【プリキュア10周年:キュアロゼッタ】
四葉さん:
「キュアロゼッタですわ」
「プリキュア10周年、ありがとうございます」
「これからも、愛を育んで」
「くださいな」
四葉財閥ご令嬢、上手くパターンを変えてきましたね…。
「これからも宜しくお願いします」かと思いきや、「愛を育んでくださいな」ですか。
決め台詞を混ぜてくるパターンとも、ちょっと違う新鮮さ。これが財閥の力、か。
子供の頃に、相田さんらと御屋敷内で奮闘したエピソードが好き。
ギャグ調で描かれていますけど、結構な大冒険なんですよね。
そしてあの時、なんと彼女らはプリキュアではない。
時代は下ってドキドキ本編。
変身して戦う相田さんらから一歩引いた立場で参加する四葉さん。
通ってる学校不明。生態も不明。誰も言及せず、誰も追求しないので、視聴者的にはずっと謎。
でも当人たちには、過去の大冒険があるから、別段に謎でも何でもないんですよね。(財閥パワーに慄くことはあっても)
そしてプリキュア能力を得たことにより、かつての友が再び集まって、一緒に戦う。
四葉さん曰く「そこはかとなく皆と距離を感じていたが、プリキュアになったことでそれが埋まった」。
幸せの王子として駆け回る相田さんを見上げていた四葉さんも、共に幸せを守る立場に。
「ドキドキ」さんはエピローグ的シリーズのように思います。
(本編的大冒険は既に過去に終わっており、そこを乗り越えた後、それで世界はどうなったのか?といった雰囲気)
四葉さんからは特にそんな空気を感じます。面白いキャラクターだと思う。
■ハピネスチャージプリキュア! 第27話「悩めるひめ!プリキュアチーム解散の危機!?」
先日の一件以来。
姫さんが奇行に走るようになってしまいました。
誠司くんの言動に一喜一憂し、のたうち周り、悶え狂い、奇声を発するのです。
姫さん:
「どうしよう。誠司はめぐみのことが好きなのに」
「その誠司を好きになっちゃうなんて」
「世界平和の危機かも」
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!????」
なんということでしょうか。誠司くんは愛乃さんのことが好きだというのに。
当の姫さんもこのことはいたく気にしており、それ故に更なる大発狂。
ついには氷川さんや大森さんに自白してしまいました。
氷川さん:
「とりあえず相性を占ってみましょう」
錯乱しながらもばっちり宣伝。出来る子です。
極度の混乱状態に陥って、玩具にすがっただけかもしれませんが。
なお占いの結果、相性バッチリだそうです。だけどバラバラ。
困ったことに、誠司くんは素で良い男です。
まぁ姫さんの場合、腐っても姫さんなので、お相手に家事能力等々があることは大したメリットではないのですけれど…。
ちなみに我らの世界の姫さんを例に出すと、イギリスのザラ・フィリップス王女はラグビー選手とご結婚(昔からマッチョ好きで有名)。
あんまり格式とか何とかは関係ないのかもしれない。
あ、でも姫さんは第一王位継承者か。。
悶々と悩みますが、それはさておき。
肝心の愛乃さんはどうなんでしょうか?
ちょっと聞いてみましょう。誰か好きな人はいますか?
愛乃さん:
「え…?」
「いやまさかあたしが恋なんて」
待て。そこで何で青い生き物が回想に出てくる。
違うでしょう。誠司くんとの幼いころからの思い出とか、そういうのでしょう。
って、ああ!愛乃さんが頬染めてはにかんでる!助けて!この子、悪い病気に感染してる!!
三角関係だと思ったら、四角関係だった。
この分では、青い神様の想い人は、実は姫さんだったなんて展開になりかねません。
おぞましい。おぞましすぎる。そしてみんな不幸になりましたとさ。
そんな泥濘した空気を感じ取ったか。
誠司くんは神様を連れ出すと、男同士の語らいを始めました。
あんた、めぐみのことどう思ってんだ?
自称・神:
「大切なものに、一番も二番もないよ」
「かつて僕にも、そういう人がいた」
「でも今は、この星に生きるもの全てを大切に思っている。神様だからね」
誠司くん:
「それじゃめぐみが可哀想だ」
う、うぅむ。
「神だから特定の一人を愛せない」はまさしく正論。そうでなきゃ困る。
もしも本当に神のことを好きならば、「自分だけが特別扱いはされない」ことも飲み込んで近づかないと。
ミラージュ様の悪堕ちが「自分が一番ではなかったから」が原因なのだとしたら、ちょっと彼女の方が分が悪いような…。
ですが、体よくはぐらかされただけという気もする。これは殴るべきかどうか、判断が難しいな。。
一方の姫さん。姿をくらませた男二人に、妄想の翼をはためかせます。
プリキュアさんでこんな展開を見る日が来るなんて。
もっとも取り合ってる相手が愛乃さんというあたり、なんだかショボンとしますけれど。
色気がないと言いますか、何と言いますか。
これが花咲さんや夢原さんだったら、もっと絵になったんじゃないかしら。
まぁ花咲さんだと自己陶酔しまくってウザさ炸裂状態になりそうですし、夢原さんだとご自分で相手を殴り倒しに行ってしまいそうですけれど。
ダメだ、状況にぴったりくる娘さんがいない…。むしろ男を巡ってプリキュア同士で殴りあう方がしっくりきます。これだからプリキュアは!
パニクりながらも二人を探し、姫さんは川べりで誠司くんを発見しました。
うん、男同士の殴り合いなら川べりですよね。
そこには誠司くんと…
姫さん:
「なんでナマケルダと一緒!?」
理解不能です。
え?神と殴り合ってたんじゃ?
え?ナマケルダも恋敵なの?え?え?
錯乱する暇もなく、ナマケルダさんは誠司くんをサイアークに。
さりげなくえげつない。
やってることは、ダークココやサバーク博士状態と変わりません。
姫さん:
「やるしか、ない!」
いつもとは違う気合の入れよう。何か変身前から顔に戦闘傷がついてるような…。
ここんとこ舐めてかかってる気配もありましたが、ナマケルダさんは連戦連敗を重ねた相手。
しかも場所が因縁深い川べりで、素材が優秀な誠司くん。苦戦するのは目に見えてます。
姫さんは奮闘します。愛する男のため、空中戦も華やかに。お得意の風も纏って。
素材が良いからか、元から不利だったのか。すぐに劣勢になりますが、それでも踏ん張った。
どうにかこうにか愛乃さんらが到着するまで踏ん張った。
愛乃さん:
「恋とか愛とか分からないけれど」
「あたしは誠司のことが大切なの」
戦う愛乃さんの言葉を聞き、姫さんも何かを悟りました。
姫さん:
「ラブリーの言葉、ずしんと来たわ!」
「誠司は私にとっても大切な人だから」
「取り戻しに行こう!」
恋する男を巡って、恋する男の鏡像に猛撃をかける乙女たち。
何かが、決定的におかしい気がする。
なんだか良く分からんまま、殴られてる誠司くんに幸あれ。
この流れで何を悟ったのか、姫さんは身を引くことにしました。勝手に盛り上がり、勝手に自己解決。
正直なところ、愛乃さんと誠司くんの関係は、兄妹のそれと大差なく見えます。
姫さんが「めぐみと誠司が幸せになったら嬉しい」と考えたように、おそらく愛乃さんも、姫さんと誠司くんがくっついても素直に祝福すると思う。
少なくも、現段階ならば。
何か致命的な失敗をしたような気がする姫さんに、更に大森さんが一言。
大森さん:
「危機的状況下に置かれた男女は」
「そのドキドキを恋しているかのように」
「錯覚することがあるのよね」
「そのドキドキは、本当に、恋?」
姫さん:
「じゃあ私は、誠司を本当に好きだったわけじゃないんだ!」
恋に恋するというのは、まぁあることでしょうけれど。
今回の件に関しては、何せ誠司くんに惚れても変ではない展開だっただけに、多少の強引さを感じます。
