38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

雨の前に、種播き。

2007年05月16日 | 農と暮らしの日記
玉葱を収穫した跡に植えたレタス(小型の品種)。
草抑えに黒マルチをはっているのだが、玉葱をとってしまったあとはここぞとばかりに草が生えてくるので、ほかの玉葱を収穫し終えて畝を片付けるまでのあいだ、その穴をふさいでおく役目をこのレタスたちに与えた次第。責任重大である。

しかし、早々に根切り虫にやられる株も多い。
玉葱臭さが虫除けになるかも……とか考えたが、見ている限り、そうでもないようだ。一方で「玉葱→レタス」の間髪入れない輪作の問題も、いまのところなさそう。



今日は少し遅め、5時半から収穫、出荷作業。
きのう晩ごはんのあと、子どもたちと絵本をふざけながら読んでいるうちに眠り込んでしまい、夜中に寝汗をかいて何度も起きた。どうやら風邪らしく、熱もあるようだ(わざわざ測ったりはしないが)。

昼過ぎ、新しい野菜セットのお客さんが来訪。
先日の五日市で声をかけてくださった方で、今日は1,000円ちょっとの小さめのセット。最近、うちまで野菜を取りにきてくださる方が増えて、いちどこれを経験すると、もうやめられない!というか、とにかく楽である。それと、配達だとこちらも急いでいるし、先方の都合もあるだろうしということで、わりとさっさと荷物を渡して失礼するのが普通。

ところが、我が家にいらっしゃる場合は、事情が違う。
(お客さんは急いでいるのかもしれないが)こちらはそれほど急ぐわけでもないし、ときにはまだセットが仕上がっていなくて、「あと、これも包みますねー」とか「こんなの残ってるんですけど、いります?」とか(押し売り)、配達では不足しがちなコミュニケーションがあるのもいい。



午後、市内の種屋さんと土づくりの資材屋さん(?)が来訪。
畑を見ていただき、いろいろと助言を受ける。「人参の葉がいい色している」と言われた。緑が薄いのだそうだ。肥料不足と紙一重なのだろうが、窒素分は少なめに、というのは常に念頭にある。とかいって、冬のあいだに畑を真っ黄色にしてしまったのではいけないわけだが。あれを見られたら、さすがに「いい色」とはいってくれないだろう。



日没まであれこれの種播き。
予報より早く雨が降ってきて、風邪ひきの身だというのに少し濡れながらの作業。ついでに葉ものに少し追肥をしておく。

いま夜9時すぎ、外の風がすごい。
ピーマンの支柱も立てたから、畑で風が心配なものはほとんどないけれど、庭先では何やらいろんなものが飛んで転がっているようだ。まるで台風のよう。こわいのでそろそろ寝ます。
コメント
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