38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

遅れに遅れて、小麦播種。

2012年12月13日 | 農と暮らしの日記
ようやく小麦を播いた。
5年目の小麦は今年初めて、このように畝立てした。1枚の田の半分を夏の間は稲作に使っていて、その影響か元々の性質なのか、いずれにしてもこの秋の多雨もあって湿地気味なので。おまけに枯れ草が十分に処理しきれておらず、手押しの播種機では先頭の溝切り部が引っかかりながらの作業になった。

種は採種したニシノカオリ。
条間30cm弱で1畝4条播き、約35mの東西畝が6本で南北は8.4m、ほぼ3aの面積に播種量は約800g。小麦の播種量は一般的に6~10kg/10a程度とされているようなので、3aなら1.8~3kgということになり、その1/2~1/3以下だからかなり少ない。それでも昨年よりは(正確な量は記録を見てみないとわからないけど)かなり多いはず。昨年はそんな「極少」の播種量でも面積あたりの収量は世間並みだった(すみません、表現が曖昧ですね。今度ちょっとノートを調べて、改めて記します)。だけれど今年は播種が遅れたのと(12月に入ってから播くのはたしか初めて)土が湿っているのとで発芽率が低くなるかもしれないので多めにした。



木曜、野菜セットは宅配便のみ。
久しぶりに終日の青空。夜明けも冷え込んで強い霜が降りた。

朝:6時過ぎからごはん。
午前:市街に出てフジグラン西条に出荷、ついでにあれこれ用事など。
帰宅して、11時半頃からようやく畑に出て収穫、13時戻り、昼ごはん。

午後:セット荷作りは薫に任せて冒頭の小麦播種。
耕耘は済んでいて、今日は管理機で畝を立てるところから。ロータリは逆転の低速で走行は2速。畝の両肩に乗った土をレーキで軽くならしてから、おなじみの「菜々子」で播種。1時間ちょっとで終了。

夕方:セット荷造りに合流。
宅配便の集荷には間に合わず、18時頃にセンターに持ち込み。ついでに買い物少し。



北朝鮮は昨日、「事実上のミサイル」発射。
そして、中国航空機は今日、尖閣諸島付近で領空侵犯。腹立たしい気持ちもあり、一方で、同様の行動に出ない(で済んでいる、とりあえず)我が国であることを幸せに思う気持ちもあり。

<本日の野菜セット>例
里芋・さつま芋・じゃが芋から2~3種。人参たっぷり。抜き大根、蕪、葱、から。
野菜不足はますます厳しい状況。
コメント
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