38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

暖かい秋、畑も早足。

2009年11月07日 | 農と暮らしの日記
チンゲン菜と、小株どり用の水菜が仕上がってきた。
もう少し冬本番になってからと思っていたが、とにかくこの暖かさ(連日20℃を超える。最高気温だけでいうと、ひと月ほど遅れている)もあって、野菜がどんどん育っている。野菜セットは完全にまかなうことができ、スーパー地産地消コーナーも売れる量には限りがある。あとは業務用の注文をどれだけとれるかというところ。

しかし、季節はどこの生産者にも同じ条件。
だから、そこここに「地産の旬の露地野菜」があふれている。あとは無農薬・無化学肥料というのがどれだけのポイントになるか、あるいはそもそも、「味」で選んでもらえるかどうか、こちらはまったく自信がない(うちの野菜の味が悪いと思っているわけではなく、普段、味のことを僕はほとんど考えてない)。



このブログのリンクに入っている「あめんぼ通信」の水田さん。
岡山の農業者で、僕は就農する前から水田さんの書かれた日記のような冊子を読ませていただき、それを継ぐかたちでブログが始まってからはほぼ毎日欠かさずの読者。その水田さんは最近、直売所への出荷を試行されている。僕も野菜セット以外の販路を模索しているところなので、いろいろと考えさせられる。



土曜、今日は小学校の本来の音楽会の予定日なので登校日。
朝:6時過ぎから荷造り、朝ごはん。
午前:真は登校、渚はまだ学級閉鎖中。9時頃に市街スーパーに出荷、戻って僕、薫、渚で稲木の片付け(今日は足の部分を)。帰りに地元の商店で空き段ボール箱を頂いてきて(宅配便で野菜セットを送るときに使う)、昼までその整理。
午後:13時半から、あれこれの苗が残っているのを植えてしまいたいので、まずトラクタ耕耘1時間、管理機で畝立て、そして定植、その他の種も少しずつ播く。
夕方:17時、まだ植えるものがあるけれど、日没前にほうれん草の畝の中耕・除草を三角ホーで小一時間。戻って18時あがり。
晩ごはんは、おでん。まだ大根が「抜き大根」だけど。



ラジオのニュースで農業の死亡事故の話。
厚生労働省の人口動態調査に基づいて農水省がまとめたら、1年間に400人の農業機械(等?)による死者が出ているという。高齢化がその数の多さに影を落としているというような解説。そして、死亡事故の裏にはその何倍もの負傷事故があるはず、とも。そうだろうなと思う。あれだけの大きな機械を、不安定な場所で、年に一度か二度かしか使わない人が、誰も見守っていないような場所で、使っているのだから。



インフルエンザは少し落ち着いてきている様子。
渚も週明けからは学級閉鎖が解除されて登校できそう。低学年への感染がこの週末で落ち着けば、山を越えるかもしれない。天気予報は火、水と傘マーク。音楽会、文化祭が中止になり、フルに使えるこの土日をどう生かすか。明日の段取りはとても重要になってくる。
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