穴にハマったアリスたち

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Go!プリンセスプリキュア 第17話「まぶしすぎる!きらら、夢のランウェイ!」

2015年05月24日 | Go!プリンセスプリキュア感想
【今年のくどまゆ】

開催日まで宣伝し続けよう。

 「WELCOME TO MAYU PARTY☆」「Go My Way! Ⅱ ~Going MAYU Way☆ ~」
 日時:6月21日(日)13時00分/18時00分
 場所:ライブハウスDOMe柏
 (工藤真由さん公式サイト)

2010年発売の「My sweet days」と2014年の「my partner」を聞き比べると、この間の苦労と成長が伝わってきます。
「どんな日が私を待っているのかな?」「立ち止まる日もあるけれど、心はもう明日に向かってる」と唄っていたころから、
「諦めちゃダメとか言われたって立ち上がれない日もある」「戻れない昨日に置いてきたもの振り切ってここまで来た」と唄う今。

「My sweet days」で無邪気に信じていた未来に、実際に現在がいたり、改めて未来について唄っている感じ。
好みの問題はあるとはしても、個人的には「my partner」の柔らかさが好き。

■Go!プリンセスプリキュア 第17話「まぶしすぎる!きらら、夢のランウェイ!」

天ノ川さんが御母堂と共演することになりました。
お母さん大好きっ子ですしね。今頃リハーサルとか頑張ってるのかな?
え?頑張ってないよ?暇だもん。じゃ会場見に行ってみる?

踊る天ノ川さんに連れられて、はるはるらは明日の会場に物見雄山に。
なお、先日に引き続いて七瀬さんは置いて行かれました。
なまじ正体を明かしてるだけに、この待遇は切ない…。

会場についたところ、ちょうど同じくやってきた天ノ川母と鉢合わせ。
お母様は大変にフレンドリーな方です。
天ノ川さんもそんなに距離を感じてないご様子。北条さんとは違う。

会場は準備の真っ最中。試しにお母様が練り歩いてると、場の空気が一変。さすがはトップモデル様。
そこで天ノ川さんもやってみましたが、完全に気迫に圧され、膝が笑いっぱなし。
こんなので明日の本番を迎えられるのか…。

そんな心配を知ってから知らずか、天ノ川母は、はるはるらをお家にご招待。
今夜泊って行ってよ。寮には連絡しておくからね。あ、白金さん?わたしわたし~。
これで外泊許可が下りるのだから、セキュリティが厳しいのか緩いのかよく分からない。

天ノ川さんとしては、明日に向けて色々と集中したい。
だけど母御は空気も読まずにはしゃいでいます。だって私、天才だし?
これには天ノ川さんもブチ切れになりあそばされ、はるはるらに盛大に愚痴りまくり。
大体ね、あの母はね!
う、うん、そうだね。。じゃあ明日の朝までその愚痴きくよ…。

翌日。呪詛の全てを吐き出した天ノ川さんは、すっきりとした顔で会場へ。
おかげで無用の緊張からは解き放たれました。なるほど、これが母の狙いか。
天ノ川さんは少し根を詰め過ぎるのかもな。先日のオーディションでもそうでしたし。
100点は取れるが、120点は自力で取れないタイプ。

そんな良い雰囲気の中、いつものようにトワイライト様がご降臨なさりました。
お美しいです。事情を知らぬ観客も口々に褒め称えます。まるで本物のプリンセスのようだ!
さすがファッションショーに来てる客層なだけあって、異常に眼力が高いな。。

今日のターゲットは天ノ川母。夢は、娘と一緒にショーに出ること。
具体的かつ叶う直前の夢は始めてかもしれない。
(いつぞやの執事さんのように「この状態が継続すること」を願った例はあるけど)

やたらに細かい攻撃をしかけてくるゼツボーグさんに、一同は苦戦しきり。
だけど母の夢を見せられたこの状況で、天ノ川さんが折れるはずもなく。
発奮しまくった結果、新しいキーが顕現。それを使って新技もご披露。
大量の星がわらわらと飛び交う、実にウザい感じの技です。親子そろって、繰り出す技が細かい。。
そこはかとなく初期レモネの多弾道蝶を連想します。レモネの立場がまた一つなくなっていく。

戦い終わって、ステージも終わって。
これで夢がかなったでしょと胸を張る娘に、母は「次の夢は共にトップモデルになること」と語る。
一つの夢が叶ったら、すぐに次の夢。素敵な母娘だなぁ…。


(左画像)プリキュアぴあ 2015 (ぴあMOOK)

