■(第40話)トロピカル~ジュ!プリキュア「紡げ!みのりの新たな物語!」感想
(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第40話より)
思い付きで企画された卒業生イベントは、参加サークルがやたらに増え一大イベントになったようです。
出し物は演劇をやることに。これも思い付きです。フットワークがやたらに軽い。
演劇→主演はローラ(既定事項)→「人魚姫」は却下、という流れるような運びで、演目はみのりん先輩の「マーメイド物語」が候補になりました。
が、先輩は断固拒否。ご本人からすれば黒歴史の公開処刑も同然です。
じゃあ書き直そうよ、今の体験を織り込んで。
正論ですが、「伝説のパパイアを探す話に、何をどう体験談を盛り込めと」と先輩はフリーズ。
この辺リアルだと思う。日々の生活にせよ特殊な体験にせよ、それらが別の何かに活きるのは直感的にも経験的にも分かりますが、具体的に「さあ活かせ」と言われたら困ってしまう。
じゃあパパイアを探しに行こうよ、みんなで。
これまた正論です。伝説のパパイア探しの話に体験談をどう織り込めばいいか分からない。なるほど、それはパパイアを探したことがないからだ。探しに行こう。
回りまわって当たり前のことを言ってるような気もしますが、意外に盲点かもしれない。
幸いにもパパイアは近隣で栽培されていました。各種知識と突き合わせ、そうかこれがパパイアかと一行は納得。では食べてみよう。意外にもみのりん先輩は食べたことがないとのこと。
先輩の名誉のために触れておきたいのですが、彼女は頭でっかちの机上の空論家ではありません。これまでも彼女の知識は大いに役立ってきました。
今まで「本に●●と書いてあった」⇒「実物と違う!役に立たない!」みたいなのは(マーメイドとか妖精のような超越存在は別として)あまり記憶にない。
その先輩がまさかのうっかりで、食べたことがなかった。
思うに「書を捨てて街へ」といったことではなく、「一人では凡ミスがある」の観点でしょうか。
「マーメイド物語」も指摘されてみれば欠点は明らかだった。どうして気づかなかったのかと不思議なぐらい。パパイア未食事件も同様で、言われてみれば食べないのは変だった。
夏海さんはずっと「マーメイド物語は面白い」と認識しているのも大事な気がする。
みのりん先輩や文芸部の方にとっては陳腐な小説でも、読み手が楽しめるならそれは良いお話とも思えます。まぁ賞は取れないでしょうけれど、それが本分でもあるまい。
くるるん初登場時にコミュニケーションの壁を乗り越えたのも、みのりん先輩の知識と想像力のおかげでした。
知識や思索は否定されてはいない。ただ外部の助けが入った方が、それをより良く活かせるはず。
故にキュアパパイア。同胞の花言葉。
みのりん先輩がどういう境地に至ったのかは彼女の書く演劇に現れるでしょうから、ある意味まとめ回は次回以降とも。
トロピカる部をモチーフにするなら、仮想トロプリとも言えそうです。楽しみ。
(「トロピカル~ジュ!プリキュア」第40話より)
思い付きで企画された卒業生イベントは、参加サークルがやたらに増え一大イベントになったようです。
出し物は演劇をやることに。これも思い付きです。フットワークがやたらに軽い。
演劇→主演はローラ(既定事項)→「人魚姫」は却下、という流れるような運びで、演目はみのりん先輩の「マーメイド物語」が候補になりました。
が、先輩は断固拒否。ご本人からすれば黒歴史の公開処刑も同然です。
じゃあ書き直そうよ、今の体験を織り込んで。
正論ですが、「伝説のパパイアを探す話に、何をどう体験談を盛り込めと」と先輩はフリーズ。
この辺リアルだと思う。日々の生活にせよ特殊な体験にせよ、それらが別の何かに活きるのは直感的にも経験的にも分かりますが、具体的に「さあ活かせ」と言われたら困ってしまう。
じゃあパパイアを探しに行こうよ、みんなで。
これまた正論です。伝説のパパイア探しの話に体験談をどう織り込めばいいか分からない。なるほど、それはパパイアを探したことがないからだ。探しに行こう。
回りまわって当たり前のことを言ってるような気もしますが、意外に盲点かもしれない。
幸いにもパパイアは近隣で栽培されていました。各種知識と突き合わせ、そうかこれがパパイアかと一行は納得。では食べてみよう。意外にもみのりん先輩は食べたことがないとのこと。
先輩の名誉のために触れておきたいのですが、彼女は頭でっかちの机上の空論家ではありません。これまでも彼女の知識は大いに役立ってきました。
今まで「本に●●と書いてあった」⇒「実物と違う!役に立たない!」みたいなのは(マーメイドとか妖精のような超越存在は別として)あまり記憶にない。
その先輩がまさかのうっかりで、食べたことがなかった。
思うに「書を捨てて街へ」といったことではなく、「一人では凡ミスがある」の観点でしょうか。
「マーメイド物語」も指摘されてみれば欠点は明らかだった。どうして気づかなかったのかと不思議なぐらい。パパイア未食事件も同様で、言われてみれば食べないのは変だった。
夏海さんはずっと「マーメイド物語は面白い」と認識しているのも大事な気がする。
みのりん先輩や文芸部の方にとっては陳腐な小説でも、読み手が楽しめるならそれは良いお話とも思えます。まぁ賞は取れないでしょうけれど、それが本分でもあるまい。
くるるん初登場時にコミュニケーションの壁を乗り越えたのも、みのりん先輩の知識と想像力のおかげでした。
知識や思索は否定されてはいない。ただ外部の助けが入った方が、それをより良く活かせるはず。
故にキュアパパイア。同胞の花言葉。
みのりん先輩がどういう境地に至ったのかは彼女の書く演劇に現れるでしょうから、ある意味まとめ回は次回以降とも。
トロピカる部をモチーフにするなら、仮想トロプリとも言えそうです。楽しみ。