Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

うたうおばけ

2023-06-24 22:28:05 | 

著者:くどうれいん(工藤玲音)

出版社:書肆侃侃房

失恋してラーメン屋に喪服でやってきたミオ、「ビニニでもバナナ」と大発見したのんちゃんとゆーきちゃん、暗号でしか告白できないスズキくんなど個性的な「ともだち」がぞくぞく登場!「web侃づめ」の大人気連載に大幅増補の全39編。おだやかにかわいい百鬼夜行。~「BOOK」データベースより

 

この本も前出の島田潤一郎さんの『電車の中で本を読む』で紹介されていた本である。

著者の名前も出版社の名前も初めて目にするものばかりだったが、「うたうおばけ」って?と心にひっかっかったのがこの本に惹かれた最大の理由だった。

読み始めると一編一編が面白くてついつい手が止まらなくなる。

ふと赤染晶子著「じゃむパンの日」を読んで衝撃を受けた日のことを思い出していた。

2冊は全く違うのにもかかわらず、しかしどちらも文章が素晴らしく、頁をめくると次々読み進めたくなるのは全く同じようだと感じた。

それで、この本の後に読もうと彼女の新刊「桃を煮るひと」を既に用意してある

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