共に危機を乗り越えて、その過程で気付いた頼もしさや優しさまで、吊り橋効果扱いされてしまっては、もはや恋愛の否定に等しいような…。
大森さんのことなので、「万が一にも再び変な気を起こさないように、恋愛の芽を摘んでおこう」と徹底しただけな気がする。恐ろしい。
そして姫さん、これがきっかけで面倒くさい娘さんになりませんように。
姫さんに告白して「それって恋じゃないよ。私の体が目当てなんでしょ」(ドヤッ)なんて言われたら、張り倒さないでいられる自信はない。
【今週のプリキュア10周年】
大森さん:
「私ね。前に一度、物凄く恋をしたことがあって」
「その時、たとえ自分は好きになって貰えなくても」
「相手には幸せになって欲しいと思ったんだ」
「大好きだったから」
言及されてはいませんが、そのまんま素直に考えるなら、相手は誠司くんである可能性が高いでしょう。
これまでにも漂っていた妙な距離感にも納得がいく。
もちろん、全然別の男性の可能性もありますけれど。
語られていない過去の何かや、現在の関係性は、四葉さんと相田さんらの関係に通じるものがあるんじゃないかしら。
ある意味、「スイート」の先の物語ですね。共有体験を持って連帯したもの同士の、更にその次の物語。
【今週のED】
今回から新曲「パーティハズカム」に変更。
発動しているのは二段変身でしょうか。それともコスプレ能力の一環か。
『がんばったんだもん』
『みんなでご褒美 パーティ』
『ゆうべ夢に出て来た』
『諦めないで偉いってね』
全般に、自己肯定の印象のある曲ですね。
ハピネスさんの前半が「もはや既存の枠組み(プリキュア)は通用しない」な展開だったので、「でもそれでも」なイメージなのかしら。
【今週の生き物】
教師コスプレさせた女子中学生を前に、ゆったりと足組みしてふんぞり返る神。
やっぱこの生き物は、どうにかすべきだと思う。
【今夏のスタンプラリー】
先日、東京メトロのスタンプラリーに参加してきました。いつものように徒歩で。
距離が20キロ程度と短く、道中も日影が多い(何せ地下通路がある!)のでかなり楽です。
コースも観光地を通るので、歩いていて楽しい。上野で博物館や動物園に立ち寄ったりしました。
ついでにローソンのスタンプラリーも回収しましたが、意識しなくても二桁以上の店舗に遭遇するので、あっという間に達成できます。
天気次第ですが、今回の徒歩ラリーは割とお勧めしたい。
【蛇足】
劇中で出て来た「吊り橋効果」ですが、実態はこんな感じです。
「吊り橋を渡った直後の男性に対し、魅力的な女性が心理学のアンケートを実施。
このアンケートの結果を知りたければ、ここに電話してくださいと、番号を渡したところ、18人中9人が連絡をしてきた。
吊り橋ではなく、安全な橋を渡った人にも同じように実験したところ、電話をしてきたのは16人中2人だった」
まず母数が非常に少ない上に、18人中9人と、電話してきた人の割合もかなり微妙です。
また、「電話をかけたきた」ことをもって「恋愛と勘違いした」と定義していますが、「吊り橋を渡った直後で印象的だったので記憶に残っており、恋愛感情とは無関係に好奇心で電話した」可能性も十分にあります。
この実験では被験者は男性ですが、追試として女性に対しても同様の実験を行ったところ、そちらでは吊り橋とそれ以外で差はなし。
つまり、吊り橋効果なるものが存在するとしても、男性には有効でも、女性には成立しないようです。
と、この間の放送大学で言ってた。
物語的には、女性が吊り橋効果でくらくらする展開が多い(そして現実でも女性に対して期待される)ように思いますが。
娘さんには吊り橋効果は通じないようなので、ちょいと残念ですね。
では、今回の姫さんの感情は、一体…?
