去る6月26日、友人たちが歌うというので(4人の歌手のうち2人)女声四重唱による『夢見る子豚のコンサート』を早稲田奉仕園スコットホールで聴いた。
プログラムは第1部がグランチーニ;ドゥルチス・クリステ、メンデルスゾーン;3つの二重歌曲集Op.77より1曲、6つの二重歌曲Op.63より2曲、そして作品番号なしの二重唱曲より2曲、シューマン;ロマンス第二集Op.91
第2部はブラームス:アヴェ・マリアOp.12、ホルスト;リグ・ヴェーダより合唱賛歌・第3群Op.26-3
第1部、2部ともにたいそう意欲的で充実した構成の音楽会だった。
そしてアンコールは・・・アカペラで木下牧子;ロマンチストの豚
コーラス4人+指揮者+ピアニスト全員勢揃いでの合唱で楽しくこの演奏会が締めくくられた。
コロナに翻弄されているこの3年だけれど、プログラムに書かれていた
「歌っててよかった!歌えるよ、みんな!」
という一文に込められた静かな情熱と思いの深さをしみじみ感じて胸が一杯になる。
ところで、この音楽会の開催された早稲田奉仕園スコットホールは2022年1月に100周年を迎えた[東京都選定歴史的建造物]に指定されており、歴史を感じさせる落ち着いた雰囲気の建物だ。
こんな感じ↓
ホール入り口、ホール内部。
設置されているオルガン、窓、二階席もあり。
地階から1階に上る階段から上を見上げる。
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