2008年/アメリカ・ドイツ/124分
原題:The Reader
監督:スティーブン・ダルドリー
原作:ベルンハルト・シュリンク
出演:ケイト・ウィンスレット、レイフ・ファインズ、デヴィッド・クロス、レナ・オリン、アレクサンドラ・マリア・ララ、ブルーノ・ガンツ
ベルンハルト・シュリンク原作の『朗読者』を読んでその重さと深さが衝撃を受け、これだけの作品をどう映画化するのだろうと楽しみでもあり怖くもありだった。公開日は6月19日・・・6と10と9で「朗読」の日!
原作に殆ど忠実で、俳優も素晴らしい。映画としてはとても重厚な作品だと思ったし、この作品でケイト・ウィンスレットがアカデミー賞を受賞したのも納得だった。映像化されたことで地下の石炭の貯蔵室の様子だとかドイツの自然の中をサイクリングする感じなど具体的に色々目で見てわかったのは興味深かった。しかしとどのつまり、すごくいい作品だったけれど結局、原作を越えられない恨みが残ってしまっていた。・・ドイツ語だったら、また違った印象を持ったかも、など思ったり。
で、何となくとぼとぼ帰路についたんだけれど、この日はカメラを持っていたのでユナイテッドシネマ入間の外観と一歩中に入ってエスカレーターを見上げたところを撮ってみました。
でもそれに対してあの内容の濃さ、重厚さ、深さ・・・。作品としては充実してるし、ほんとにいいと思ったのですが、それだけよくても原作を越えられないという思いが残ってしまって・・・。
しかし、重いものをずし~んと残してくれた作品でした。
私も「劇中に出て来た本」読みたくなってます~
「愛を読むひと」も悪くはないんだけど、
ちょっと甘い雰囲気になってしまったかなあ。
>公開日は6月19日・・・6と10と9で「朗読」の日!
あ!これは気が付きませんでした。
これに引っ掛けて公開日を決めたのでしょうかね。笑
(金曜日に公開だったのでこの手の映画では珍しいなー、なんて思ったのでした)
そうそう、劇中に出て来た本。
そして、この原作。
私も読んでみたくなりました~!