大一番が終わって、ちょこちょこと話題を拾ってみました。
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内山高志が大阪に来ているのだそうですね。
来月6日放送の明石家電子台に出演とのこと。
まあ、あまり無節操にあれこれ出まくるのもどうかとは思いますが、
試合以外での露出は、もう少し増やせるものなら増やした方が、とは思います。
長谷川穂積が「嫁はん怖い」で売った?のも、あれはあれで悪くはないと思いました。
あくまで、きっかけ作りですからね。島田紳助のような有名人が「ホンマのホンマに才能溢れる、
一流のチャンピオンですわ」と言ったのを聞いて、「へえ」と思った人がたくさんいた。
それが回り回って、選手の利益になったわけですし。
今、一番力の確かな王者である内山高志には、もっと多くの注目が集まり、然るべき規模の試合が
どんどん組まれるべきだと思います。それを後押しするものであるなら、何だって良いと。
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で、記事によると待望のV9戦は11月、と語ったそうですね。
場所も相手も当然未発表ですが、さすがに目鼻はついているはずですし、正式発表を待ちたいところです。
マイキー戦がいきなり組まれるわけはないでしょうが、何か出来る範囲で「おお」と思える試合が決まって欲しいですね。
ただ、例えば金子大樹との直接再戦とかは無しでお願いしたいです。違う意味で「おお」ですからね、それでは。
で、11月と言えば、海外情報ではローマン・ゴンサレスの初防衛戦が22日、
相手はルイス・コンセプション、という話だそうです。
これと、山中慎介か三浦隆司の防衛戦が同時開催、という噂もあるようで。
山中も三浦も、1位との対戦が有力視されていると、専門誌なんかにも出てましたし、これまた豪華興行ですね。
この日は土曜日ですし、WOWOWのイベントになったりするのかも知れません。
生中継があれば助かるんですが、はてさて、どうなりますやら。
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キコ・マルチネスはカール・フランプトンへの雪辱ならず、王座を失ったとのこと。
残念な気もしますが、欧州最強と言われるフランプトンはやはり強かったということでしょうか。
このクラス、日本に招聘出来そうな王者があまり見当たらず、例えば和氣慎吾が世界戦をやろうと思えば
最初に思い当たるのがIBF王者、ということになるのでしょうが、新王者プランプトンは果たしてどうなのか。
これまでの情勢がそのまま続くのか、それとも大きな変化があるのか。今後に注目ですね。
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そういえば16日の井岡一翔再起戦は、夜9時からTBSで放送されるとのこと。
世界戦ではない試合が、こういう時間帯に流れること自体は、好ましいことではあります。
とはいえ、あくまで井岡のフライ級における世界再挑戦のため「だけ」の試合、という、
いかにも閉鎖的で、ボクシング界全体への広がりが一切無い意味合いのものであり、
この辺はそれこそ往時の亀田の試合並み、そしていかにも「TBSっぽい」話です。
しかし日本のボクシングは、いつまで特定のプロモーターと特定のTV局による「分割統治」を続けるんでしょうかね。
ボクシング界全体で団結してTV局相手に商売をすれば、例えばローマン・ゴンサレスを頂点にして、
井上、井岡、村中に江藤の四人でトーナメントをやって、優勝者が世界挑戦、という流れで
少なくとも三回は興行とTV中継が出来るのに、と思うんですけど。
所詮、中小の寄り合いだから、って話は、確かに現実でしょうが、もう何十年も同じことを繰り返しては、
結局ジリ貧という現状で、あのヤカラ兄弟のケツ持つときだけは意志統一が出来てたりする。一言、馬鹿丸出し、です。
そろそろ皆さん、少しは賢くなりましょうよ、と言いたくもなります。まあ、言うだけ無駄でしょうが。
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で、その人たちの馬鹿さ加減が未だにこうして尾を引いている、という理解でいいんでしょうね、これ。
選手には気の毒な言いようになりますが、仮に入札の結果、海外でやることになったとしても、
それも含めての王座だった、ってことで仕方ないんじゃないでしょうか。
もし漏れ伝わるように、あの相手との防衛戦を見込んで、それも込みでの挑戦だったのだとしたら、ですが。
実際どうかなんて知る由もないこちらとしては、これ以上は何とも言えませんけども。
それにしても、嘘偽りの王座にいるのが辛くなって放り出した者が、一階級下げてこんな優遇を受けられるとは、
本当にボクシング業界の荒廃ここに極まり、ですね。誰の目にも異常事態です。
言うだけ空しいですが、WBAに良識のかけらでもあれば、この選手を世界ランク自体に入れないでしょう。
それが指名試合の入札をせい、とわざわざ言うてくるんですからね。ホント、どう見ても狂ってます。
それに比べれば、JBCの対応は、もちろん是非論はあるんでしょうが、だいぶ「見られる」ものにはなってきました。
認められない、という姿勢を貫くようです。昔ならここに至ってブレるか、曲がるか、という事態もあり得ましたが。
