Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ミュージック・クバーナ

2007-07-03 00:16:08 | 映画 ま行
            *公式サイト
2004年/ドイツ/88分
監督・脚本:ヘルマン・クラル
原題:MÚSICA CUBANA
出演:ピオ・レイバ/バルバロ・マリン/マリオ・“マジート”・リベーラ/ペドロ・“エル・ネネ”ルーゴ・マルティーネス/テルマリー・ディアス/オスダルヒア・レスネス /ルイス・フランク・アリアス/ティルソ・ドゥアルテ
      ♪~心が歌いだす~♪
公開時レイトショーで観るのを諦めたこの作品、TSUTAYAで見つけて早速レンタルしてきた。「コマンダンテ」に続いてキューバを舞台にしているのも何かの縁か。(どんな縁?という突込みはなしね!)

キューバ音楽といえば思い浮かぶ、「ブエナビスタソシアルクラブ」
その『ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブ』にも登場していたピオ・レイバがタクシー運転手バルバロに口説かれ、キューバの若手ミュージシャン達とともにバンドを組み、キューバ音楽の伝統の上に新たな音楽を生み出していく。

とにかく次々に溢れ出る音楽の波~♪
最初に聴いたピオの「Yo no soy mentiroso」の歌の素晴らしさ!生き生きしてしかも渋くて、耳を傾けずにはいられない~。この曲は終盤でも流れるんだけど、それも素敵
サルサ、チャンチャン、ルンバ、チャチャチャetc.、そしてキューバのラップも楽しめる。熱い音楽の連続~!!そしてカメラはそれらを歌うミュージシャン自身の姿にも迫る。彼らの暮らし、日常を追ってキューバという国をカメラは映し出す。印象に残ったのは国立音楽学校:Escuela Nacional de Música、キューバの音楽学校ってどんなんだろうと興味津々で見ていると、レッスン室がずら~りと並び生徒が熱心に練習する姿が映し出される。ここはジャズの学校のようで、案内してくれたミュージシャンはマイルス・デイビスは僕のアイドルだった、そしてチャーリー・パーカーにも影響を受けた、なんて話す。キューバだなあと思ったのは、そこで使われていた五線紙の片隅にチェ・ゲバラの肖像が印刷されているのを見た時。
リハーサルとコンサートを重ね、彼らは海外公演へと向かう。向かった先は東京!!「Pio Leiva&The Sons of Cuba」として東京キネマ倶楽部でのライブは圧巻だった。
とにかくこの映画、どこを切り取っても音楽、音楽、音楽~♪それに心が共鳴する。
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2 コメント

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ラテンのリズム (果報)
2007-07-04 23:20:51
私、ラテンのダンスを見るのが好きなんですヨ。特にルンバが官能的でうっとりしてしまいます。チャチャチャやサルサを見ていると自分の体がどこか動いているんですよー。乗りがいい音楽ですよねー。今度その映画をどこかで見つけてみてみますねー
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果報さま~♪ (rubicone)
2007-07-05 00:11:29
私もラテンの音楽&ダンス大好き~お仲間だねっ、くききっ

ラテンのダンス映画といえば「ダンシング・ハバナ」はご覧になられましたか?これも、キューバが舞台、ただし革命前夜の、でした。
http://blog.goo.ne.jp/rubicone/e/6bb23d3a0bb6ceba880cd5be92cc3411
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