38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

温室解体、小麦播種。

2009年11月21日 | 農と暮らしの日記
育苗用の温室が昨日、解体された。
ここは今年の6月頃まで使っていて、しかし、家が引っ越したので、いよいよ温室も取り壊し、いまの家の近くに移設することになっている。3年半とちょっと前、就農してすぐの3月に建てたこの温室は、なにはともあれ夏の果菜類の育苗をしなきゃ、ということで、お借りした家のすぐ裏に建てたもの。間口6m×奥行10mのこの温室は、有機菜園・藤田家族のスタート地点だったともいえる。11月中に移設し、次の育苗が始まる年明けまでに、また踏み込み温床を作る予定。



土曜、気圧の谷に入っているとかで、終日雲の多い寒空。
朝:6時過ぎ起き、先に朝ごはん。渚と真はバレーボールの練習。
午後:臨時の野菜セットや市外スーパー出荷の荷造り。9時前後に市街へ。戻って畑1枚トラクタ耕耘。13時半、昼ごはん。
午後:耕耘したところに小麦を播く。今日はまず、先日お客さんのMさんにいただいたニシノカオリを2アールほど。今年の小麦は初挑戦の去年より面積を少し広げる予定。といっても、ささやかな自家用(=自家用のごく一部)ですが。ほんとうにうちは「粉もん」食いの一家なので、それをすべて自給できたらどんなにすばらしいかと思うけれど、それはいつになることやら。

夕方:明朝出荷の一部を収穫、戻って荷造り、18時過ぎあがり。
畑で使うメジャー(30m)が途中でひっくり返って絡まってしまっているのを、分解して真と一緒に一から巻き直す。渚がバレーから帰ってきて、晩ごはんが始まるのになんとかぎりぎり間に合った。19時前から晩ごはん。野菜だくさんの鍋(試しどりしてみた白菜、まびき大根の変形したの、スーパーの売れ残り水菜、変形の人参、など)。ようやくそんな季節になってきた。



世の中は勤労感謝の日をめぐる3連休。
ここで外に出ていくイベントの用事などがないのは助かる。遅れていた晩秋の畑しごとのうち、昨日は豌豆、今日は小麦の播種が進んだ。次は玉葱の植え付けだが、予定している畑がちょっとまだ湿りすぎなので、今日は見合わせた。もし明日まだ雨が降らなかったら、もう一度耕耘してから畝立てし、ちょっとずつでも植え始められればいいのだけれど。
コメント
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