみません……。
西条市産業祭。写真撮るの忘れてて、今日の帰りがけにワンショット。明日も行われますが、どこも、いったん閉店。

毎年恒例、僕は西条市青年農業者協議会で石焼き芋。
予報では雨のち曇りみたいな感じだったので心配したが、前夜の大雨も朝までにはあがり、午前中パラパラっと小雨が降った程度で、昼頃からは次第に雲が切れてきて、午後はご覧の通り。逆に気温も上がって、ちょっと焼き芋には逆風のような陽気になった。だけど、雨降りよりはこっちのほうが断然いい。「お祭り」は晴れてなきゃ。



土曜、天気は上述の通り。
朝:4時半起きで出荷準備、6時過ぎに出発、市街スーパーに出荷してから産業祭の会場、県立西条農業高校へ。もう事務局(市、県)の方々が来ていて準備に合流。9時開店、15時閉店。

途中、9-10時頃に抜けて、小学校の音楽学習発表会へ。
真と渚それぞれの学年の発表を見てから、また焼き芋に戻る。いったんの片付け後、16時半帰宅。明朝出荷ぶんの収穫1時間弱、18時過ぎあがり。



石焼き芋、明日もやってます。9-15時。
西条農業高校の、校舎を貫く渡り廊下ぎわ、中庭のようなところ。他の出店が野菜売ったり、餅つきしたりしています。おまけしますので、お声かけください!
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大根も、ぼちぼち。

2009年11月13日 | 農と暮らしの日記
収穫中の小蕪と、右は明日から出荷する源助大根。
小蕪は2本に1本を目安に大きいものをまびく感じで。源助大根は2本を1本にする「抜き大根」の出荷が終わったと思ったら、もう最初のほうに「抜いて」あったほうはこの大きさになっている。「仕上がり」の大きさかというとまだ少し小さめだと思うけれど、このところの暖かさで畑全体の生育が速いので、小さめからどんどん出すくらいじゃないと、仕上がった大根がだぶつきそうだから。

明日の出荷はまず、おなじみ市街スーパーの地産地消コーナー。
写真のように畑からとってきたままの泥つき、葉つきで出したいところだけど、残念ながら売り場環境から考えて、泥は洗い、葉も茎を少し残す程度に切り落とす。さて、この冬初の藤田家族の大根、お客さんの反応は。どうぞよろしくお願いします!



金曜、予報は雨だけれど終日ほぼ曇り。
朝:6時から机しごと、朝ごはん。
午前:7時過ぎから荷造り、途中で追加の収穫に出たりして、10時半に明日の産業祭(石焼き芋)の準備にちょっと顔を出して、昼までは育苗温室の片付け続き。その間に薫が市街配達。戻って昼ごはん。
午後:少し机仕事。16時頃から明朝出荷ぶんの収穫1時間、ざっと調製などして、18時あがり。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、抜き大根、葉つき小蕪、赤蕪、日野菜蕪、小松菜、チンゲン菜、水菜、チーマ・ディ・ラパ、大和真菜、などから。



明日はまた雨の予報。
土・日と、毎年恒例の西条市産業祭に青年農業者協議会で「石焼き芋」の出店です。ぜひお立ち寄りください、おまけします。真ん中の校舎の渡り廊下のそば。
午後:
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雨の谷間、ひと休み。

2009年11月12日 | 農と暮らしの日記
小学校横に9枚ある圃場のひとつ。
この秋冬の葉ものや大根・蕪類は主に3枚の畑にまとめてあり、これはその3番手。最先発の9月播きの畑もこの小学校横にあり、水菜やチンゲン菜がとれていて、二番手が昨日の「水没」の畑、そこは別のところにある(今朝行ったら、とりあえず谷間の水たまりはなくなっていた)。

主に10月下旬から11月上旬に種を播いたり苗を植えたりしてある。
いちばん左の列(画面では右上にちらっと見えている)が高菜(まんば)、順に右へ、2~3月どりの大根2列が発芽したばかり、かなり茂っているのが水菜の大株どり用(移植栽培)、同じ畝の右半が玉レタス、画面の右半分、本葉が出てきた2列が小松菜(野口種苗の固定種3種類を比較のために播いてある)、赤と緑が並ぶのはリーフレタス類やかきチシャ、右上の奥にちらちら発芽してきているのが、ほうれん草……という感じ。



