Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

ひなげし

2007-02-18 00:39:49 | 日々の雑感・近況
暖冬とはいえ冬は冬、二月は二月。何となく春めくものが恋しい。で・・・
           
ひなげし、ポピー、虞美人草ともいわれるこの花が明るい春の光の中で風に揺れている様子を想像するだけで気持ちがぱあっと広がる。

ひなげしと言えば宮沢賢治の「ひのきとひなげし」、そして同じ花でも虞美人草というと私は夏目漱石の「虞美人草」ではなくて虞美人!
項羽と劉邦の中に出てくる項羽の愛人の虞美人を思います。「虞や虞や汝を如何せん」って項羽が嘆いたんでしょう?そこだけしか覚えてないのがなんですが、これは調べてみたら「垓下の歌」という歌だったんですね。虞美人を愛してたのね~、ってつくづく感じさせる歌ですよね、はあぁ美しいけれど、どこかしらはかなげだというイメージを抱かせる花なのかしらね。
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8 コメント

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ドモドモ-♪ (Puf)
2007-02-18 08:42:26
あ!素敵なバッグですねー!
バッグを持ってお散歩したくなるような、うふ♪
春を感じますよねん。

ひなげし、ポピー、虞美人草・・・
名前によって随分イメージも変わりますね。
こんなにイメージが変わる花もあまりないような気が?
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Puffさま! (rubicone)
2007-02-18 23:54:22
バッグ一つで気持ちが明るくなりますよね~!
冬から一足先に春に衣替えした、っていう感じです。(何だ、かんだって言ったってコートは手ばなせませんものね)

>こんなにイメージが変わる花もあまりないような気が?
ほんとに、そうですよね~。不思議なくらいがらりと受ける感じが変わってきて面白いです。


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おっかのうえ~! (猫姫少佐現品限り)
2007-02-19 01:16:59
あたしはこれだ、、、
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猫姫少佐現品限りさま♪ (rubicone)
2007-02-19 23:22:41
ほっそい声で歌ってましたね~♪
日本風に「ちゃん付け」で呼ぶと彼女の名はアグネス・チャンちゃん・・?なんてマジに思ったりしてました。
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垓下の歌 (わん太夫)
2007-02-21 00:20:56
大学受験のとき、漢文で習いました。懐かしい

確か、司馬遷の史記の中の一文だったのでは?

「力、山を抜き、気、天を覆う・・・」
「・・・時に利あらず・・・騅行かず・・・」

わん太夫は、項羽が好きです。いろいろと野蛮な所がありますが、一途の所があります。
それにひきかえ劉邦は、街のごろつき、女たらし、平気で嘘をつく、約束を守らない。とんでもない人間です。
だからこそ他人には心を広く接する事が出来たのかも・・・
世の中わからないものです。
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わん太夫さま、 (rubicone)
2007-02-22 00:12:46
司馬遷というと史記、そして宮刑を受けたことで発奮して(ほんとかなぁ?)史記を書いたとどっかで読んだことを思い浮かべる私です。
項羽はかっこいい男だったらしいし、生まれもよかったんでしょう?でもその分、プライドも高そう、ですよね~。
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司馬遷の史記 (わん太夫)
2007-02-22 20:41:13
その昔何度も読みましたが、今は殆んど忘れています。
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わん太夫さま、 (rubicone)
2007-02-23 00:02:05
同じく~とほほ・・・。部分部分、所々をうっすらと・・です
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