さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

世界最高の審判(^○^)

2006-08-06 23:17:12 | その他
TVを見るともなく見ていると、どうにかこうにかして亀田を擁護しないと
いかん理由が、メディアにはあるようですね。
それが何か私には分かりませんが、ほんとに一生懸命です。

TBS系の番組は一切見ていないのですが、
まあ、VTRは亀田の打ってるとこだけ流し、
みんなで擁護する、ってことみたいですね。
おおかた、想像どおりではあります。


しかしタチの悪いのが、採点基準云々の話です。
僅差のラウンドも10-9になるので、
ダウンがあった10-8のラウンドも、2ラウンド取り返せば
相殺されるのであり、中盤の僅差のラウンドを亀田が取っていたから、
あの判定は不当ではない、という理屈ですね。

しかし、あちこちで言われているとおり、
1Rが10-8、11R、12Rも10-9でランダエタとなると、
すでに4ポイントリードであり、これを亀田が挽回するためには
残りの9つのラウンドのうち、7つ取らないと勝てないのです。

断言しますが、そんな採点はあり得ません。
くどくど言う値打ちのない話です。
普通に見たらわかるやろ、というだけのことで。


ところがこの理屈の元で、亀田を擁護しようという動きがあるのです。

まず、他ならぬJBCに。
あの試合について「明確にどちらの勝利とも言えない」としたそうです。
妖怪小島が去り、期待の集まる安河内新体制のJBCにも、色々課題はありそうですね。
今のところ、国内問題に関しては暖かく見守りたいと思っていますが...。


そして、先ほど放送していたフジTV「スタメン」たらいう番組。
「ベネズエラで緊急取材」「世界最高の審判が亀田戦を語る」っていうから
ちょっと興味を惹かれて見てみたのですが。

「ベネズエラで緊急取材」っていうのは、
ランダエタの自宅を訪問するも、留守(なんじゃそりゃ!)。
そして「世界最高の審判」っていうのは、誰かと思ったら、
なんと、あの森田健氏でした(;-_-)ノ

ほんま、正気を疑う、ものすごい大ボケであります。
あの森田健が!世界最高の審判!
いやー、まいったすねー、こりゃ。
ま、もう辞めた人、死にゃあ仏の例えもあり、今更どうこう言いませんが...( ̄▼ ̄)


ほんと、TVの世界ってのは、ことボクシングに関して、モノのわかった人間は
ただのひとりとて存在しちゃいかんことになっとるんですかな。
まあ、亀田の話題が純然たるボクシングの話題とは言い切れませんので、
ある意味これも当然かもしれませんが...。


とにかく、この話題がすべてみたいにボクシングを語られるだけでも
充分に恥ずかしいことですが、こんな理屈にもならん理屈で、
どないかこないかしてあの判定結果を正当化しようっていうのは、
二重三重の恥です。誰が意図してこんなことやってんのか、
私には想像もつきませんが、一刻も早く止めていただきたいですね。



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