四葉さん:
「キュアロゼッタですわ」
「プリキュア10周年、ありがとうございます」
「これからも、愛を育んで」
「くださいな」
四葉財閥ご令嬢、上手くパターンを変えてきましたね…。
「これからも宜しくお願いします」かと思いきや、「愛を育んでくださいな」ですか。
決め台詞を混ぜてくるパターンとも、ちょっと違う新鮮さ。これが財閥の力、か。
子供の頃に、相田さんらと御屋敷内で奮闘したエピソードが好き。
ギャグ調で描かれていますけど、結構な大冒険なんですよね。
そしてあの時、なんと彼女らはプリキュアではない。
時代は下ってドキドキ本編。
変身して戦う相田さんらから一歩引いた立場で参加する四葉さん。
通ってる学校不明。生態も不明。誰も言及せず、誰も追求しないので、視聴者的にはずっと謎。
でも当人たちには、過去の大冒険があるから、別段に謎でも何でもないんですよね。(財閥パワーに慄くことはあっても)
そしてプリキュア能力を得たことにより、かつての友が再び集まって、一緒に戦う。
四葉さん曰く「そこはかとなく皆と距離を感じていたが、プリキュアになったことでそれが埋まった」。
幸せの王子として駆け回る相田さんを見上げていた四葉さんも、共に幸せを守る立場に。
「ドキドキ」さんはエピローグ的シリーズのように思います。
(本編的大冒険は既に過去に終わっており、そこを乗り越えた後、それで世界はどうなったのか?といった雰囲気)
四葉さんからは特にそんな空気を感じます。面白いキャラクターだと思う。
■ハピネスチャージプリキュア! 第27話「悩めるひめ!プリキュアチーム解散の危機!?」
先日の一件以来。
姫さんが奇行に走るようになってしまいました。
誠司くんの言動に一喜一憂し、のたうち周り、悶え狂い、奇声を発するのです。
姫さん:
「どうしよう。誠司はめぐみのことが好きなのに」
「その誠司を好きになっちゃうなんて」
「世界平和の危機かも」
「ぬおおおおおおおおおおおおおおおお!!!!????」
なんということでしょうか。誠司くんは愛乃さんのことが好きだというのに。
当の姫さんもこのことはいたく気にしており、それ故に更なる大発狂。
ついには氷川さんや大森さんに自白してしまいました。
氷川さん:
「とりあえず相性を占ってみましょう」
錯乱しながらもばっちり宣伝。出来る子です。
極度の混乱状態に陥って、玩具にすがっただけかもしれませんが。
なお占いの結果、相性バッチリだそうです。だけどバラバラ。
困ったことに、誠司くんは素で良い男です。
まぁ姫さんの場合、腐っても姫さんなので、お相手に家事能力等々があることは大したメリットではないのですけれど…。
ちなみに我らの世界の姫さんを例に出すと、イギリスのザラ・フィリップス王女はラグビー選手とご結婚(昔からマッチョ好きで有名)。
あんまり格式とか何とかは関係ないのかもしれない。
あ、でも姫さんは第一王位継承者か。。
悶々と悩みますが、それはさておき。
肝心の愛乃さんはどうなんでしょうか?
ちょっと聞いてみましょう。誰か好きな人はいますか?
愛乃さん:
「え…?」
「いやまさかあたしが恋なんて」
待て。そこで何で青い生き物が回想に出てくる。
違うでしょう。誠司くんとの幼いころからの思い出とか、そういうのでしょう。
って、ああ!愛乃さんが頬染めてはにかんでる!助けて!この子、悪い病気に感染してる!!
三角関係だと思ったら、四角関係だった。
この分では、青い神様の想い人は、実は姫さんだったなんて展開になりかねません。
おぞましい。おぞましすぎる。そしてみんな不幸になりましたとさ。
そんな泥濘した空気を感じ取ったか。
誠司くんは神様を連れ出すと、男同士の語らいを始めました。
あんた、めぐみのことどう思ってんだ?