木曜、セットは宅配便のみ。予報は晴れだが、終日曇り。
週間予報では明日から、金・土が雨、日曜は晴れ間があり、月・火とまた雨。
朝:6時半起き、先にごはん。
午前:7時半頃から収穫2時間、セット作り、11時頃に市街出荷、用事など。戻ってセット仕上げ、13時半頃から昼ごはん。
午後:14時半から机しごと。夕方は贅沢にも日中に読書(借りている本で、そろそろ返さないといけないので)。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、抜き大根、葉つき小蕪、葉つき赤蕪、日野菜蕪、水菜、チンゲン菜、大和真菜、などから。
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大雨、浸水、排水。

2009年11月11日 | 農と暮らしの日記
秋冬の畑のひとつが水没……。
ここは1枚で約1反5畝ほどあり、うちの畑の中で最も広い。それで何かと使い勝手がよいのだけれど、4年目のいまもその「土質」と仲良くなれないという感じの畑。大雨が降れば長靴の上のほうまで泥に埋まってしまう一方で、それが乾いてしまうとコンクリートのようになったりする。

その畑が今日は、こんな状態になった。
写真の葉もの各種の畝は行きがかり上、他より低めの畝で作付けてしまったこともあり、畝の上まで水に浸かってしまっている。他の畝はもう少し高いので、畝の表面は見えているところが多いけれど、谷の部分にはたっぷり水が溜まった。

この状態を見つけたのが昼過ぎ。
他の畑は収穫に行ったときに水路からの溢水などの確認をして、まあ大雨だからこの程度はしょうがないかなという感じで「許容範囲」の判断をしたのだが、午前中、別の場所で作業をして帰宅する前に寄ってみたら、このありさま……。

早速、排水の作業開始。
浸水の原因は大雨、というのはものの一面で、それ以前に排水路をしっかりとっていなかったことがそもそもの失敗である。笑われそうなことだが、就農して過去3年、この季節に大雨で痛い目に遭っていないこともあって、まあ大丈夫だろうという感じでいたのが間違いだった。がしかし、いまはとにかく排水である。水路に近い畦畔際に鍬でひと筋の排水路を通し、それぞれの畝間の谷からも溝を切って排水路につなぐ作業を雨中で約2時間。

心配なのが、じゃが芋である。
じゃが芋も畝の谷間部分から排水路を通したけれど、じゃが芋は土寄せをするときに谷がさらに深くなっているので、他の野菜の排水路と同じ深さでは水が出ていかない。逆に、排水路をつないだ途端に他からの排水が逆流してくる始末……。まあ水から芋を守るためにも土寄せして高畝にしているわけだから、他の野菜の畝に比べるとかなり高畝になっており、芋もたぶん大丈夫だろうとは思う。けれど、他で排水が進んでいるのにじゃが芋のところだけ水浸しというのは、どうにも落ち着かない。



野菜セットのない水曜。予報通り朝からほぼ雨が降り続く。
朝:6時から机しごと。朝ごはん。
午前:収穫30分、荷造りして9時前後に市街スーパー出荷、その他の用事あれこれ。

戻って10時半から2時間、育苗温室の中の片付け。
転居前の借家の敷地にまだ立っているままで、本来ならこの春の引っ越しの時に一緒に解体して元の畑に戻さなければいけなかったのだが、大家さんのご好意で初夏の育苗が終わるまで使わせていただき、その後も6、7、8、9、10月と、少雨・乾燥で水やりが大変だったり、なんだかんだで時間がとれなかった。それをいよいよ、来春の育苗に向けて移設の段取りをしなければということで、雨で畑に出られないこの好機に、ようやく着手した次第。

12時半に一段落し、帰宅前に冒頭の畑の見回りに。
そしてその、冒頭の状態を目の当たりにして、雨中の排水作業2時間、あとはしばらく排水の様子を見ることにして14時半とりあえず帰宅。熱いシャワーを浴びてから昼ごはん。冒頭の畑、どうやらあれほどまでの浸水は上からの雨水だけではなく、上手にある水路から水が溢れて畑に流れ込んでいたようす。それに先に気づけばよかったのだが、これまでそちらの水路が溢れるなんてことはなかったので、見回りを後回しにしてしまった。行ってみると、増水で流されてきたらしい障害物が水路を堰き止めていて、じゃんじゃん水が入っているじゃないか。これじゃあ、いくら排水しても水かさが減らないわけだ。やっぱり、「やる前に見る」。見回りは大切です。反省、反省。

午後:小一時間ほど休憩して、16時に渚をピアノ練習に連れていく。
雨なので。それで迎えに行くまでの間にガソリン入れて、1件、用事で市街近くまで出て、戻ってぴったり渚をピックアップ、17時過ぎに帰宅。

夜はこれから、ゆうき生協の西条周桑地区会の運営会に行ってきます。
夏から初秋にかけては畑が忙しくて顔を出せないことが多かったので、冬のイベント続きに向けて、いろいろできることはしていきたいところ。ではでは。先に晩ごはんだ。



雨はあすいったんあがり、金曜からまた降る予報。
さらに来週も傘マークが続くようす。こんな季節に長雨なんて。朝はさほど冷えるわけではないけれど、昼間の気温が上がらない肌寒い日が続きそう。もう11月も半ばだから、それが普通かも?