(右画像)キャラクタースリーブ 映画プリキュアオールスターズ 春のカーニバル♪ ふたりはプリキュア Splash Star (EN-035)

Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis


ショーには七瀬さんも連れて行ってもらえました。
昨夜は、急にお泊りした春野さんのせいで、疎外感に胸を焦がしながら、一人寂しい夜を過ごしたのでしょう。
開口一番「昨日はごめん」と謝る春野さんの姿が生々しいです。謝らなくていいよ、それよりも今度からは私も呼んでね…。

【今週のはるはる】

番組冒頭で海藤さんとバレエレッスンなさってました。
いまだに講習は続いているようです。春野さんは努力家だ。
一日でなし崩しにした愛乃さんの空手入門とは違い過ぎる。

【今週の星】

いたって普通に天ノ川父に言及されました。
家族デーで話題にならず、天ノ川姓が母方の姓っぽかったので、何か事情があるのかとも思ったのですが…。
「天ノ川」はただの芸名で本名は違うのかしら?(他の可能性も色々ありますが)

【今週の玩具】

新しいキーはお母さんから出現。
描写をそのまんま受け取るなら、このお母さんもプリキュアなんじゃなかろうかとも思えますが、多分関係ないんだろうな。
「プリキュアだから」というより、「母と娘の夢に呼応した」と考えた方が綺麗ですし。

ただそれはそれとして、あの学園の女生徒なら当たり前の如くプリキュアに変身しそう。怖い。

【今週の姫と下僕】

新技に巻き込まれそうになったトワイライト様を、即座に身を挺して守りに行ったシャットさんが格好いいです。
そして特に問題なく自力で身を守るトワイライト様。
結果、姫を庇うどころか、トワイライト様が呼び出した謎バリアに巻き込まれてダメージを負った挙句、トゥインクルさんの新技に被弾する羽目に。
実に優秀です。こんなに健気に忠誠を尽くす幹部がいるなんて。役には立たないけれど、なんて優秀なんだ。

ゼツボーグが敗れた後、すぐに「もう一度キーを!」と戦い続ける意思を見せてるのも良い。
この手の戦闘のお約束では負けるとすぐに撤退しちゃうけど、幹部は無傷なんだからその必要はないんですよね。
それにトワイライト様の御前である以上、おめおめと自分から逃げ出すわけにもいかない。

その上で、トワイライト様の余裕の一言で幕になるのが、主導権を握ってる感があって良いなぁ。

【今年の敵】

ディスピア様の目的が良く分からない。
絶望を口にしてはいるけれど、配下に絶望は強いていません。トワイライト様も部下の忠誠にちゃんと応えてくれてます。
同じく絶望を社是とし、本当に社員を絶望に追い込んでいたナイトメア社とは違い過ぎる。

これまでのシリーズを振り返ると、親玉の発言と実際の言動が食い違っていた例としては…

・アクダイカーン
 「滅び」と言ってはいるが、配下を直接滅ぼそうとは考えていない。
 身を案じる発言をしているし、部下の能力も「滅び」ではない。
 (本当に「滅び」の力なら、モエルンバは冷気使いになってるし、キントレスキーは腐食を操ってる。木や水を枯らしてはいたけど、描写から見て異常成長の結果として枯れてるだけに見える)
 おそらくはゴーヤーンに騙されて、本人たちも勘違いしていたんだろうと思う。
 美翔さんがこのことに気づいていれば、和解の道もあったんでしょうね…。実際にやったことは、遠距離からの問答無用の報復爆撃でしたけど。

・ノイズ
 「音を消す」のが目的ならマイナーランドではなく、沈黙の王国を作るのが正道。もしくは名前通り、音楽ではない雑音の国。
 この違和感が、最後の最後のカタルシスに繋がるのは見事でした。
 彼の本性は「悲しみ」であり、それは「笑顔」と組み。
 当初は「音を消す」と叫んでいたノイズ様が、メロディさんらの呼びかけに応えて「悲しみで染めてみせる」と自らの音楽を鳴らしだしたラストバトルは本当に美しかった。

・ピエーロ
 「バットエンド」を目標にしているけれど、本心は別のところにあったように思う。
 理由の一つ目は、最終決戦で戦闘不能になった星空さんらに対し、止めの一撃を待ってあげてるようだったから。
 その気になればすぐに終わるのに、彼女たちが決意を新たに立ち上がるのを、見守ってるように見える。
 理由の二つ目は、彼の名前そのまんまから。
 つまり「ピエロ」の名前の通り、メルヘンの倒され役を演じている道化。悲しくも優しい存在だった気がする。

…と、これらを踏まえると、ディスピア様も裏に何かあるんじゃなかろうか。

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