穴にハマったアリスたち

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スイートプリキュア♪ 第31話「ワンツー!プリキュアキャンプでパワーアップニャ!」

2011年09月23日 | スイートプリキュア♪感想
恐ろしく更新が遅れてしまいました。

そしてそうこうしている間に、池田彩さんのワンマンライブが予約可能に。

[公式ブログより引用]

 池田彩 ワンマンライブ 〜episode0〜

 日程:2011年11月19日(土)
 場所:大塚Deepa
 時間:OPEN/START 17:00/18:00
 料金:ADV/DOOR ¥2000/¥2500(共にドリンク別¥600)

[引用終]

「満席に出来なかったらソロ活動は諦める」という不退転の覚悟。
今後も池田彩さんのお歌を聞けるかどうかは、今ここにかかってます。
ネットからも予約できるので、お暇な方は集まって欲しいです。

■スイートプリキュア♪ 第31話「ワンツー!プリキュアキャンプでパワーアップニャ!」

前回、テストに失敗するわクイズは回答できないわ必殺技はミスるわで散々の北条さん。
このまま心折れてひきこもるかと期待もしましたが、すぐに明るく立ち直りました。
次、頑張ろう。半年前の彼女とは別人のよう。

さしあたりどう頑張れば良いのか。
考えた結論は「体を鍛える」でした。
根本的なメンタルは「引きこもって暇だったから筋トレ」時代から変わってません。良かった。

特訓といえば山ごもり。
早速みんなでお弁当持ってキャンプへ。
最新設備で特訓した桃園さん達と比べ、随分と牧歌的です。

黒川さん:
 「キャンプと言えば青春!そして青春と言えばギター!」
南野さん:
 「ワンツーワンツーワンツーはい息を吸って~」

同行する二人はさりげなく音楽ネタを散りばめてきます。
音楽の使徒としては、実は理にかなってるのかもしれない。
少なくとも空手の気合訓練をするよりも…。(あれも音と言えば音ですが)

しかしそもそもの大前提として、肉体を酷使したところでプリキュア能力は上がるのか。
先日の北条さんの発言から、彼女は「変身前の身体能力は変身後の性能に影響する」と思い込んでおられる様子。
まぁ九条さんとか美翔さんとか、微妙に説得力のあるサンプルは存在していますが…。

だけどそれよりも、もっと大事なことがある。



足が!痺れた!

でもギブアップするなんて屈辱です。
こうなったら他の二人の脱落を祈るしかない。
早く諦めろ!ああもう、足が痺れた!

そんないがみ合い寸前の中、ふと北条さんは左右に視線を向ける。
その気配を察したか、黒川さん・南野さんも目を開ける。
困難に挫けそうなとき、そこにはいつも友がいた。



天使のように優しい笑顔です。足は痺れていますが。
「スイート」とか「組曲」とか難しいことを言うものの、大事のことはもっと原始的な体験が教えてくれた。
こうして育まれるハーモニーパワー。



北条さん:
 「大事なのは一人でがんばるより」
 「三人の心が一つになることだから」
 「昨日、座禅している時にそう思った」

足が痺れたことにより、ようやくプリキュアシステムを理解しました。
ハミィが必死に「ハーモニーパワーが大事だ」と連呼していたのに今更…。
やっぱり北条さんにはピアノの連弾とか、そういうのじゃ伝わらないんですよ。
体動かして筋肉に刻み込まないと。



メロディさん:
 「プリキュアの力は強さじゃなかった!」
 「三人の心を一つにして」「助け合って乗り越えること!」
 「それがプリキュアの力!!」

おかげで新必殺技も無事に体得。
足が痺れなかったら、いつまでたっても使いこなせないところでした。
音楽では、世界は救えないと言うことだろうか…。
確かに「音楽」は汎用的に色んな人に伝わるけど、「足の痺れ」の方が万人共通ですものね…。


(左画像)
きゃらスリーブコレクション スイートプリキュア♪ キュアメロディ (No.040)

(右画像)
プリキュアオールスターズDX the DANCE LIVE(ハート) ~ミラクルダンスステージへようこそ~ 【DVD】


よくよく考えてみれば、クレッシェンドトーンの力がなくてもそんなに困らなかったりしたような?
多種多様な技の数々で、戦局はむしろ優勢です。
追加玩具が使用不能になっても勝てるくらいに。

更にこの期に及んでも、北条さん達はマイナーさんが操られている可能性に思い至ってない。
アフロディテ様が黙ってるのが悪いのですが、当事者のセイレーンさんくらいは気がついても良さそうなのに。
今期はなかなかに展開が難しい。

【今週のマイナーさん】

三人で仲良く食べ歩いて特訓。
「ハーモニーパワーが大事」という観点で言うと、個々に大食いしているのであまり宜しくない。
これが「鍋を皆で食いまくる」とかならテーマ的には正だったんだろうか。

まぁ「鍋を皆で食べる」は過去にやっているし、「三人で食べ歩き」をしてる時点で、ハーモニーパワーはばっちりな気がしたりしなかったり。

【今週のマイナーさん2】

従来ならば、敵さんも山に追いかけてきてそこでバトル。
だけどマイナーさんは違う。
別にプリキュアさんに付き合う必要なんてない。こっちはこっちで特訓して、音譜集めの目的を達すればよい。

…「競い合う必要は無い」という意味では、正しい行動なのかもしれない。

【今週の北】



北条さん:
 「三人で一緒に、ギブアップしよう」

「三人で一緒に頑張ろう」ではなく「ギブアップしよう」なのは、何気に大事だと思う。
(その後の登山では「頑張る」の方向ですが)
足の痺れ我慢大会をしたところで、取り立てて特訓の意味はないわけで、頑張ってもそれ自体は無意味。
同様に、頑張ろうが悩もうが、それ自体は回避できない場面はある。典型的なのは人の死や自然災害。
どうしようもないものはどうしようもないと認め、皆で「ギブアップ」し、出来ることをやる。大事だと思う。

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