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植えて、耕して、雨。

2009年11月10日 | 農と暮らしの日記
水菜とチンゲン菜、今朝どり。
3日前に載せたこの写真の畑のものを、セットにも入れ始めた。どちらも9月下旬播き。水菜は約3cm間隔のつもりで手播きしたものをほぼ1株おきにまびきどりたのがこれで、残したものは中株、大株に育てる予定。チンゲン菜は約4cm間隔、こちらは大きいものを選んでとり、そのうちに残ったものも大きくなってくるので次々に、という感じで。



火曜、小学校は週末の音楽会(登校)の繰替休み。
朝:6時から荷造り少し、収穫1時間、戻って8時前後に朝ごはん。
午前:8時過ぎ、保育園給食納品とスーパー出荷で市街へ。戻ってセット荷造りは薫と子どもたちに任せて、9時過ぎから僕は昨日の続きで早春どりキャベツの定植。畝は昨日一緒に立ててあるので、まず苗とり30分、植え付け約1時間で400株弱、苗の数が中途半端で空いたところにほうれん草をちょっと播いてスペースを埋めておく。11時前後に予報通り雨がパラつき始め、田んぼの耕耘(3度目)1時間弱、本降りになって12時半戻り、みんなで昼ごはん。

午後:13時半頃から雨の中、新居浜方面に配達。
いつもは午前中にセットを急いで仕上げ、昼前に配達に出て、13時過ぎて(ときには14時過ぎて)遅い昼ごはん、というのが定例なのだけれど、今日は先に食べてからの出発。雨の前に畑しごとをできるだけやっておきたかったのと、晩秋~早春の畑が賑やかな時期に去年あたりから野菜を使ってくださっている飲食店に最近の品物のサンプルを届けるのに、ランチタイムは外したほうがよさそう……ということで(昼時に納品に行くと、どのお店も厨房裏の扉からとてもいい匂いがしてきます)。15時半帰宅。雨で子どもたちはのんびり折り紙遊び。

夕方:お茶を飲んでから、外は雨が降り続くので、以降は机しごと。
今日は渚と真はバレーボールの自主練習があり、晩ごはんは遅めの予定。翌日にセットの出荷がない火曜の午後に雨が降っていると、とてもとてもゆったりした気分になる。植えるものは、まあ全部じゃないけど植えたし、トラクタを入れておきたかったところはとりあえず最低限はできたし。

雨は今日(火)から、水・木・金と断続的に降る予報。
週末11/14~15(土・日)は西条市産業祭(県立西条農業高校で)、僕は今年も西条市青年農業者協議会の出店で石焼き芋です。

<本日の野菜セット>例
人参、さつま芋、抜き大根、葉つき小蕪、日野菜蕪、小松菜、チンゲン菜、水菜、チーマ・ディ・ラパ、ピーマン、などから。

<本日のスーパー「グランフジ西条」地産地消コーナーの棚>
※たまに書いてみます。
小松菜、水菜、チンゲン菜、ピーマン、人参。

<本日の配達BGM>
Rickie Lee Jones, PIRATES, 1981.
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雨予報、キャベツ定植。

2009年11月09日 | 農と暮らしの日記
(翌日、写真を撮って入れました)

早春どりのキャベツを約240株、定植した。
9月上旬に地床に種を播き、今日のは苗の仕上がりが早かった品種で、別の品種も追って植えていく予定。ちょっとイメージより大きな苗になってしまったが、本葉4~5枚程度ではあるので、なんとかいけるはず。寒さが来る前にあまり大きく(葉数を多く)育ててしまうときれいに結球しない、ということで、キャベツは播きどきが難しい。明日から火・水・木・金と4日連続の傘マーク予報が出ているので、その前に植えられるものは植えておこうということで。ただし、本当に降るかどうか、あまりあてにしていない。



月曜、予報どおりほぼ終日の曇り空。気温はしかし高く、今日もTシャツで十分。
朝:6時に起き、朝ごはんを挟んでしばらく机しごと。毎月の菜園だよりがいよいよタイムリミットなので。
午前:8時半から出荷の荷造り。途中、追加の収穫をして11時半過ぎ市街・氷見・小松方面に出荷・配達、ついでに用事あれこれもして13時半過ぎ帰宅、昼ごはん。
午後:14時過ぎから冒頭のキャベツ定植。まず本圃(植え付ける畑)トラクタで耕耘30分、別の畑(苗床のあるところ)で苗とり30分、管理機も軽トラに積んで本圃に戻り、畝立て20分ほど、レーキで畝の表面を軽く均してから45cm間隔で千鳥の2条で植え付け小1時間。17時頃から明朝出荷ぶんの一部収穫30分、あれこれ片付けて18時あがり。



