38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

ブロッコリィ、ようやく。

2007年05月18日 | 農と暮らしの日記
ブロッコリィができ始めた。
2月上旬に播いて3月上旬に植えたもの。昨秋に植えて畑で冬越しさせる作型を忙しさにかまけてパスしてしまったので(やっとこさ播いたキャベツも大半の苗を植え付けられないまま消滅させてしまった)、待ちに待った春のブロッコリィである。昨年はこれよりひと月遅い進行で、虫取りが大変だったうえに仕上がり期間に幅がなく、思うような出荷ができなかった。



珍しく野菜セットの出荷のない金曜日。
朝いちばんでスーパーの収穫、出荷を済ませて、午前中いっぱいトラクタに乗る。春のほうれん草が終わった跡の片付け、それから、育苗用に播いたけれど発芽が揃わなかった葱の畝をつぶす作業。この畑にはいま、玉葱と人参、レタスなどがあり、これらを収穫し終える7月に、一気にトラクタを入れて全面更新する計画だったが、用の済んだ上記の畝々をそれまでもう一度利用するだけの計画が立たず、とりあえずここで一度かき混ぜておくことにした次第。このほか、別の畑でかぼちゃを植える予定の畝もトラクタで整地。

午後、しばらく机しごと。
家の中でできることは夜にまわすのが原則だけれど、晴れていても昼間パソコンでやってしまわなければいけないしごともある。なんとか夕方早い時間に終わり、再びトラクタを駆って別の畑へ。第二弾の茄子・ピーマン・トマトとさつま芋を植える予定の畑の整地。

5月も下旬になってくると、梅雨を思わせる空模様にいつ切り替わるかわからない。
だから、植え付けがまだ少し先でも、草が出てくるリスクは多少織り込んだうえで、畑が乾いているうちにできることは早めに済ませておく方向へとシフトする時期である。このあたり、経験豊富な農業者の方々は「あれ? ここ、いつの間に……」という感じでささっと準備されるのだが、就農2年目のおろおろ歩きにロスはつきものと割り切るしかない。

夜、予報どおり雨が降ってくる。
今回は強風は伴わないようなので、ちょっと安心して週末を迎えられる。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする