6月だというのに、夏至が過ぎたばかりだというのに、真夏のような暑さの続く日々。
梅雨の季節だなんて、梅雨はどこに行ったのでしょう。
季節に合わせて玄関に置いているものを取り替えた。
黒地に鮮やかな赤いハイビスカスが描かれた琉球塗りの漆器の皿。
地のつや消しの黒に緑の葉と赤い花が映えて静かな夏の感じ。
子どもの時分、梅雨はしとしと細い雨が一日中降っていた気がする。
そんな梅雨の間には妙に寒い時もあって、そんな時には梅雨寒なんて言葉を使っていたっけ。
そんなことをふと思い出す暑い日。