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2008年/アメリカ/96分
原題: BURN AFTER READING
監督・製作・脚本:ジョエル・コーエン 、 イーサン・コーエン
出演:ブラッド・ピット、ジョージ・クルーニー、ジョン・マルコヴィッチ、フランシス・マクドーマンド、ティルダ・スウィントン
ストーリー:CIAの機密情報が書き込まれた1枚のCD-ROMを、勤務先のフィットネスセンターで拾ったチャド(ブラッド・ピット)とリンダ(フランシス・マクドーマンド)。そのころ、元CIA諜報員のオズボーン(ジョン・マルコヴィッチ)は、機密情報の紛失にうろたえていた。一方、オズボーンの妻ケイティ(ティルダ・スウィントン)は、財務省連邦保安官ハリー(ジョージ・クルーニー)と不倫中で……。(シネマトゥデイより)
大笑いするのではなく、とにかく終始にんま~り、にかにか、くくくっ
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出演している俳優たちの豪華なこと、その話の展開の意外なこと、とにかく目を離させない。(思いがけない表情が見えて・・・くききっ
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絡み合う人物と次々起こる予期せぬ出来事が複雑に組み合わされて、それはボタンを掛け違えて、それを最後まで誰も直せないまま、あれよ、あれよと言う間に事は全ての人々の思惑を越えて進んで行ってしまうのが何とも可笑しくて・・怖い!?(笑)
絡み合うと複雑な様相を呈するのに、一人一人はみんな自分に対して正直と言うか一直線、しかもその直線があっち向いたりこっち向いたり、てんでんばらばら。その直線が刀が空中ではっしと渡り合うような緊張(?!)に、にんまりしながらummm・・となる。
破綻しそうで最後まで話を保っていってしまう、というのが凄い!!面白かったなぁ!
これは予告編を目にした時、ブラッド・ピットがあまりに可笑しかったのが強く印象に残っていたんですが・・・あらら、み~んなおかしいじゃん!!って。
どの方もほんと「一癖もふた癖もある方ばかり」がはまり過ぎるくらい役にはまっていて・・・くくくっ!素晴らしい脚本だからこそ、こんなに楽しめたんですよね~
ああ~、可笑しい!!
そして何と見事な脚本なんでしょう!!
一人一人が何処かで繋がって絡み合って
どんどん違う方向へ転がって行って・・・
前作の「ノーカントリー」が重苦しくダークなものだっただけに、
今回は気軽に楽しめましたね~!
面白かった~!
皆さん一癖もふた癖もある方ばかりで。
どの方も心に残る演技でした。
(・・・ホント、誰か一人と選べないですよね、笑)