渚は学級閉鎖が解除になり、真とそろって登校。
どうやら小学校ではインフルエンザも収束に向かっている様子。バレーボールも今日の自主練習から再開になった。また慌ただしい日常に戻る……と思ったら、明日は今週末に延期された音楽会(土曜登校)の繰替でまた休みだ。なんだか調子がくるったまま、イベントの多い11~12月の日々は足早に過ぎ、年の瀬へとなだれ込みそう。

<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、抜き大根、小松菜、水菜、ちんげん菜、チーマ・ディ・ラパ、小さい茄子、小さいピーマン、ズッキーニ、などから。
※ズッキーニは秋どり試行であまりうまくいかなかったけど、今日見たら何本かいい大きさになっていたので。
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暑い。Tシャツ日和。

2009年11月08日 | 農と暮らしの日記
収穫中の小松菜を真横から撮ってみた。
4条播きで、3条分を摘み取ったあとの1条なので、株の込み具合がよくわかる。小松菜は通常、2~3cmに1粒(1株)の割合で播くのがよいとされているが、ご覧の通り、ここのは間隔がバラバラ……。播種機(菜々子)で播くと、こうなりがち。株の込み具合などによって大きさもまちまちだけれど、うちの場合はこれくらいなら選別不要、写真の範囲(60cmくらい?)で0.6kgほどになるから、「0.15kg単位」ならここに写っている小松菜がそのまま4袋になる。

9月下旬播きで、もう仕上がっている状態。
丈は大きいもので40cmを超えるまでになっている。収穫するときは、収穫ばさみで1株ずつ地表より5mmほど上の位置(泥が茎に付着しないぎりぎりの位置)で摘み取ってキャリーに入れていく。こうすれば、持ち帰ったあとは計量して新聞紙(野菜セットの場合)なりボードン袋(スーパー出荷)なりに個装するだけだ。以前は、研修先でしていたように、鎌を地面に微かに差し込んで根を切るような採り方をしていた。そして、それをキャリーに入れて持ち帰り、作業場に座って根と下っ葉の泥っぽい部分を手やはさみで落とすという「調製」(こさえ)の作業をしていた。

確かに、研修先ではそのやり方が効率的だったように思う。
研修生も含めて大人数で分担して流れ作業のようにするのが早かったはず。しかし、その状況とは異なり、いまのうちの出荷は、僕が収穫してきて薫が調製するか、僕が収穫も調製もするかどっちかで、となると、ひとつの野菜を一度触ったらその場でできる限りの作業を連続的に済ませてしまったほうが速いし、野菜が傷む機会も少ない(触れば触るたびに葉や茎が少しずつ折れてしまい、それを取り除く作業が必要になるし、収穫量より出荷量がそのぶん減ってしまう)ということが、経験的にわかってきたので、就農3年目くらいからは、小松菜やそれに類するアブラナ科の青菜類のほか、ほうれん草や小蕪、大根のまびき菜などもたいていそうしている。

もちろん、これは畑で野菜が最後まできれいに育った場合。
種苗会社のカタログ誌などを見ていると、大規模な圃場で1束ずつテープで結束するまで畑で仕上げている風景がよく出ている。うちの場合は、季節の始めや終わりなど、虫食いの葉が多かったり、寒さなどで傷んだ葉が多かったりすると、やはり持ち帰ってから丁寧に調製をしなければいけなくなる。水菜、壬生菜など繊細な葉ものはこの調製に手間がかかる、けれどそんな季節はまだ少し先のこと。



日曜、晴れ。今日も高温。朝から家の中が20℃を超えている。
朝:6時過ぎから机しごと、先にみんなでごはん。
午前:8時前から収穫に出て、帰って調製・荷造り、9時過ぎに市街スーパー出荷、ついでにあれこれ用事。戻って昼まで机しごと。みんなで昼ごはん。
午後:1時半から、みんなで畑へ。レタス類を少し植えたあと、にんにくの植え付け。だいぶん遅くなってしまったが、なんとかなるだろう(たぶん)。そのあと、同じ畑で小松菜やほうれん草、蕪などの畝を三角ホーでサクサクと中耕・除草、最後に残っていた秋じゃが1列の中耕・除草・土寄せ、などなど。
夕方:4時半ごろから明朝出荷ぶんの一部収穫、17時半戻り。



