38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

さつま芋の畝立て。

2007年05月23日 | 農と暮らしの日記
更新が滞っていたので、今日も概略の日記と写真説明のみ(05/28記)。

写真は、さつま芋の畑の畝立て。
畝の中心となる部分に稲藁を敷いておき、左右から管理機で土を揚げて畝を立てる。稲藁が巻き寿司の具になったような感じである。稲藁は去年のうちの田んぼで出たものを畑の隅に摘んでおいたもの。

これは今年初めての試みである。
いわゆる有機農業でなくても行われていることなのかもしれないけれど。有機農業の参考書などを読むと、稲藁の働きは大雑把に言って次のとおり。さつま芋はつるが育ちすぎると「つるぼけ」といって芋が大きく育たないといわれるが、つるが繁茂する時期は、この稲藁が分解し始める時期と重なり、畝の中の窒素が不足気味になる。それによってつるの成育が抑えられる。さらに、芋が太る時期になると、分解した稲藁が肥料(とくにカリ)になる……。さて、そんなふうにうまくいくかどうか。比較のために、稲藁を入れない畝もつくっておいた。



今日も午前中は出荷中心。
午後、主に育苗に使ってきた温室内を整理し、トマトを植える畝を立てた。去年も温室内でミニトマトを育てたので、連作にならないように場所を変えて。今年は中玉と大玉を、露地の畑とこの温室内とに分けて栽培する予定。温室は水の管理が面倒だが、「雨よけ」の効果は大きいと思われる。
コメント
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