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東京ジャーミー(代々木上原)で開催された一日限りの『新作手織り絨毯展』を見た。とにかくその美しいこと、精緻なこと、そこに描かれる世界に魅惑された。まさに手で織り出される宝石であり、芸術品
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ペルシア絨毯、パキスタン、インド、アフガニスタン、トルコなどの国々の新作手織り絨毯が東京ジャーミーの1階会場いっぱいに展示され、その量と美に圧倒された。
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気が遠くなるような時間と労力をかけて織り上げられる一枚の絨毯。視力のよい手先の器用な若い女性が織っていくという。また大きいものは肩幅分ずつ何人かが並んで織っていくのだそうだ。
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会場内では、絨毯を織る様子も・・・。
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絹の絨毯、羊毛の絨毯、どちらも美しい。
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この展覧会はたまたま招待券をいただいたので見に行ったのだが、こんなに多様で美しいとは!いや、値段もすごいなぁ~、と思ったけど。
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もともとこうした絨毯は遊牧民の一家の女性が、家族の健康を守るために織ったものだそうだ。
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見ていて飽きない。そこに描き出された空を地上を、人間を動物を植物を感じて・・。
下のものは宮殿の庭をあらわしており、四角の周りは水路でそこに魚が描かれている。
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絨毯の模様をよく見ると・・・おや、ミモレット!(モスクの尖塔)
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模様が楽しくエキゾチックで見ていて飽きない。絹のは光の反射で見る場所によって色が違うんですよねぇ。ブルーに見えたりうすピンクに見えたりと。
私もペルシャ絨毯すきなんですぅ。
沢山のいい作品を見られてよかったですね。
せめて玄関マットに欲しいなあと、高いしなあーと思っていたら人からフェイラーをもらって今は我慢しているところです。
このあたりの地域から、ヨーローッパにも絨毯は広がっていったとの話でした。
色が褪せてきたりしたら、15年に1回くらい絨毯を桐の箪笥を削るようにさあっと削ると、また元の色が蘇るのだそうです。また、修理もいつでもできるものなのだそうです。
しかし、すごい値段にも度肝を抜かれました。ここに掲載している大きいものは1800万円強!はああ~、そっちにもため息でした。