自称・神:
「大切なものに、一番も二番もないよ」
「かつて僕にも、そういう人がいた」
「でも今は、この星に生きるもの全てを大切に思っている。神様だからね」
誠司くん:
「それじゃめぐみが可哀想だ」
う、うぅむ。
「神だから特定の一人を愛せない」はまさしく正論。そうでなきゃ困る。
もしも本当に神のことを好きならば、「自分だけが特別扱いはされない」ことも飲み込んで近づかないと。
ミラージュ様の悪堕ちが「自分が一番ではなかったから」が原因なのだとしたら、ちょっと彼女の方が分が悪いような…。
ですが、体よくはぐらかされただけという気もする。これは殴るべきかどうか、判断が難しいな。。
一方の姫さん。姿をくらませた男二人に、妄想の翼をはためかせます。
プリキュアさんでこんな展開を見る日が来るなんて。
もっとも取り合ってる相手が愛乃さんというあたり、なんだかショボンとしますけれど。
色気がないと言いますか、何と言いますか。
これが花咲さんや夢原さんだったら、もっと絵になったんじゃないかしら。
まぁ花咲さんだと自己陶酔しまくってウザさ炸裂状態になりそうですし、夢原さんだとご自分で相手を殴り倒しに行ってしまいそうですけれど。
ダメだ、状況にぴったりくる娘さんがいない…。むしろ男を巡ってプリキュア同士で殴りあう方がしっくりきます。これだからプリキュアは!
パニクりながらも二人を探し、姫さんは川べりで誠司くんを発見しました。
うん、男同士の殴り合いなら川べりですよね。
そこには誠司くんと…
姫さん:
「なんでナマケルダと一緒!?」
理解不能です。
え?神と殴り合ってたんじゃ?
え?ナマケルダも恋敵なの?え?え?
錯乱する暇もなく、ナマケルダさんは誠司くんをサイアークに。
さりげなくえげつない。
やってることは、ダークココやサバーク博士状態と変わりません。
姫さん:
「やるしか、ない!」
いつもとは違う気合の入れよう。何か変身前から顔に戦闘傷がついてるような…。
ここんとこ舐めてかかってる気配もありましたが、ナマケルダさんは連戦連敗を重ねた相手。
しかも場所が因縁深い川べりで、素材が優秀な誠司くん。苦戦するのは目に見えてます。
姫さんは奮闘します。愛する男のため、空中戦も華やかに。お得意の風も纏って。
素材が良いからか、元から不利だったのか。すぐに劣勢になりますが、それでも踏ん張った。
どうにかこうにか愛乃さんらが到着するまで踏ん張った。
愛乃さん:
「恋とか愛とか分からないけれど」
「あたしは誠司のことが大切なの」
戦う愛乃さんの言葉を聞き、姫さんも何かを悟りました。
姫さん:
「ラブリーの言葉、ずしんと来たわ!」
「誠司は私にとっても大切な人だから」
「取り戻しに行こう!」
恋する男を巡って、恋する男の鏡像に猛撃をかける乙女たち。
何かが、決定的におかしい気がする。
なんだか良く分からんまま、殴られてる誠司くんに幸あれ。
この流れで何を悟ったのか、姫さんは身を引くことにしました。勝手に盛り上がり、勝手に自己解決。
正直なところ、愛乃さんと誠司くんの関係は、兄妹のそれと大差なく見えます。
姫さんが「めぐみと誠司が幸せになったら嬉しい」と考えたように、おそらく愛乃さんも、姫さんと誠司くんがくっついても素直に祝福すると思う。
少なくも、現段階ならば。
何か致命的な失敗をしたような気がする姫さんに、更に大森さんが一言。
大森さん:
「危機的状況下に置かれた男女は」
「そのドキドキを恋しているかのように」
「錯覚することがあるのよね」
「そのドキドキは、本当に、恋?」
姫さん:
「じゃあ私は、誠司を本当に好きだったわけじゃないんだ!」
恋に恋するというのは、まぁあることでしょうけれど。
今回の件に関しては、何せ誠司くんに惚れても変ではない展開だっただけに、多少の強引さを感じます。
共に危機を乗り越えて、その過程で気付いた頼もしさや優しさまで、吊り橋効果扱いされてしまっては、もはや恋愛の否定に等しいような…。
