さうぽんの拳闘見物日記

ボクシング生観戦、テレビ観戦、ビデオ鑑賞
その他つれづれなる(そんなたいそうなもんかえ)
拳闘見聞の日々。

元気一杯、有り余るエネルギー カシメロ、豪快KO勝ち

2020-10-02 05:17:14 | 海外ボクシング




日曜日のWOWOWオンデマンド、最初の試合はジュンリエル・カシメロvsデューク・マイカー戦でした。

マイカーも悪い選手じゃないように見えて、きちんとジャブ、ストレートで迎え撃って、ヒットも取りましたが、カシメロは打ち合いの中、上には外から振っておいて、小さい振りでインサイドに入るボディブローを強打し、マイカーを止めてしまう。
ダメージ受けたマイカーに、上への強打狙い打ちでダウンを奪い、トリッキーな動きも見せて追撃。
踏ん張って反撃したいマイカーの集中を乱しつつ攻める狙いなのか、それとも単に...なのか。
いずれにせよ、この流れはもう止まらず、3回にストップ勝ちでした。


試合後は片手で腕立てまでやってましたが、長期の米国滞在で貯め込んだエネルギーが爆発してなお、有り余っている感じでしょうか。
元気一杯、野性味に溢れる闘いぶりは「あしたのジョー」の終盤に出てくる「ハリマオ」の実写版、という感じ(笑)。
さすがにあそこまで無茶苦茶ではないですが。

もし井上尚弥と闘わば、どういう出方をするものか、と思いつつ見ていましたが、改めてこれはもう「行く道ひとつ」やろうなあ、と思ったりもしました。
当然警戒しつつ対峙する、ということになるのでしょうが、攻め口は基本、同じでしょう。
「ようそんな無茶な」と思わず呟いてしまうような試合が見られるのかもしれません。

井上側から見ると、威圧しても関係なく「来る」のでしょうから、その間合いにお付き合いする必要はない、というのが普通です。
しかし、井上尚弥の方もまた、そういう普通が通じない選手です。
思う以上に派手な、賑やかな展開もあり得るのかもしれませんね。


今回、カシメロが違う会社の試合に出たことで、今後どうなるのか、問題が生じるのかどうかもよくわかっていませんが、いつか本当に実現してほしいカードです。
井上のアメリカ市場における存在価値を、一気に上げられるような内容が期待出来るだけに、幻のカードで終わって欲しくないですが...はてさて。



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ということで、一曲。
BBHF「クレヨンミサイル」。







コメント (3)
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