38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

朝9℃、芋掘り好日。

2009年11月03日 | 農と暮らしの日記
今日掘ったさつま芋、品種は金時。
援農してくださったIさんがこの記事見たら、「やっぱり写真載せたか」と言いそう。というのも、掘りながら僕がずっと、「これはいいわー。いい芋ばっかりじゃあ」とつぶやき続けていたから。就農4年、「藤田家族」史上最も良品揃いの1列(約40m=約100株)だった。そして、今年あちこちで掘った(青年農業者、飯盛会・文化祭用、同・オーナー収穫祭、同・小学校と幼稚園のお手伝い)のなかでも飛び抜けている。あー、自画自賛。

写真の4つのキャリーで全体の約8割。
左上は小さめの芋で、うちの野菜セットに定価で入れる最低ラインまで、右上は超巨大サイズ(保育園で使ってもらおうかな)、その下(右下のキャリー)はそれより小さめだけど丸々していて通常のセットには入れにくいもの(助産院など業務用に送るセットなら大丈夫かも)、その左(左下のキャリー)は野菜セットに「自信たっぷり」で入れるサイズ。この4箱で100kg以上あれば、「1株=1kg」は軽くクリアしていることになる。原価は1株(=植え付けた芋づる1本)30~40円、出荷する芋はうちの単価で500円/kgだから、10倍以上になっている計算。人件費考えなければ。

残りの2割は通常の出荷には使えない。
定価は厳しい小さいサイズ(「おやつ芋」とかいう呼び名で値下げしてセットに入れる)、掘っていて傷ついたもの(主に自家用)、それと、大きくないけど「じゃが芋」みたいにまんまるの芋、など。



火曜、文化の日で国民の祝日。予報通りの低温で最低9℃→最高15℃。
朝:6時過ぎから収穫済みの野菜の荷造り。7時半頃から市街スーパー出荷。戻って朝ごはん。
午前:薫が荷造りの続き、僕は8時半から真と一緒に冒頭のさつま芋の畑へ。つるを切るなど芋掘りの準備。9時頃に、毎週うちに野菜を受け取りに来てくださるお客さんのIさん(パパ&娘さん)が援農で来訪、4人でどんどん掘る。10時半までに掘り上げ完了、雨後なので芋はそのまま畑に広げて乾かしておく。

11時半頃から新居浜方面に配達。
今日は祝日のため、職場への配達は明日に分離したのでセットの数が少なく、12時半には帰宅。昼ごはんは渚のリクエストでオムライス。「ちろりん農園」西川さんの平飼い鶏卵をたっぷり使った贅沢な逸品、ってどこかのレストランみたいだ。

午後:13時半から芋の収納、明朝出荷ぶんの一部収穫、戻って大雑把な調製・軽量などして16時半あがり、机しごと。



学級閉鎖中の渚は元気なのに外出もできず。
午後は僕が畑に出ているあいだ、3人で庭の草を焚いて焼き芋をしたそうだ。家から見える四国山地の笹ヶ峰も初冠雪。20℃を超える日も今週後半にはまた戻ってくるけれど、季節は確実に冬に向かっている。種播きが1日遅れれば収穫は1週間遅れ、1週遅れればひと月以上遅れるという時候になり、あれこれの作付けの遅れがかなり気になる。
コメント (2)
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