それにしても、暑い。
11月とは思えない。昼間は本当に普通にTシャツでいける。というか、薄手なのに長袖シャツだと、軽く三角ホーを動かす程度でも暑くて仕方がない。今日は本来、飯岡総合文化祭が予定されていたが、インフルエンザ流行防止のため中止になっている。石焼き芋をする担当だったのだけれど、この陽気では焼き芋どころじゃない。ガリガリ君の出番だ。
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暖かい秋、畑も早足。

2009年11月07日 | 農と暮らしの日記
チンゲン菜と、小株どり用の水菜が仕上がってきた。
もう少し冬本番になってからと思っていたが、とにかくこの暖かさ(連日20℃を超える。最高気温だけでいうと、ひと月ほど遅れている)もあって、野菜がどんどん育っている。野菜セットは完全にまかなうことができ、スーパー地産地消コーナーも売れる量には限りがある。あとは業務用の注文をどれだけとれるかというところ。

しかし、季節はどこの生産者にも同じ条件。
だから、そこここに「地産の旬の露地野菜」があふれている。あとは無農薬・無化学肥料というのがどれだけのポイントになるか、あるいはそもそも、「味」で選んでもらえるかどうか、こちらはまったく自信がない(うちの野菜の味が悪いと思っているわけではなく、普段、味のことを僕はほとんど考えてない)。



このブログのリンクに入っている「あめんぼ通信」の水田さん。
岡山の農業者で、僕は就農する前から水田さんの書かれた日記のような冊子を読ませていただき、それを継ぐかたちでブログが始まってからはほぼ毎日欠かさずの読者。その水田さんは最近、直売所への出荷を試行されている。僕も野菜セット以外の販路を模索しているところなので、いろいろと考えさせられる。



土曜、今日は小学校の本来の音楽会の予定日なので登校日。
朝:6時過ぎから荷造り、朝ごはん。
午前:真は登校、渚はまだ学級閉鎖中。9時頃に市街スーパーに出荷、戻って僕、薫、渚で稲木の片付け(今日は足の部分を)。帰りに地元の商店で空き段ボール箱を頂いてきて(宅配便で野菜セットを送るときに使う)、昼までその整理。
午後:13時半から、あれこれの苗が残っているのを植えてしまいたいので、まずトラクタ耕耘1時間、管理機で畝立て、そして定植、その他の種も少しずつ播く。
夕方:17時、まだ植えるものがあるけれど、日没前にほうれん草の畝の中耕・除草を三角ホーで小一時間。戻って18時あがり。
晩ごはんは、おでん。まだ大根が「抜き大根」だけど。



ラジオのニュースで農業の死亡事故の話。
厚生労働省の人口動態調査に基づいて農水省がまとめたら、1年間に400人の農業機械(等?)による死者が出ているという。高齢化がその数の多さに影を落としているというような解説。そして、死亡事故の裏にはその何倍もの負傷事故があるはず、とも。そうだろうなと思う。あれだけの大きな機械を、不安定な場所で、年に一度か二度かしか使わない人が、誰も見守っていないような場所で、使っているのだから。



インフルエンザは少し落ち着いてきている様子。
渚も週明けからは学級閉鎖が解除されて登校できそう。低学年への感染がこの週末で落ち着けば、山を越えるかもしれない。天気予報は火、水と傘マーク。音楽会、文化祭が中止になり、フルに使えるこの土日をどう生かすか。明日の段取りはとても重要になってくる。
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インフル流行、拡大中。

2009年11月06日 | 農と暮らしの日記
最近の野菜セットの例。
前回載せた(10/22)のセットからまた一歩、秋冬らしさが濃くなっている。2週間の違いだけれど、やはり大きな季節の変わり目なのだと感じる。

通常の大セット(1,800円前後)より少し大きめ、約2,000円。
中央の人参から「の」の字を書く順で説明すると、まずその人参は「小人参」とか「まびき人参」ではなく「人参」そのものになり、下の里芋はもう4月までならいつ掘ってもたぶんこんな感じの完成品、左のさつま芋はここでは2種類、金時と紫芋、上に上がって「抜き大根」(2本→1本のまびき)、葉つき小蕪、小松菜、チーマ・ディ・ラパ(イタリア菜花の葉)、ちょっと見えにくいのが大根まびき菜(4本→2本のまびき)、最後が大和真菜。

ご覧のとおり、かなり「葉っぱ」っぽいセット。
1週間前には入っていた茄子、ピーマン、オクラがなく(まだとれてますが、このセットには入ってない)、大根がまだ大根として仕上がっておらず、葱が入ってない。キャベツ、白菜などの「結球もの」やレタス類、ほうれん草も春菊もまだ、ということで、アブラナ科の同じような葉ものがぎっしり……。



