38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ブロッコリィ、やや出遅れて。

2013年05月04日 | 農と暮らしの日記
ブロッコリィがとれ始めた。
春のブロッコリィは冬に比べて生育が早く作りやすいのだけれど、何百本も植えていても数日の間に一斉に仕上がるのがこわいところ。野菜セットだけでは当然さばき切れないし、スーパーの直売所に出すといっても普通は毎日十個も二十個も売れるわけではない。ところが、昨年もちょうどゴールデンウイークに収穫のピークが来てスーパーでもよく売れたので、今年も同じ頃に仕上がるように同じ品種をほぼ同日に播き、同時期に定植してみた。

そうしたら、今年は2、3日遅れた感じ。
スーパーフジグラン西条にはようやく明朝が初出荷で、GWはもう残り2日。ちょっとの差で豊作のブロッコリィを持て余すことに。ただ、写真の左手の小さいのは昨日から並べていて、こちらもよく売れている。これはいわゆる茎ブロッコリィの、最初にとる頂花蕾で、このあと、脇芽が茎のように出てくるのを次々に摘み取っていく。

右手の普通のブロッコリィはよく見ると、それぞれ蕾の状態が異なっている。
どの状態が収穫適期なのか、何年やっていてもよくつかめない。1日で2回りも3回りも大きくなるから、1日でも収穫を遅らせて大きいのをとりたいのだけど、蕾もどんどん開いていくから、その塩梅が難しい。
どなたかよくご存知でしたら、写真のどれがちょうどで、どれが早くてどれが遅いか、教えてください。



土曜、世の中GW後半4連休の2日目。晴れ。
朝の冷え込みはやや和らいだけれど、日中はなお気温が上がりきらず、日陰では肌寒い。
子どもたちは今日もバレーボール、薫も渚の配車で。

朝:6時頃からごはん。
荷造りしてフジグラン西条には8時半頃に出荷、戻って苗の水やり30分、などなど。

午前:10時頃から畑に出て、トンネルで催芽中の里芋の畝表面を軽くかきまぜて除草。一部、芽が出始めている。
そのあとあれこれ収穫して12時半頃に帰宅。荷造りして13時過ぎにフジグラン西条に本日2度めの出荷。その足で昨日に続いて実家に寄り、帰省中の甥っ子の得意なトランプ勝負、ルールを教えてもらいながら初めてしたゲームで大人げなく2連勝して辞去。
帰宅して、簡単な昼ごはん。

午後:15時半頃からまた畑に出る。
トラクタで3列ほど耕耘して管理機で畝立て、1列にはほうれん草を定植。1列には小松菜を直播。残り1列は近日中に何かの苗を植える予定。17時頃から明朝出荷分の収穫あれこれ。

18時半頃に戻り、市街に出てフジグラン西条の売れ行きチェック。
これをもとに明日の出荷、追加収穫の量を決める。普段はこんなことしないのだけれど、GWなので。
みんな戻って来て、19時半頃から晩ごはん。



昨日に続いて憲法の話をすると。
自民党は夏の参院選で憲法改正を争点にする方針とか。勝算の高い選挙だから原発推進も含めて何でも争点にしておけば選挙後はすべて「信任」となる。先の衆院選ですべての政策に賛成して自民党に投票した有権者なんて何%もいないと思うけれど、選挙という手続きを経れば、それがすべて「民意」ということになる。得票率が過半数に至らなくても、「一票の格差」が違憲状態でも。
それが、ルールなのだ。
コメント
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