Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

el Día de los Muertos/万霊節・死者の日

2015-11-06 23:17:04 | 語学
キリスト教では11月1日は万聖節・諸聖人の日el Día de Todos los Santos、そして翌日の11月2日はel Día de los Muertos/万霊節・死者の日。
メキシコではこのel Día de los Muertosが盛大に祝われるのだそうです。街中に仮装した人々、仮装した骸骨さんが音楽と共に溢れるのだそうです。
その日を象徴するカードをメキシコ土産にいただきました。

う、うわ~!!こ、これは、何とインパクトのある骸骨さんでしょう!!
調べたら、これは超有名人もとい超有名骸骨、ポサダが描いた『La Calavera Garbancera 愛しのカトリーナ』。
メキシコの版画家ホセ・グアダルーペ・ポサダは生涯を通して商業的な作品を制作し続けましたが、その芸術的・文化的な価値が死後に再評価され、今では現代メキシカン・アートの先駆者といわれています。子供の頃にポサダの漫画を見て育ったオロスコやリベラといった巨匠たちも、ポサダから多大な影響を受けたと告白しています。~HP”aguila o sol”より

そして、カードを開いて組み立てると現れたのは『オフレンダ』と呼ばれるこの日のための祭壇のポップアップカード。まさに飛び出す祭壇。
階段状になっていてそこに色々なものが並んでいるのを見て、お雛様の段飾りを連想してしまった・・・。
   
来たる12月に公開される『007』の予告編を見ると、そこにメキシコの死者の日の様子が映っている、と教えられて観てみました。これは楽しみ!!

ところで、大分前にメキシコを舞台にした映画を観た時に確かその中でも骸骨が踊っていたような・・・とパンフレットを探してみてわかりました!
それは、岩波ホールで上映されたセルゲイ・エイゼンシュテインの『メキシコ万歳』。
話はすっかり忘れてしまっているのだけれど、その時に記憶の中にしまいこまれていたのは竜舌蘭の広がる乾いた風景と農奴と処刑と骸骨祭り・・・
      
パンフレットより↓

そして、その中で紹介されていた画家ディエゴ・リベラの代表作『アラメダ公園の日曜の午後の夢』の中央部分。
同じ部分をHP”aguila o sol”からお借りしてきました。

左から、少年の日のリベラ、その夫人のフリーダ・カーロ、骸骨のカトリーナ、そしてポサーダが描かれています。
一枚のカードからぱあっと世界が広がった感じ~。
では、最後に骸骨さんが楽しい一曲~♪

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