穴にハマったアリスたち

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マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第3話「水色の旋律」

2006年07月28日 | マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ
【追記】
[この記事は2006年に、本放送当時の実況掲示板等の雰囲気を元に作成したものです。特に子供時代に「ぴっち」を視聴した方には不快な表現もあるかと思います。申し訳ありません。よろしければカテゴリ「マーメイドメロディーぴちぴちピッチ」から最新の記事をご参照ください]

今シリーズのゲストヒロインの一人・オレンジ真珠のマーメイドプリンセスこと聖羅。
彼女の中の人は「画伯」の愛称でお馴染みの喜多村英梨さん。
(うちのブログ的には「シムーン」のアムリア役の人、と書けば分かる方は分かってくださるかも)

で、その画伯の公式ページが更新されました。今回の話題は、小学~中学のころに聞いていた音楽。

・・・あの、画伯?成人向けゲームの主題歌が混ざってるように見えるのは気のせいですか?

・マーメイドメロディーぴちぴちピッチピュア 第3話「水色の旋律(メロディー)」

愛しの海月太郎先生がドイツに引っ越すと聞いて、波音さんは落ち込み気味。

波音さん:
 「太郎ちゃんとこんな形のままお別れなんて…」

でも波音さん。
貴女は元々海の国の住人。
別段、今の日本暮らしに拘る理由はないんだから、ドイツまでついていけばいいのに…。

一応、超好意的に解釈すれば、新しい敵・ミケルの襲来により、るちあさんたちと行動を共にする必要が出来たから…なのですが。

 1.ミケルが登場する前からお別れモードだった
 2.そもそも、るちあさん自体が日本にいる必要がない(ミケル迎撃のためなら、ドイツでも構わない)

まぁ、所詮は魚脳ですから。

そんな中、とうとう明日は海月先生が旅立つ日。
波音さんはしんみりとこれまでの想い出を思い返します。

波音さん:
 「太郎ちゃん…」




上記回想シーン6個のうち、4個は波音さんの妄想です。
(もちろん、最もラブラブ度合の少ない2枚が現実)
「太郎ちゃんと○○できたら~」系の白昼夢を、あたかも現実の想い出のように回想する彼女。
波音さん、とうとう現実と妄想の区別がつかなくなっちゃったんだね…。

脳が可哀想なことになってる波音さん、最後の想い出とばかりに夜の海月邸へ。
その帰り道、謎の水妖の存在を察知。
どうやら波音さんの後をつけて、マメプリの地上の拠点を突き止めようとしている模様。

彼の名前はガレオス。BBSによって生み出されたコバンザメの妖怪。

波音さん:
 「なんで水妖がこんな所に?」

こんな雑魚に構ってる暇はないとばかりに変身能力起動。
水色パールボイス!
曲は彼女の専用曲「Ever Blue」。



波音さん:
 『愛すべーき人がいて、愛すべーき歌がある♪』
 『ピュアな気持ちのままで守るために~♪』

新しい専用バンクまで繰り出しての大盤振る舞い。
けれど、時は既に「ピュア」。
かつてエース級だった「EverBlue」も、今や時代遅れの戦闘曲。



ガレオスくん:
 「ぜーんぜん平気!」

あからさまに雑魚然としたガレオスくん、恐怖のぴちぴちボイスを完全無効。
使い捨てキャラのくせに、去年の敵幹部ダークラヴァーズを越える戦闘力。
これが「ピュア」の戦力バランス。

やむなく逃亡を開始する波音さん。
激しい追いかけっこは朝方まで続き…。
気がつけば、海月先生の出立の時間まであとわずか。


一方、海月先生の飛び立つ空港。

海月先生:
 (波音さん、貴女は来てくれると思っていたんですが…)
生徒A:
 「おっかしーなー。るちあたちが見送りに来ないなんて。
  波音なんて、あんなに海月先生のことを追いかけてたのにな」
海月先生:
 「波音さんたちは、何か急に外せない用事が出来たのかもしれませんね」