金曜、晴れ。今日も早々に20℃を超えて、Tシャツ日和。
朝:6時過ぎから机しごと、朝ごはん。渚は学級閉鎖で“連休”4日目、登校班も学級閉鎖などで人数が減り、真はひとりで登校(こんな登校風景のようです)。
午前:7時半頃から渚も手伝ってセット他の荷造り、途中で追加の収穫30分、11時頃から薫が市街出荷・配達。僕はあちこちの畑をトラクタ耕耘1時間半、12時半に戻って昼ごはん。
午後:14時頃からみんなで稲木の片付け。まず、長いほうの木を14本運び出して軽トラで貸主さんの倉庫に片付け。続いて、「足」のほうをばらして紐で結えるところまで。地面に突き刺していた部分がまだ泥で湿っているので、このままひと晩おき、明日、倉庫に入れる予定。
夕方:16時頃にゆうき生協でお世話になっている市内のKさん援農来訪。ちょっと厚播きしすぎて混み合っている小蕪のまびきを一緒に小一時間していただく。17時、明朝ぶんの一部収穫、17時半戻り。干してあるさつま芋の片付けなどして18時あがり。



小学校の学級閉鎖は今朝現在で4~6学年(計6学級)の5学級。
つまり3年生以下と6年生の1学級だけしか登校していないわけだから、学校もかなり静かだろう。ただ、5年生の1学級は閉鎖が解除されて明日から登校とのこと(渚たちはまだ)。愛媛県内でも西条保健所管内(西条、新居浜)が最も流行しているようだ(定点観測で1医療機関あたりの患者数が30人という流行の目安を大幅に超えて60人近くにのぼっている)。この週末で収束に向かうといいのだけれど。うちも真が要注意である。



<本日の野菜セット>例
だいたい上記のような内容。
茄子、ピーマンはまだとれるけれど、葉ものがどんどん仕上がっているので、そちらが優先でセットから外れている。オクラはほぼ終了(五角オクラはまだできているけれど、やや筋っぽい感じ)。
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白菜順調、キムチ楽しみ。

2009年11月05日 | 農と暮らしの日記
9月上旬播き、下旬定植の白菜がだいぶん巻いてきた。
10月中旬の秋祭り前に寒冷紗を外したときはこんなふうだったのが、気温が下がってくるとどんどん育ってくる。1月にはお楽しみのキムチ漬けが待っている。



木曜、晴れ。気温はまた「平年より暖かい秋」に戻った。
小学校は文化の日と繰替休日の「連休」が明け、真は登校。渚は引き続きの学級閉鎖で自宅待機(今日で“連休”3日目)。
朝:6時過ぎから野菜の荷造り30分、7時前から朝ごはん。
午前:セットは宅配便のみで、7時半頃から荷造り続き、途中で追加の収穫30分。9時頃から薫は出荷その他の用事で市街へ。

僕と渚は9時半から畑へ。
学級閉鎖(=自宅待機。不要不急の外出自粛)が続くと病気になりそうなので、感染の恐れが少ない場所、ということでうちの畑へ。さつま芋の収穫(僕が掘り上げた芋を渚が乾燥のために畑にきれいに並べる)と、つるの片付け(渚が畑を引っ張ってきた芋づるのかたまりを僕が軽トラに引っ張り上げる)3時間半で13時過ぎ帰宅。昼ごはん(大根葉と西条産じゃこのスパゲティ)。
午後:14時過ぎから、先ほどの芋の収納(畑でキャリー詰め)と芋づるの残り片付け2時間、あちこちに元肥の油粕散布1時間、17時過ぎから20分ほど小松菜の条間を三角ホーで中耕除草、日没撤収、18時あがり。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、抜き大根、大根まびき菜、葉つき小蕪、小松菜、大和真菜、チンゲンっぽい菜、などから。



小学校は学級閉鎖がさらに増えたらしい。
高学年から低学年へと広がっている様相なので、真も厳戒態勢(?)。それにしても、子どもたちはバレーボールの練習がないから、毎日なんだかのんびりした夜である。
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新型流行、一家団欒。

2009年11月04日 | 農と暮らしの日記
数日前の茄子の畑。
小さいながらもまだ実をつけていて、少しずつ野菜セットに入っている。その茄子の株の間に、小さな芽。これが来春どりの空豆である。今年は空豆のほとんどをこのように前作の末期に並行し、不耕起で種を播いてある。ちょうどいま、次々に発芽しているところ。



