Casa de lápiz:鉛筆庵

鉛筆庵に住む鍵盤奏者が日々の生活の徒然・音楽などを綴ります。

月曜日に乾杯

2005-08-28 00:19:09 | 映画 か行
* ちょっとヴェニスへ行ってきます*

2002年/フランス=イタリア/カラー/1:1.66/ドルビーSRD/127分/

監督・脚本:オタール・イオセリアーニ
出演:ジャック・ビドゥ
アンヌ・クラフツ=タラナフスキー
ナルダ・ブランシェ

月曜日に乾杯公式サイト

フランスの小さな村に住むヴァンサンは、朝5時に起き、車や電車を乗り継いで工場に通う毎日。仕事は単調でタバコも吸えない。帰宅する彼を待つ家族は(母と妻と2人の子ども)誰も彼を相手にしない。毎日毎日、永遠に続くかと思われるほどの退屈な日々の連続・・・!ところがある日、ヴァンサンは工場に入るのをやめて、突然旅に出る決心をする。まず病気の父親を訪ね、それから列車でヴェニスへ。

同じ事を繰り返す毎日に、ふと飽きること。そしてそこから逃げ出したくなるような息苦しさを感じること。でも結局その中であがいているのが、現実!

でもヴァンサンは映画の中でそれを実現して見せてくれる。だけど、逃げ出した先でも人々は今の今まで彼がいた世界と同じ思いで暮らしている、それが生きるってことなのかあ!
でも、外の世界を見て帰ってきたヴァンサンは、行く前と何にも変わってないはずの元の生活を新鮮に感じられるようになっている!!光のあて方をちょっと変えて見るだけで、気持ちの持ちようをちょっと帰るだけで、慣れていたはずのものが新鮮なものに変わるのだ
見終わってなんかしら胸の中を涼しい風が吹き抜けていくのを感じていた
*DVDにて鑑賞
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2 コメント

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TBありがとうございました★ (Sekino☆そら)
2005-09-03 01:46:46
はじめまして。Sekino☆そらといいます。

遅くなりまして、TBありがとうございました。

鑑賞されているシネマが、ボクとどことなく似ている感じがしたのが印象的でした。

この作品透明感があってステキですよね。

音楽はもちろん、美術芸術、植物まで幅広く興味を持っていらっしゃるようで楽しいブログですね。

またお邪魔させてください★

こちらの方にもぜひ寄ってください。

どうもありがとうございました。

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何となく~ (rubicone)
2005-09-03 23:55:51
Sekino☆そら様、こんばんは。コメントありがとうございます。



そうなんです!この作品に何となく心惹かれてしまうのは、その透明感のせいなのでしょうね。ヴァンサンいいなあ・・・



ちょこちょこ遊びに行って、楽しませております空の様々な表情、素晴らしいです。

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