その頃の波音さん。



波音さん:
 「ぅきゃああぁっっっ!」

絶望的戦況で奮闘中。
朝まで追いかけっこをしていた彼女ですが、その後、BBSと遭遇。
駆けつけてくれた姐さんたちとともに、BBSソングに捕らわれていました。

が、いつものように、不条理に逆転。二段変身して「KODOU」で反撃開始。
なお今回のBBSは、対ライブ攻撃として多少の策を用意してきました。
誰もが最初に思いつくだろう策の一つ。それは、「ヘッドフォンをはめる」。

シスターシェシェ:
 「ふふふ。無駄な歌を面白そうに…」

全くだ。
るちあさんたちはライブが通用しなくても、笑顔で歌いきる悪い癖がある。
しかしBBSの余裕も長くは続かず。

波音さんたち:
 『高鳴るKODOU、真実はたった一つ…!』

ずがん。

ぴちぴちボイスの前に、ヘッドフォン、音を立てて爆砕。
物理障壁すら問答無用で破壊し、直撃するぴちぴちボイス。
お前ら、そこまでして、そのお歌を聴かせたいか。


BBSを蹴散らした波音さんは、なんとか空港に到着。
(ちなみにガレオスくんは「KODOU」の衝撃に耐えられず、水妖としての命を断たれました。哀れ)

波音さん:
 「私、海月先生のことが大好きです。
  言葉でこんなこと言うだけじゃ、私の気持ちの半分も伝わらないかもしれないけど…」
海月先生:
 「伝わってますよ」
 「沙羅の心の氷を溶かしたのは、貴女のその真っ直ぐな想いです」

さて、この発言から、海月先生は「海底城で出会った水色人魚=波音」であることを知っていると思われます。

・・・でも、どうやって知ったんだ?
「人間に正体をバラすと泡になる」の設定はまだ有効。
そのため、「波音さんが自分から正体を明かした」はありません。

海月先生は「オレンジ人魚=沙羅」は長年の付き合いから看破できていますが、「水色=波音」を見抜くのは至難の業。
何せ、水色人魚とはほぼ初対面、波音さんと結びつける線が皆無です。
唯一考えられる根拠は「私も太郎ちゃんのことが好きだった」という水色人魚の発言ですが…。それだけで波音さんと断定するのは無茶。

なお、同種の問題は海斗くんも抱えています。
「ピンク人魚=るちあ」であることを見抜いた彼ですが、「緑色=リナ」のような他のメンバーについては把握できていません。
まぁ、「いつも一緒にいる仲良し三人(三匹)」から推理可能ですし、何より海斗くんは人間ではないので、リナさんたちが自ら告白しても問題はないのですが。

けれど、海月先生は純正の人間なので、その逃げ道はなし。
その上、唯一知ってる沙羅さんは、他の三人との接点がないので推理の手がかりにすることも出来ず。
一体どうやって見抜いたのか。謎が謎を呼びます。

…まぁ、筋金入りのマーメイドフェチの海月先生のことなので、ガチで見破ったのかもしれませんが。彼の眼力は人外の域。

海月先生:
 「これを。貴女へのプレゼントです」

視聴者の疑問はさておいて。
先生は波音さんに楽譜をプレゼント。
それは海月先生作曲による、彼女のためだけに作られた一つの曲。

波音さん:
 「海月先生…」

感極まった波音さん、瞼を閉じるとキスをせがんでみた。
海月先生、激動揺。
教え子の女子中学生からの魔の手が迫る。



…とりあえず、額にキスで誤魔化してみました。

波音さん的にはちょっぴり不満なものの、ひとまず一歩前進したことに大喜び。
テラスから海月先生の乗る飛行機を見送りながら、次に会うときまでにはもっといい女になって振り向かせてやると宣言。
と、そこに突風が。

波音さん:
 「太郎ちゃんの楽譜が!?」

貰ったばかりの大事な楽譜は、風に乗って空の彼方へ。
波音さん、いきなり想い出の品を紛失。
彼女の下等生物ぶりにあきれ返ったところで次回へ。


マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1(左画像)
マーメイドメロディー ぴちぴちピッチ ピュア DVD-BOX Vol.1

(右画像)
喜多村英梨『Before the Moment』

上のCD画像の人が画伯。
思えば、この頃は画伯の姿を毎週テレビで見れてたんだなぁ…。
なんだか隔世の感があります。また何かの主題歌を担当してくれないもんだろうか。

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