ただ、結局しわ寄せは選手の方に行く、という意味では、日本ボクシング本日も変わらず、という話でもありますね。
他の相手と普通に試合が出来るようになるのが、河野公平にとって一番良いことなんでしょうが...。
追記:秋山専務理事からこのようなコメントが出たそうです。
個人的には大賛成です。まあ駆け引きの段階なのかもしれませんが。
ちなみに先日、代々木の会場で世界戦前のセレモニーでこの方が紹介された際には、
けっこう本気で力入れて拍手させていただきました。
で、その次に紹介された古株の某氏には、ささやかながらブーイングを送りました。
そんなことしてたの、私だけでしょか(笑)
ロマゴンは精力的ですね。何だか彼から逃げた井岡、レベココンビが凄く小さく見えます。この2人がやるんなら小物ショーです。それより宮崎君のバネがどれくらい復活したかに興味あります。
マルチネスは全盛期の長谷川さんなら難なく仕留めたろうな、と思ったものですが本当に日本選手のマッチメイク自体、難しいメンツが揃いましたね。わけ君の世界挑戦のため、古口と協栄が合体しましたが佐藤洋太さんのマッチメイクも厳しい協栄と組んでどうなるものでもないと思います。この階級なら、山中さんが帝拳の力でクイッグあたりと何とか、というぐらいでしょうか。
何で渡辺会長は亀田と関わろうとしたんですかね。内藤さんの、国民の期待の頃とは程遠い、3兄弟最弱のどうでも良いレベルにまで落ちた長男を倒しても数字も取れないでしょうに。
内山、試合の話題が出たはいいですが、細かい話はすぐには出ませんね。良い話であってほしいですが。
16日は宮崎の試合がどのくらい流れるかわかりませんが、ライトフライでの活動が続くなら不安は残ります。井岡は大晦日どうでもやるとなれば、色々無理も生じてきそうで、そこでまた変なことになったりはしませんかね。冗談で色々言う人もいるそうですが(笑)さすがに無いか...。
和氣の所属ジムが世界のための協栄と提携して名前も変えた、というくらいですから、何も足しにならないんだったら何のこっちゃ、という話ですね。どうなりますやら。しかし最近調子が良いのは事実ですが、国内のライバルや上位とは一切やらないし、やれという記事や意見も一切出ないのは奇異ですね。他が避けているというならわかりますが、そこまで盤石にも見えませんしね。世界というにはあとひとつ、納得の上乗せが欲しいところです。
選手が一定のレベルを超えたとき、従来型の「ジム会長」では手に負えない話が必ず出てくるもので、内山高志という逸材が置かれている現状もまたその一例でしょう。亀田絡みについては、我々には見えない部分の義理だかよしみだか、そういうところから始まった話だと思います。結局、しわ寄せは全部選手のところに行くんですけど。馬鹿らしい限りです。
今のところ、WBAがJBC及びワタナベジムの意見を容れて入札を中止し、他の挑戦者選出を許可しない限り、実現することになりそうですね。実際どうなるかはさっぱり読めませんが。
試合を組めないまま先延ばしにされ続ける選手が可哀想に感じます。どちらも三十代半ばに入る歳で、あと何年強いままでいれるか分からないのに
亀田で一儲けしようとしているみたいで、あまりいい印象は持てません
飼い殺し、というのは表現が厳しいですが、選手の利益と、ジム会長としての権益確保を天秤にかけて、後者を常に優先してばかりで、選手の利益を常に後回しにしている、という印象が拭えないのは事実ですね。ことに内山に関しては、日本ボクシング「業界」の枠内には収まらない実力を結果で証明し続け、防衛回数ぶんの興行的貢献もしているのに、それに対して、ある枠組みを超えた形での挑戦実現で報いようという意志がまったく無いように見えますね。「亀田で一儲け」に関しては、あほらしいの一語ですが、あちらが「河野なら」と見込んでいると同様、「亀田なら」という言葉の後に、色んなことを見込んでいるんでしょう。両陣営に共通して思うことは、そんなしょうもないことを考えるヒマがあるなら、他に考えないかんことなんぼでもあるやろ、ということですかね。
>無記名の方(2)
お金のやりとりなど、まあファンからは見えない話もいろいろあるんでしょうね。それも上記した「見込み」のうちに入る話なのかもしれませんね。
渡辺会長も河野と亀田の試合などに執着せずに内山の試合を決めなくてはいくら内山と言えど試合枯れの心配が…
もう亀田のようなボクシング界のガン細胞はニュースでも見たくないので取り上げないでほしいです…
さて、来週の火曜日は井岡・宮崎の復帰戦。
やはり楽しみなのが正直ですね…
またせやねんなどありましたら動画UPお願いします。
関西在住の友人にせやねんで井岡&宮崎特集があったと聞いたのですが動画UPできたらお願いします…関東では放送されないのでお願いします…
11月、という話が出たとはいえ、実際どうなるかは不明ですし、不安と不満が募りますね。
ガン細胞とはまたきついですが(笑)私の友人はだいぶ前に「ヤクザと呼ぶのも勿体ない下等タンパク」と言ってましたけども、どっちがきついですかね(笑)
せやねんは井岡宮崎の練習映像を数秒流して、試合放送の告知をさっとやったただけで、とても「特集」といえるものではなかったですね。たぶん来週、試合の様子を取り上げてくれると思いますので、もしあればまた、こそこそと上げます(^^)