38歳からの百姓志願~実践編。

霊峰・石鎚を仰ぎ、瀬戸内の陽光を望む愛媛県西条市、「有機菜園 藤田家族」無農薬・無化学肥料の野菜と暮らし。

里芋、発芽そろう。

2007年05月13日 | 農と暮らしの日記
里芋の発芽がほぼ揃ったようだ。
4月上旬に植え付けたもの。今年は主に初期の草の対策としてマルチをはってある。包丁で30cm間隔に切り目を入れたところに手で植え付けたのだが、芽の出る位置と切り目とが微妙にずれているようで、うまく外界に顔を出せず、マルチの下で焼けかけている芽もあり、切り目を少し広げてやる。

それにしても、草の勢いがすごい。
畝そのものは黒マルチで抑草できているが、畝間の谷の部分がいつの間にか”緑マルチ”だ、大変大変。とりあえず鍬でごりごりと土ごと削り、荒い除草(途中まで)。



今朝も5時過ぎから収穫、出荷の作業。
8時過ぎに戻ってきたら、家の周辺に鎌やスコップを持った人たちがあふれている。今日は半年に一度、朝8時半から地域の清掃で、去年はその時間に行ったらもう始まっていたので、今年はちょっと早めにと思って急いで帰ってきたのに、もう前半のお宮周辺の草刈りは終わってしまったらしい。

急いで鎌をスコップに持ち替えて走る。
後半は用水路の掃除のはず。なんとか追いついたが、こちらも先日、農業の方々中心に(水利組合とかだろうか?)いったん掃除されているらしく、ほとんど出番なし。早々に終了し、僕は汚す間もなかった軍手を脱いで、慰労の缶コーヒー1本をいただいて帰宅の途についたのである。

遅めの朝食のあと、野菜セットの出荷作業。
午後から、胡瓜、モロヘイヤ、赤紫蘇を植える。胡瓜はすでに支柱を立ててあるので、その支柱を避けながら、防虫の寒冷紗をトンネル掛けしておく。見た目はかなり不格好だが、しょうがない。

夕方、ピーマン類の支柱立て。
予報の出ていた未明の雨は結局降らなかったが、風が強く、植えたばかりのピーマンがどうだろうと心配していたが、幸い無事。安心したついでにすぐに支柱を立て、紐で軽く結わえておく。1株につき所要約12秒、数を刻みながらやると作業にリズムが出て速い。ししとう類を含めて40株×4列を30分ほどで終了。



雨が1回抜けたおかげで、畑が少し乾き気味。
これを幸いにできることは進め、一方で、活着に向かう苗など、水の必要なところへの対応にも手がいる。降っても晴れても仕事が尽きない5月である。

コメント
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