Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

MNAC/カタルーニャ美術館②

2014-07-30 23:59:00 | 旅:バルセロナ紀行(2)
カタルーニャ美術館は土曜日の午後3時を過ぎると入場料が無料(第一日曜も無料)になります。
ロマネスクからゴシック美術の部屋に入ったらどこからかヴァイオリンとピアノの音色が聞こえてきました。
音をたどって行くと・・・展示室の一つに100席ほどの椅子が用意されてコンサート会場になっていました。

プログラムを見ると、7/1、2、3、4、5、9、10、11各日2~3回のミニ・コンサートが開催されることになっていて、楽器の種類はピアノ・ヴァイオリン・ヴィオラ・トランペット・ハープ・マリンバ・クラリネット・パーカッション・veu(カタルーニャ語でveuって何の楽器なのでしょう?)と色々賑やかです。
とにかくプログラムがカタルーニャ語で書かれているのでこの音楽会の趣旨の部分は勘だけで読んでるのですが、この一連の催しはカタルーニャ美術館とカタルーニャ高等音楽院/Esmuc:l'Escola Superior de Música de Catalunyaが共同で開催している音楽会だそうです。出演はカタルーニャ高等音楽院のクラシックと現代音楽の学生となっています。
プログラムを読んでいて面白いなぁ、と思ったのは演奏者の名前とともに、彼/彼女の指導教官の氏名が併記されていたこと。
例えばこの日聴いたヴァイオリニストのプログラムには・・・
<Especialitat en violí de Marta León sota la direcció de la professora Eva Graubin>(教官Eva Graubinが指導するヴァイオリン奏者Marta León)
一連の音楽会は色々な人が聴きにくるので、この教官のお弟子さんの演奏はこんな風ですよ~、と世間に知らしめる絶好の機会の一つになっているのでしょうね。
前半は後ろで聴いていたのですが、後半は前から2列目に座って聴きました。私の前の最前列にはこのヴァイオリニストの先生と思しき女性が座っていて、演奏の間中、熱心に演奏に合わせて身体揺すって聴いておりました。う~む。
また、他の日ですが、プログラムには演奏者として日本人の名前も4人掲載されてました。
あ~、ここで使われていたピアノはヤマハでした。

ミニ・コンサートの後、モダンの部屋に行く途中見かけた建物内にある広~い広間の様子。
舞台には小編成の楽団がいて、彼らの奏でる音楽に乗って多くの人々が楽しそうに踊ってました。
踊る人と、それを見る人で全体が楽しい雰囲気に包まれていて私もしばらく愉快に見ておりました。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« MNAC/カタルーニャ美術館① | トップ | 花と木と・・・ »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