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モンテヴェルディ生誕450年記念「クラウディオ モンテヴェルディの肖像~聖なる悦楽と狂気のはざまで~」
指揮:濱田芳通
合唱:ラ・ヴォーチェ・オルフィカ
ソプラノ:鈴木美登里・赤地カレン・坂井里衣
アルト:細岡ゆき
テノール:鹿野浩史・黒田大介
バス:酒井崇・和田ひでき
器楽:アントネッロ
リコーダー/細岡ゆき
コルネット/細川大介
ヴァイオリン/天野寿彦・堀内由紀
ヴィオラ・ダ・ガンバ/石川かおり
ハープ/西山まりえ
オルガン/矢野薫
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会場:東京カテドラル聖マリア大聖堂
梅雨入りしたということで空模様が心配だったが、曇りで時折り薄日も射す日となりほっとした6月7日、東京カテドラル聖マリア大聖堂で『ラ・ヴォーチェ・オルフィカ第30回定期公演~モンテヴェルディ生誕450年記念「クラウディオ モンテヴェルディの肖像~聖なる悦楽と狂気のはざまで~」』が開催された。私にとってヴォーチェは音楽の拠り所であり、ヴォーチェとアントネッロの音楽はいつでも特別なもの。その公演のお手伝いをさせていただきながら、その公演を聴けるという幸せな時間を過ごした。
今年はモンテヴェルディの生誕450年記念ということで、彼の作品をたくさん耳にできる幸福な一年~
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最初の作品が始まった途端、その音楽の斬新さ、響きの不思議さ、破綻しそうでぎりぎりのところで踏みとどまっている際どさとそれが解決された時のある種の幸福感と満足感、そしてこのままではいられない言いようのないと不安とを感じていることに吃驚していた。
そして、「歌」こそが彼の音楽だと演奏を聴いて改めてひしひしと感じ、彼の音楽の持つ多彩な表情に触れられ、実に濃密な時を過ごすことができた。
カテドラル東京の敷地の奥にあるルルドの洞窟を模して作られた『ルルドの洞窟』
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