*公式サイトこちら
2004年/フランス・ベルギー・ルクセンブルク/97分
監督・原作・脚本:ナディーヌ・モンフィス
出演:ミシェル・ブラン/ディディエ・ブルドン/ジョジアーヌ・バラスコ/ほか
原作:「レオン警視」シリーズの中の「MADAME EDOUARD」(マダム・エドワール)
~ベルギーから届いた絵画を巡るキッチュでユーモア溢れるサスペンス~
うわあっというくらい色が溢れるこの映画、それもくっきりした色の洪水!そして、登場する人物がこれでもか、というくらい奇人しか出てこないのだ。段々、奇人って普通じゃんと思えるくらいになってくる。犬までぶつぶつフランス語しゃべってるし・・・。
「サスペンス」とはいうものの、その要素は薄い。(犯人が最後に唐突に出現してきた感否めず)それよりも、人に対する温かい感情が作品を支配している。大笑いはしないけれど、思わずにや~りorくすっとしてしまう不思議なユーモアに溢れて自然に気持ちが和む。またさりげなく、ゲイのイルマが娘と初めて会おうとする時に「ありのままの姿で会う!男を装う事は今までの自分を否定しすることになるから!」と語る言葉に人生に対しての前向きな勇気を感じたりする。ただ、もうちょっと一人一人の人物について掘り下げて描いて欲しかったかも。
思い切って隙間時間で見たのだが明るい気分になりました
そういえばコピーの「キッチュ」が今一つ分かってなかったのだが、Wikipediaの解説を見て納得した。 *Wikipediaキッチュ
2004年/フランス・ベルギー・ルクセンブルク/97分
監督・原作・脚本:ナディーヌ・モンフィス
出演:ミシェル・ブラン/ディディエ・ブルドン/ジョジアーヌ・バラスコ/ほか
原作:「レオン警視」シリーズの中の「MADAME EDOUARD」(マダム・エドワール)
~ベルギーから届いた絵画を巡るキッチュでユーモア溢れるサスペンス~
うわあっというくらい色が溢れるこの映画、それもくっきりした色の洪水!そして、登場する人物がこれでもか、というくらい奇人しか出てこないのだ。段々、奇人って普通じゃんと思えるくらいになってくる。犬までぶつぶつフランス語しゃべってるし・・・。
「サスペンス」とはいうものの、その要素は薄い。(犯人が最後に唐突に出現してきた感否めず)それよりも、人に対する温かい感情が作品を支配している。大笑いはしないけれど、思わずにや~りorくすっとしてしまう不思議なユーモアに溢れて自然に気持ちが和む。またさりげなく、ゲイのイルマが娘と初めて会おうとする時に「ありのままの姿で会う!男を装う事は今までの自分を否定しすることになるから!」と語る言葉に人生に対しての前向きな勇気を感じたりする。ただ、もうちょっと一人一人の人物について掘り下げて描いて欲しかったかも。
思い切って隙間時間で見たのだが明るい気分になりました
そういえばコピーの「キッチュ」が今一つ分かってなかったのだが、Wikipediaの解説を見て納得した。 *Wikipediaキッチュ
先ほどは、TB、コメントをありがとうございました。
何だか不思議な可笑しさのある映画でしたね。
謎解きのサスペンスでもあり、変な人たちの人間模様を描いているようでもあり・・・
墓地の中で家庭菜園をしたり
クールな警視が実は編み物が趣味だったり。
ツボがたくさんあって書き切れません!ウフ
ラストのオマケもシュールに笑えましたです
きっと監督の意図もそういうところにあるんだと思います。みんな普通人のつもりでいるけど、よくよく見れば、それぞれに変なところがあるもんだと。そして、それを“個性”と呼びかえることが出来たとき、「人に対する温かい感情」に達するのだと思います。
とは言え、現実世界でそううまくいかないからこそ、成立している映画。ジレンマ。
何だか、可笑しかったですよね。
この映画、最後にあんな映像があるなんて!ぷふっ
多分、誰も灯りが点くまで席を立たなかったと思います。何かあるに違いないと、思ったのでしょうか!!
私は全く予想外だったので、腰がくだけました!
とにかく登場人物に、いわゆる普通の人が一人もいないのですものね!!
妙なんですが、ほんと、元気になりました!
本当にそうですよね。
わたしだってきっと、周りから変わっているな~と思われている部分、多々あると思いますもん
学生時代まではある程度自分と気が合う人とだけつきあっていても成り立つけれど、社会に出たら「世の中いろんな人がいるもんだ」と思いますしね。
でも、「受け入れる」と「無関心」は別物なので、そのへんが現実的には難しいかもしれません。
ということでTBさせていただきました。
今後ともよろしくです~
えへへ~と、妙ーな笑いがこみ上げる不思議な映画、シュールな作品でしたよね。
こちらこそ、よろしく!です。遊びにいきますね!
≫うわあっというくらい色が溢れるこの映画、それもくっきりした色の洪水!
確かに。とっても色彩が綺麗な作品でした。不思議な世界観に風変わりな人々、センスのよいものに囲まれて、なんだかすごくほんわかした気持ちになる映画でしたね。睦月は大好きな作品です。
それと。
キッチュの意味・・・とても参考になりました!
では、また遊びにきますね。またのご訪問お待ちしてまーす!!
チラシからして、あのピンクですもの
うふふ、って感じでしたよね。
こちらこそ、よろしく~!
ご親切にコメントまでいただきまして、
本当にありがとうござました!
「キッチュ」って久しく聞かなかった言葉でしたが、
確かにこの作品を簡単に表現するなら、
まさしく「キッチュ」!でした。
思い出すと、なぜか「にま~」となってしまいます。
でも伽羅さまのイアリングの解説、すごくいいですよねそうそう、そうだった!と思いながら拝見しました。