Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

プーランク

2006-04-16 00:31:21 | 音楽
          
           *フランシス・プーランク(Wikipedia)
どういう訳か、立て続けにフランス物、それもプーランクばかりが収められているもの2枚に一曲目がプーランクというCDを聴く。こんなに集中してプーランクばかり聴いたことって・・・ないかも。一番左はこれが全てピアノ曲!思いっきり華やかで驚く。(Pf:Olivier Cazal)鍵盤の右から左まで鳴らしてるんじゃないかと思うくらいよく鳴ってる。「無窮動」ってこの曲、ということで借りたんだけど、プーランクのピアノ作品って面白いという事がよくわかった。二枚目はパスカル・ロジェがピアノ弾いてフルート、オーボエ、クラリネット、バスーン、ホルンとの合わせ物。これは3枚目の一曲目のフルート・ソナタと同じ曲が重なったのでつい聴き比べてしまったけれど。(はっきり言って、パユの方が断然よかった。だって、こちらはちょっとたるい感じがしちゃったんだよね。)プーランクのフルート・ソナタ、好きですねえ聴く前はどんな曲?と思ったんだけど聴いたらああ~、これだったかって。三枚目はパユの20世紀フランスのフルート音楽のアルバム。ここでの発見、それはメシアン!ここで聴くまでは彼の作品面白いと思ったことが実はないの。ピアノ作品を主に聴いてたんだけど、なんかとっつきにくくて難しくって敬遠してた。幼子イエズスにそそぐ20の眼差し、とか鳥のカタログとか一時期よく耳にしたけど、よさがわからん~だった。でも、ここで聴いた「黒つぐみ」は違ってた!これは吃驚!何か発見があるとほんとに嬉しく幸せになるもんだねぃ
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2 コメント

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パユ (annio)
2006-04-18 08:11:55
NHK日曜夜の芸術劇場ご覧になりましたか?

ベルリンフィルのピクニック・コンサート。

パユ君のためか、フルートの際立つ選曲でしたね。

緑の中で彼の牧神の午後を聴いたら、素敵だろうなあ。

以前、古楽の屋外での演奏会に行ったとき。管楽器の演奏が始まったら、それまでまばらにさえずっていた小鳥たちがとたんに一斉ににぎやかにさえずりだして、ほほえましく思ったことを思い出しました。
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annioさま、 (rubicone)
2006-04-19 00:03:40
ご覧になりま・・・せんでした新聞のチェックが甘かったなぁ!ちっ、私としたことが。

あの日は、新日曜美術館見ただけ。紹介されていた「武満徹 ─ Visions in Time」(オペラシティー・アートギャラリー)に気を取られてました。

でも、「古楽の屋外での演奏会」のお話は夢のよう、いいなぁ、胸が温かくなります。そういえば、リコーダーって昔はその鳥にあったメロディーを吹いて覚えさせ歌わせ(さえずらせ)たんだと演奏会で聞いたことがあります。どういう曲であったかも聞かせてもらったのですが、ええっ!と思うくらい難しい曲でした。あんな小さな頭で、鳥さんすごい!

「小鳥はとっても歌が好き♪」ってほんとだな
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