今朝は冷え込んだ。
ネットで見ている天気予報の実績のところには「8℃」とあったが、6時頃にうちの作業場(屋根と東西の壁がある車庫のようなスペース)の温度計は「5℃」だった。いずれにしても、この秋いちばんの冷え込み。昨日のうちに収穫しておいた葉ものを計量して荷造りするだけでも、指先がかじかんでしまう。そんな冷え込みももう今日の日中で一段落ということで、明日以降の朝は10℃以上あり、日中は25℃近くになることもあるそうだ。



水曜、小学校は繰替休日。週末の音楽会は延期されたが、土曜登校はそのまま。
朝:6時からスーパー出荷ぶんの荷造り、朝ごはん。
午前:セット出荷の一部荷造りもしてから、市街スーパー出荷、その他の用事。戻ってセットの仕上げ、10時すぎに新居浜方面に配達(本来の火曜が祝日のため、事業所への配達のみ今日に分離した。二日続けての新居浜ということになる)、11時半戻り。昼ごはんは子どもたちの大好きなトマトスパゲティ。
午後:13時、外はいい天気だけれど、机しごと待ったなしでパソコンに向かう。17時に明朝出荷分の一部を収穫、荷造り準備。18時から晩ごはん。



このところ毎日、晩ごはんが早い。
渚が学級閉鎖で、学校がそういう状態だから二人ともバレーボールの練習は休み、しかも昨日、今日と真も学校は休みで、さらに先日の雨で畑はまだ湿っている。そして僕は畑より机しごとが気になる……というわけで。

昨日なんか、晩ごはんのあと、渚と真と僕とでトランプした(七並べ)。
みかん食べながら。まるで正月だ。夏休みだって子どもたちは合唱だバレーだ、なんだかんだといって留守がちで、家族そろって家の中で座っていることなんてめったになかったのに、インフルエンザは思いがけず「団欒(だんらん)」っぽい時間を与えてくれている。しかも今夜の食卓は久しぶりに餃子だったから、お互いにいま何個食べているかで声が大きくなったりして、ますます熱い藤田家族……。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋、抜き大根、葉つき小蕪、小松菜、大阪しろな、大根まびき菜、イタリア菜花まびき菜、などから。
※秋冬野菜だけでセットが構成できそうだったので、茄子、ピーマン、オクラは収穫せず。

<本日の配達BGM>
Count Basie and his Orchestra「PRIME TIME」,1977.

書き忘れてたので追記:<昨日の配達BGM>
Ry Cooder「Paris,Texas」original soudtracks,1985.
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朝9℃、芋掘り好日。

2009年11月03日 | 農と暮らしの日記
今日掘ったさつま芋、品種は金時。
援農してくださったIさんがこの記事見たら、「やっぱり写真載せたか」と言いそう。というのも、掘りながら僕がずっと、「これはいいわー。いい芋ばっかりじゃあ」とつぶやき続けていたから。就農4年、「藤田家族」史上最も良品揃いの1列(約40m=約100株)だった。そして、今年あちこちで掘った(青年農業者、飯盛会・文化祭用、同・オーナー収穫祭、同・小学校と幼稚園のお手伝い)のなかでも飛び抜けている。あー、自画自賛。

写真の4つのキャリーで全体の約8割。
左上は小さめの芋で、うちの野菜セットに定価で入れる最低ラインまで、右上は超巨大サイズ(保育園で使ってもらおうかな)、その下(右下のキャリー)はそれより小さめだけど丸々していて通常のセットには入れにくいもの(助産院など業務用に送るセットなら大丈夫かも)、その左(左下のキャリー)は野菜セットに「自信たっぷり」で入れるサイズ。この4箱で100kg以上あれば、「1株=1kg」は軽くクリアしていることになる。原価は1株(=植え付けた芋づる1本)30~40円、出荷する芋はうちの単価で500円/kgだから、10倍以上になっている計算。人件費考えなければ。

残りの2割は通常の出荷には使えない。
定価は厳しい小さいサイズ(「おやつ芋」とかいう呼び名で値下げしてセットに入れる)、掘っていて傷ついたもの(主に自家用)、それと、大きくないけど「じゃが芋」みたいにまんまるの芋、など。



火曜、文化の日で国民の祝日。予報通りの低温で最低9℃→最高15℃。
朝:6時過ぎから収穫済みの野菜の荷造り。7時半頃から市街スーパー出荷。戻って朝ごはん。
午前:薫が荷造りの続き、僕は8時半から真と一緒に冒頭のさつま芋の畑へ。つるを切るなど芋掘りの準備。9時頃に、毎週うちに野菜を受け取りに来てくださるお客さんのIさん(パパ&娘さん)が援農で来訪、4人でどんどん掘る。10時半までに掘り上げ完了、雨後なので芋はそのまま畑に広げて乾かしておく。