大森さんのことなので、「万が一にも再び変な気を起こさないように、恋愛の芽を摘んでおこう」と徹底しただけな気がする。恐ろしい。
そして姫さん、これがきっかけで面倒くさい娘さんになりませんように。
姫さんに告白して「それって恋じゃないよ。私の体が目当てなんでしょ」(ドヤッ)なんて言われたら、張り倒さないでいられる自信はない。
(左画像)ハピネスチャージプリキュア!ボーカルアルバム1 (右画像)ドキドキ!プリキュア DXFフィギュア キュアダイヤモンド&キュアロゼッタ 【キュアロゼッタ(単品)】 Twitterアカウント:http://twitter.com/RubyGillis |
【今週のプリキュア10周年】
大森さん:
「私ね。前に一度、物凄く恋をしたことがあって」
「その時、たとえ自分は好きになって貰えなくても」
「相手には幸せになって欲しいと思ったんだ」
「大好きだったから」
言及されてはいませんが、そのまんま素直に考えるなら、相手は誠司くんである可能性が高いでしょう。
これまでにも漂っていた妙な距離感にも納得がいく。
もちろん、全然別の男性の可能性もありますけれど。
語られていない過去の何かや、現在の関係性は、四葉さんと相田さんらの関係に通じるものがあるんじゃないかしら。
ある意味、「スイート」の先の物語ですね。共有体験を持って連帯したもの同士の、更にその次の物語。
【今週のED】
今回から新曲「パーティハズカム」に変更。
発動しているのは二段変身でしょうか。それともコスプレ能力の一環か。
『がんばったんだもん』
『みんなでご褒美 パーティ』
『ゆうべ夢に出て来た』
『諦めないで偉いってね』
全般に、自己肯定の印象のある曲ですね。
ハピネスさんの前半が「もはや既存の枠組み(プリキュア)は通用しない」な展開だったので、「でもそれでも」なイメージなのかしら。
【今週の生き物】
教師コスプレさせた女子中学生を前に、ゆったりと足組みしてふんぞり返る神。
やっぱこの生き物は、どうにかすべきだと思う。
【今夏のスタンプラリー】
先日、東京メトロのスタンプラリーに参加してきました。いつものように徒歩で。
距離が20キロ程度と短く、道中も日影が多い(何せ地下通路がある!)のでかなり楽です。
コースも観光地を通るので、歩いていて楽しい。上野で博物館や動物園に立ち寄ったりしました。
ついでにローソンのスタンプラリーも回収しましたが、意識しなくても二桁以上の店舗に遭遇するので、あっという間に達成できます。
天気次第ですが、今回の徒歩ラリーは割とお勧めしたい。
【蛇足】
劇中で出て来た「吊り橋効果」ですが、実態はこんな感じです。
「吊り橋を渡った直後の男性に対し、魅力的な女性が心理学のアンケートを実施。
このアンケートの結果を知りたければ、ここに電話してくださいと、番号を渡したところ、18人中9人が連絡をしてきた。
吊り橋ではなく、安全な橋を渡った人にも同じように実験したところ、電話をしてきたのは16人中2人だった」
まず母数が非常に少ない上に、18人中9人と、電話してきた人の割合もかなり微妙です。
また、「電話をかけたきた」ことをもって「恋愛と勘違いした」と定義していますが、「吊り橋を渡った直後で印象的だったので記憶に残っており、恋愛感情とは無関係に好奇心で電話した」可能性も十分にあります。
この実験では被験者は男性ですが、追試として女性に対しても同様の実験を行ったところ、そちらでは吊り橋とそれ以外で差はなし。
つまり、吊り橋効果なるものが存在するとしても、男性には有効でも、女性には成立しないようです。
と、この間の放送大学で言ってた。
物語的には、女性が吊り橋効果でくらくらする展開が多い(そして現実でも女性に対して期待される)ように思いますが。
娘さんには吊り橋効果は通じないようなので、ちょいと残念ですね。
では、今回の姫さんの感情は、一体…?