所沢ミューズ・マーキーホールで「レ・ヴァン・フランセ」を聴く。
出演：『レ・ヴァン・フランセ』E.パユ（フルート）/F.ルルー（オーボエ）/P.メイエ（クラリネット）/R.ヴラトコヴィチ（ホルン）/G.オダン（バソン）/E.ル・サージュ（ピアノ）
プログラム：ケージ；管楽器のための音楽/J.ハイドン；＜ロンドン・トリオ＞2,3番/ベートーヴェン；ピアノと管弦楽のための五重奏曲/プーランク；六重奏曲
（アンコール：トゥイレ；六重奏曲 第二楽章）
大・大・大満足～♪の一夜でした
ミューズのマーキーホールで聴いた音楽会の中で今までで一番印象深かったのは『クラシック・バスカーズ』
、どれだけ時間が経っても忘れられないあの音楽会、でも今夜の『レ・ヴァン・フランセ』もまた同じく忘れられない音楽会となりました。こんな演奏に出会えるなんて、幸せ～
おじさんが6人、でも、この6人のおじさん、凄いんです！！みたいな感じ・・・興奮しました。疾走し語り合い、そして微妙なニュアンスを余すところなく描き出す音楽！！管楽器の表現の幅広さ、豊かさ、自由さ、そこにするすると絡むピアノの音の自然さ
ところで、この日私は生まれて初めて一番前、いわゆる「齧り付き」だったんです。E列だから5列目だと思い込んでいたので・・・いや吃驚
でした！でもこの席って演奏者の様子がほんとによくわかって、面白いというか興味深かったです。音楽の中身とは全く関係ない話なんだけど・・・譜面台にのっている楽譜も、1ページが何段か位までなら見えるし、各奏者の表情、そして手・指もよーく見えました。皆さん、ぽってりした分厚い手そして指でした。（その中では、メイエさんの指が他の方と比べるとちょっとほっそり見えましたが、でもそれはあくまで比較しての話）そして、この席って演奏が始まって客席の灯りが落ちても舞台の灯りで明るいのね！！プログラムも楽々読めちゃう。そして、衣装ね。ネクタイの柄もはっきりわかるんだけど、最初気付かなかったメイエさんの上着、表は真っ黒なんだけど裏がきれいな赤！でした。おっしゃれ～だなあ！！ま、表が黒で内側が赤といえば、ピアノのカバー？・・・なんてことは言いませんとも
それを売るの？売っちゃうの？そんなことってあり・・・？ってこと。
ほんと、仰るように『招待するのはかまわないけど、空席が出るほど、買い占めないで欲しいですよね』です♪
私の友人は、当日券もないといわれたのに、めげずに会場へ行き、招待券の残りを売ってもらったそうな。
招待するのはかまわないけど、空席が出るほど、買い占めないで欲しいですよね。
でもさっ、6人のおじさん、みんな素敵だった～。なんつーか、それぞれが自由で自在で音楽が服着てる、って感じですよね！
＞パユとルルーって、似てない双子
ぷぷっ
メイエは、髪の毛が短くってもとおってもかっこいい
みごとに満席！びっくりです。
メンバーそれぞれ上手なのは以前からですが、アンサンブルとして、ますます円熟してきた感じがしました。まさに一心同体！キモチイイ！
私はお安い３階席でしたので、体を乗り出さないと、舞台の半分しか見られないのですが、大好きなルルー、パユ、ルサージュの３人が一緒に見られて、大満足です。
パユとルルーって、似てない双子みたいですよね。
外見は違うのに、魂は兄弟。
メイエの髪型が変わってて、最初、誰だかわかりませんでした。長髪だから、赤の裏地も似合ってた（？）のに、なんか、まじめっぽい髪型になっちゃって、聖歌隊のＯＢみたい～って友人と話しました。
木管に負けず、リードするルサージュも、好きだあ！！
演奏者の息遣いまで伝わってきますよね
それはそれはよく見えまして、ヴァイオリンの弓を持つ手の形が人によって違うのですね～～
立てて持つ人と、斜めに持つ人と。
どっちがどうだったか忘れましたが、年代の差かな、とその時は思ったような気がします。
指定席だったので贅沢な話ですが、オーケストラは流石に、もうすこし後ろで聴きたいと思いました。
木管アンサンブルそれ自体も好きだし、管楽器とピアノをあわせるのも好きなので、こういう音楽って絶対好きになっちゃうだろうな～って思います
それにしても、素晴らしい席でご覧になったんですね！ますます羨ましい