穴にハマったアリスたち

生きてれば楽しい事がいっぱいある!の証明の為のページ。ぴちぴちピッチを大応援。第三期をぜひ!
→新章開始!ありがとう!

ドキドキ!プリキュア 第16話「レジーナ猛アタック!マナはあたしのモノ!」

2013年05月22日 | ドキドキ!プリキュア感想
来週の更新はお休みします。
剣崎さんに代わって、アンジュ王女様を探しに行ってくる。

■ドキドキ!プリキュア 第16話「レジーナ猛アタック!マナはあたしのモノ!」

レジーナ様がやってきました。相田さんとお友達になるために。
曰く、相田さんのことをとっても気にいったそうで。
愛を無制限に注ぐ女と、愛を無制限に求める女。破滅的未来が見える組み合わせです。

…というわけで、即効で破綻しました。とりあえず周囲の人間関係が。

剣崎さん:
 「私はあなたを許さない!!」
 「トランプ王国を、私の故郷を滅ぼしたくせに!」
 「プリキュア・ラブリンク!!」

完全にブチキレになりあそばされた。無理もありません。
王国を滅ばされるわ、王女様は生死不明だわ、そんな状況で敵国の王女だと。
もはや相田さんを見る目にも敵意が混じる。
この女、うちの王女様は探さないくせに、敵国の王女と接近しやがった。

だけどレジーナ様は極めてマイペース。
敗戦の兵士なんて眼中になく、相田さんにすり寄ります。
あまりに無防備な接近に、相田さんたちもぽかん。



大変に恥ずかしい光景だ。

一人、臨戦態勢でコスプレしてる自分が恥ずかしい。
おかしい。悪いのはあの金髪娘で、状況分かってないのはあの民間プリキュアのはずなのに。
どうして自分が空気読めない人扱いなんだ。

しかし元々いまいち危機感のない相田さん。
地団太を踏んで去って行った剣崎さんのことはひとまず置いておき、レジーナ様と交流を深めてみます。
だってほら、悪い子じゃなさそうだし。
王国を滅ぼした人の血縁者らしいけど。まぁそんなに悪い子じゃないよね。
とりあえず王女様はこれで見つかったという事で、色々と解決したことにならないかしら。

無暗に高い相田さんの適応力の甲斐あって、レジーナ様とは簡単に仲良くなりました。
相田さんとレジーナ様は大変に相性が良いのです。
歯車ががっつり噛み合っておられる。噛み合いすぎて、何かがおかしいほどに。

相田さん:
 「敵と友だちになっちゃダメなのかな…?」

当の相田さんも、何がどうおかしいのか分かっておられない。
敵かどうかは本質的な問題ではないはず。
問題なのは、悪意はないのに利害が対立していることじゃなかろうか。

今回の敵さんはジコチューというだけで、邪悪ではないのかもしれない。
レジーナ様は、光があればまた闇もとか、滅びの美学だとか、絶望を社則にしてるとか、不幸汁が集まったら幸せとか、そういう基準で行動してるのではない。
周囲の人が不幸になるのは、彼女の目的でも手段でもなく、単なる結果です。
しかしこれは尚更厄介。当人が邪悪なら改善やら改心の余地があるかもしれないけれど、ジコチュー自体は悪ではない。

実際、今までのジコチューテロに遭われた皆さまにも、「別にそれ悪くないんじゃ?」という人が多かった。
しかしじゃあどうすれば?となると、やたらに難しい。
「嫌なものは嫌だ」という気持ちこそが、現状を改善していく原動力だし、「欲しいものは欲しい」と思うからこそ、人は生活に楽しみを見出せる。
ではそれとジコチューの境界はなんなのか。

極めて自由なレジーナ様は、ふとした弾みで剣崎さんたちを襲撃。
発端は相田さんを独り占めしたかったから。
可愛い動機です。今までにはこのタイプはいなかった。
同様の理由で動く敵に、他チームが遭遇したらどうなってたんだろう。
夢原さんとか、案外脆そうな気がする。

戦い終わって。
作りすぎたオムライスを貪り食いながら、剣崎さんはおっしゃった。



剣崎さん:
 「私はレジーナのこと絶対に許せないわ」
 「いくらマナの友達でも」

絶賛ブチキレ継続中。

だけどそれは、先ほどの戦闘中に、相田さんがおっしゃった言葉通り。
本当の友達だからこそ、間違ってたら言うし、嫌なものは嫌だと言う。
ていうか、仲良くなりたいならうちの王女様と!お願いだから、早くちゃんと探して!

もっとも、ではこの「自分の思う本当の事を言う」ことと、「ジコチュー」の違いは何なのか。

美墨先輩なら「ジコチューで何が悪い」と居直ってきそうです。
レモネなら「私もう行きますね」と返答する間も惜しんで、己の道を進みそう。
桃園さんなら「あたし頑張ってるのに、ジコチューとかひどい」と頭抱えてマジ落ち込み。

明確に違うはずなのに、線引きしようとすると難しい。
「ドキドキ」さんは、定番の季節ネタをあまりやらないそうです。
理由は、尺が足りないから。具体的にはレジーナ様が大変に大活躍してしまったからだそう。
確かに幾らでも話が転がりそうです。
おそらく「他人のため」や「他人の存在」が着地点になるのでしょうけれど(「NS2」や変身台詞「ラブリンク」を見る限り)、どうやってレジーナ様がそこに至るのか、皆目分かりません。


(左画像)
映画プリキュアオールスターズNew Stage2 特装版Blu-ray

(右画像)
ドキドキ!プリキュア キャラクター・アルバム~SONGBIRD~


「NS2」のキャッチフレーズ「わたしたちはひとりじゃない!」は、色々な意味に読みとれそうで好き。
「ジコチューなのは貴方だけではない」とも読めるんですよね。
みんな欠点や弱さを持ってる、だから一人じゃない的な。

【今週の鳥】

プリキュア ボーカルベストBOXのCMが始まりました。
「特報」と銘打つだけのことはあります。
これは本当に豪華だ。

公式サイトも華やかです。
まさかこのTOP絵、書きおろしでしょうか。
訳の分からん勢いでエネルギーが投入されてます。期待が膨らむ!

…と、まぁ、それはそれでいいとして。



美翔さん:
 「…………。。」

なんでしょうか、これは。
黒白先輩OP、夢原さんOP、花咲さんに星空さん、最後は相田さんOP。
いえ、事情は分かりますよ。
マーベラス様的には、この布陣が鉄壁なのでしょうよ。前線を任せられる優良プリキュアですね。
ええ、ええ。否定はしませんよ。
でもですね。ちょっと後ろを振り返って、その隅っこでしくしく泣いてる鳥娘のことも慮って欲しいんですよ。
思わず「もしかしてSS収録されてないんじゃ」とか不安になりましたよ、ほんと。

…まぁ真に立場がないのは、音楽娘の北条さんかもしれませんが。

ちなみに今から5年前にも5周年企画でボーカルBOXが発売されました。

 
 プリキュア5th ANNIVERSARY プリキュアボーカルBOX1~光の章~(DVD付)【初回生産限定商品】

この時の目玉はなんといっても、歌手入れ替えてのOPED曲。
佳那子お姉さんの唄う「ゲッチュウ!らぶらぶぅ」とか、くどまゆさんの唄う「ワンダー☆ウインター☆ヤッター」とか。
今回もこの手のシャッフルに期待したいです。

この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ドキドキ!プリキュア 第15話... | トップ | ドキドキ!プリキュア 第19話... »

ドキドキ!プリキュア感想」カテゴリの最新記事