11時半頃から新居浜方面に配達。
今日は祝日のため、職場への配達は明日に分離したのでセットの数が少なく、12時半には帰宅。昼ごはんは渚のリクエストでオムライス。「ちろりん農園」西川さんの平飼い鶏卵をたっぷり使った贅沢な逸品、ってどこかのレストランみたいだ。

午後:13時半から芋の収納、明朝出荷ぶんの一部収穫、戻って大雑把な調製・軽量などして16時半あがり、机しごと。



学級閉鎖中の渚は元気なのに外出もできず。
午後は僕が畑に出ているあいだ、3人で庭の草を焚いて焼き芋をしたそうだ。家から見える四国山地の笹ヶ峰も初冠雪。20℃を超える日も今週後半にはまた戻ってくるけれど、季節は確実に冬に向かっている。種播きが1日遅れれば収穫は1週間遅れ、1週遅れればひと月以上遅れるという時候になり、あれこれの作付けの遅れがかなり気になる。
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秋の嵐、学級閉鎖。

2009年11月02日 | 農と暮らしの日記
畑の隅に咲いた、季節外れの向日葵。
普通の大きな花が散ったあと、脇芽のように咲く明るい花が、周辺の秋冬野菜と似合わず、なんだか落ち着かない風景をつくっている。

昨日昼間の雨は結局、夜にもまた降り始めた。
そして今朝もまだ小雨がぱらつき、そしてその後は一日中、強風が吹き荒れる秋の嵐となった。今夜から急速に冷え込み、明朝は8℃まで冷え込む予報。日中も15℃前後までしか上がらず、ひと月ほど先の陽気になるという。



月曜、11月が本格的に始まる。ほぼ終日の曇り空、強風。
朝:6時から収穫1時間弱、戻って朝ごはん。
午前:7時すぎから市街の保育園に納品。戻って追加の収穫、荷造り、11時半頃に再び市街へ、そのまま氷見・小松方面の配達、13時帰宅、昼ごはん。
午後:明朝冷え込む予報ということもあり、明日出荷ぶんの大半を前倒しで収穫、大雑把に調製、整理して17時あがり、以降は机しごと。



渚のクラスも明日から学級閉鎖になった。
6年生のひとクラスも閉鎖で、週末11/8(日)に予定されていた音楽会は11/14(土)に延期されるそうだ。そして同日行われる予定だった飯岡地区の総合文化祭は「中止」。飯盛会が担当する「石焼き芋・ポン菓子・野菜販売」も。大量のさつま芋の行方は未定。



<本日の野菜セット>例
人参、里芋、さつま芋(紅東、紫芋)、茄子、ピーマン、甘い唐辛子、オクラ、小松菜、抜き大根、大根まびき菜、蕪まびき菜、しろ菜、などから。
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雨の日曜、「普通」の午後。

2009年11月01日 | 農と暮らしの日記
1週間ぶりの雨で、野菜たちもうれしそう。
手前は収穫中の小松菜、その奥が巻き始めている白菜、あいだにいろいろあって、ピーマン、とうがらし類や茄子、まだぼちぼちとれている。いちばん奥に林のようになっているのが島オクラ。これもまだとれている。明日からの寒気で突然に終わるか、中下旬の初霜までいけるか。



日曜。今日から霜月、11月。
朝:6時半頃から収穫を小一時間、戻って朝ごはん。渚と真は昨日に続いてバレーボールの練習を休んでいる。新型を含めてインフルエンザや風邪が流行し始めているので、本人や家族に体調の悪い人がいる場合は無理せず休みましょう、ということで。

午前:市街スーパーに出荷、戻って机しごと少し。小雨が降ってきたので昼まで贅沢に昼寝1時間ほど。
午後:昼ごはんのあと、14時頃から明朝出荷ぶんの一部収穫に出るが、急に雨と風が強くなり、とり始めた人参を畑に放り出したまま一時撤収。雨は降り続いているけれど風は収まったので再び軽トラで出発、人参の続きと、冒頭の小松菜を収穫、帰りに飯盛会の伝達事項で近所に立ち寄り、15時すぎ帰宅。小松菜の荷造りをして15時半、早いけど本日はこれであがり。以降、机しごと。雨は夕方にほぼあがったけれど、思いのほかたっぷり降った。



ブログも16時台に記入。
真は昼寝、渚は薫と一緒にお菓子作り。僕がキーボードたたきながら、「日曜の午後に家の中におるなんて、珍しいなぁ」とつぶやいたら小麦粉こねていた渚が、「普通はそれが普通よ」。
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